5月28日は何の日?
5件の記念日があります
由来・理由
江戸時代、隅田川での船遊びが許された納涼花火解禁期間の開始日(両国川開き)に、花火師の鍵屋・玉屋が自身の花火の宣伝を目的に大々的に花火を打ち上げたことに由来するとされる。かつては「1733年(享保18年)に疫病・飢饉の犠牲者を慰霊する水神祭で花火が奉納された」という由来説が広く語られてきたが、この説は明治中期から昭和初期にかけて後年に形成された伝承であり、史実とは異なることが指摘されている。
雑学・小話
隅田川花火大会の起源をめぐっては、長らく「1732年(享保17年)の大飢饉・疫病流行の犠牲者を慰霊するため、翌1733年に幕府が水神祭を催し花火を奉納した」という話が広く語られてきた。しかし近年の研究では、この由来説は明治中期から昭和初期にかけて徐々に形成された後年の創作であり、当時の史料とは食い違うことが指摘されている(たとえば日本国内でのコレラ流行は1822年が最初で、1732年に流行したとする記述は事実に反する)。実際には、隅田川での納涼が許される期間の開始日(川開き)に、花火師「玉屋」と「鍵屋」の二大家元が自らの花火の宣伝を目的に大掛かりな花火を打ち上げたことが起源とされる。両者が隅田川を舞台に競い合ったことから、観客が「た〜まや〜」「か〜ぎや〜」と声を上げる風習が生まれたと伝えられる。現在の隅田川花火大会は毎年7月下旬に開催され、例年約100万人以上の観客が訪れる東京の夏の風物詩だ。江戸時代に生まれた「花火師」という職人文化は現代まで継承され、日本の花火は「玉」と呼ばれる球形の打ち上げ花火の精巧さと色彩美において世界屈指と評されている。
制定:エスポートミズノ(株式会社ミズノ直営店)
由来・理由
1927年(昭和2年)5月28日、横浜の程ヶ谷カントリー倶楽部で第1回全日本オープンゴルフ選手権が開催されたことにちなむ記念日。ミズノ株式会社の直営店エスポートミズノが制定した。
雑学・小話
1927年5月28日〜29日、横浜市保土ヶ谷区の程ヶ谷カントリー倶楽部(1922年開場、日本初の本格的選手権コース)を舞台に、第1回全日本オープンゴルフ選手権が開催された。プロ5名とアマチュア12名が参加した記念すべき初大会で、アマチュアの赤星六郎が優勝を飾った。その後この大会は「日本オープンゴルフ選手権」と改称され、現在も毎年秋に開催される国内最大の権威ある競技として続いている。日本にゴルフが伝わったのは1901年(明治34年)、イギリス人実業家アーサー・ヘスケス・グルームが神戸・六甲山にコースを設けたのが始まりとされる。当初は富裕層や外国人の社交スポーツだったが、1960〜70年代の高度経済成長期に企業接待文化と結びついて一気に大衆化。現在日本のゴルフ場数は約2,200か所と世界最多水準で、老若男女が楽しめるスポーツとして定着している。
由来・理由
1961年5月28日、英国の弁護士ピーター・ベネンソンが新聞紙上に「忘れられた囚人たち」と題した記事を発表し、国際的な人権擁護組織「アムネスティ・インターナショナル」の活動が始まったことにちなむ記念日。
雑学・小話
1960年、ポルトガルの独裁政権下でワインを飲みながら自由を祝った2人の学生が逮捕・投獄されたというニュースを読んだ英国の弁護士ピーター・ベネンソン(1921〜2005年)は深く憤慨した。彼は1961年5月28日、英紙『オブザーバー』に「忘れられた囚人たち」という記事を発表し、世界各地の政治犯・良心の囚人への手紙と署名を呼びかけた。この記事への反響は予想をはるかに超え、世界中から支持が集まり、国際的な人権NGO「アムネスティ・インターナショナル」へと発展した。現在は161か国以上に1,000万人を超える会員・支持者を擁する世界最大級の人権組織となっている。1977年にはノーベル平和賞、1978年に国連人権賞を受賞。アムネスティは拷問禁止・死刑廃止・難民保護・表現の自由などを訴え、今日も不当に拘束された人々の釈放を求めるキャンペーンを続けている。一個人の怒りと共感が世界を変えたこの出発点は、市民社会運動の歴史における画期的な転換点とされている。
制定:株式会社ファクトリージャパングループ(2017年)
由来・理由
「こ(5)つ(2)ばん(8)=骨盤」の語呂合わせから、ボディメンテナンスサロンを展開する株式会社ファクトリージャパングループが2017年に制定した記念日。日本記念日協会認定。骨盤ケアと予防医療の大切さを広める。
雑学・小話
骨盤は左右の腸骨・恥骨・坐骨(これらが合わさって寛骨を形成)と仙骨・尾骨から構成される、体の中心に位置する大きな骨格だ。骨盤が歪んだり開いたりすると、腰痛・肩こり・O脚・X脚・生理不順・内臓下垂など多様な不調につながるとされ、近年は整体・ピラティス・ヨガなどで「骨盤矯正」の需要が高まっている。特に出産後の女性は骨盤が開きやすいため、産後ケアとして骨盤ベルトの使用や骨盤底筋トレーニングが推奨されている。現代人はデスクワークや長時間のスマホ操作で骨盤が後傾した「猫背座り」になりがちで、これが慢性腰痛の大きな原因になると整体師や理学療法士が指摘している。ファクトリージャパングループはこの記念日を通じ「自分の骨盤を意識する一日」として全国のサロンで姿勢チェックや骨盤体操の無料体験を実施。予防医療・セルフケアの啓発に取り組んでいる。
制定:一般社団法人日本コインランドリー連合会(2024年)
由来・理由
「コ(5)インランドリーで、ふわ(28)ふわ」の語呂合わせから、一般社団法人日本コインランドリー連合会が2024年に制定した記念日。日本記念日協会認定。乾燥機で衣類や布団がふわふわに仕上がるコインランドリーの魅力と業界の発展を広く知ってもらうことを目的とする。
雑学・小話
日本のコインランドリーは1960年代に登場し、当初は洗濯機を持てない下宿生や単身労働者向けの施設だった。しかし2010年代以降、乾燥機能の高さ・大型衣類(布団・毛布・カーペット)の洗濯需要・共働き家庭の時短ニーズなどを背景に急速に普及し、現在は全国に約2万5,000店以上が存在する。現代のコインランドリーはガス式大型乾燥機を備え、家庭用洗濯機では難しかった布団の洗濯・乾燥が1〜2時間で完了するほか、60〜80℃の高温乾燥でダニや雑菌を除去できる衛生面のメリットも注目されている。最近は内装をおしゃれにし、カフェ併設型や漫画が読めるラウンジ型の店舗も増え、待ち時間を楽しむ「コインランドリーカフェ」という新業態も生まれた。コロナ禍以降は感染症対策の観点から衛生意識が高まり、布団の丸洗い需要がさらに増加。日本コインランドリー連合会はこの記念日を通じ、業界の発展と認知向上を図っている。
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