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68日は何の日?

4件の記念日があります

世界海洋デー自然・環境

制定:国際連合(2008年)

由来・理由

1992年にブラジル・リオデジャネイロで開催された地球サミットでカナダが「海と人とのつながりを祝う日」を提案し、2008年12月の国連総会決議で6月8日を「世界海洋デー(World Oceans Day)」として正式制定。毎年テーマを設定し、世界100か国以上でイベントが開催される。

雑学・小話

海は地球の表面積の約71%を覆い、光合成をおこなう植物プランクトンによって地球全体の酸素の約50%を生産する。海洋は大気よりも多くの炭素を蓄えており、温室効果ガスを吸収するという意味でも地球の気候を安定させる重要な役割を担っている。しかし現在、海洋プラスチックごみ・気候変動による水温上昇・サンゴの白化・漁業資源の乱獲など多くの危機に直面している。2050年には海洋中のプラスチックの重量が魚の重量を超えるという試算もあり、国際社会は海洋保護区の拡大や漁業管理の強化に取り組んでいる。日本は四方を海に囲まれ、漁業・海女文化・定置網・旬の魚文化など「海と共に生きてきた民族」としての豊かな歴史を持つ。世界第6位の排他的経済水域を持つ海洋国家として、日本の取り組みは国際的にも注目されている。

学校の安全確保・安全管理の日社会・国際

制定:大阪府教育委員会

由来・理由

2001年(平成13年)6月8日、大阪教育大学附属池田小学校で発生した児童無差別殺傷事件で8名の児童が犠牲になったことを受け、大阪府教育委員会が6月8日を「学校の安全確保・安全管理の日」と定め、教育現場での危機管理体制の見直しと啓発を続けている。

雑学・小話

2001年6月8日10時頃、大阪府池田市の大阪教育大学附属池田小学校に侵入した男により、1・2年生の児童8名が犠牲となり、教職員を含む15名が重軽傷を負うという痛ましい事件が発生した。この事件は日本の学校安全管理に大きな転換点をもたらした。それ以前の学校は地域に開かれた場所という観点から門扉を開けっぱなしにする学校も多かったが、事件後は来校者名簿の記録・インターホンや防犯カメラの設置・校門の常時施錠などが全国で急速に広まった。文部科学省はスクールガード(学校安全ボランティア)制度を設け、地域住民が登下校を見守る体制づくりを推進した。附属池田小学校は現在、学内に「安全教育研究所」を設置し、防犯訓練の方法や危機管理マニュアルを全国の学校に発信し続けている。6月8日には全国各地の学校で追悼行事と安全点検が行われ、二度と同じ悲劇を繰り返さないという誓いが受け継がれている。

成層圏発見の日文化・芸術

由来・理由

1898年(明治31年)6月8日、フランスの気象学者テスラン・ド・ボールが観測用気球を使った大気測定で、高度約12km以上に気温が一定となる層(成層圏)があることを確認したとされる日にちなむ。ただし彼がこの発見を科学アカデミーに正式に報告したのは1902年4月28日であり、「6月8日」を記念日とする明確な典拠は判然としないとされる。

雑学・小話

テスラン・ド・ボールは1890年代から観測用気球に気象測定器を搭載して大気の温度変化を調べていた。常識では「高くなるほど温度が下がる」と思われていたが、高度約10〜12kmを境に急に気温が一定になる層があることを発見し、これを「対流圏(troposphere)」と「成層圏(stratosphere)」と命名した。成層圏はオゾン(O₃)が集中する「オゾン層」を含んでおり、太陽から降り注ぐ有害な紫外線の大部分を吸収し、地球上の生命を守っている。1980年代にフロン(CFC)ガスによるオゾン層破壊が深刻な問題となったが、1987年の「モントリオール議定書」によってフロンの製造・使用が国際的に規制され、現在オゾン層は少しずつ回復しつつある。地球環境問題において「国際社会が協力して解決に成功した数少ない例」として評価されている。現代ではジェット旅客機が成層圏直下を飛行しており、テスラン・ド・ボールが観測用気球で飛ばした「空の世界」は今や何億もの人が利用する航路の舞台となっている。

ルンバの日企業・業界

制定:アイロボットジャパン合同会社(2015年)

由来・理由

6月8日を「608」と読み「ル(6)ン(0)バ(8)」の語呂合わせにちなみ、ロボット掃除機「ルンバ(Roomba)」の認知拡大と正しい使い方の普及を目的にアイロボットジャパン合同会社が制定。日本記念日協会認定。

雑学・小話

ルンバを製造するアイロボット社(米国マサチューセッツ州)は、もともとMITの研究者たちが地雷除去・宇宙探査用ロボットを開発してきた技術者集団だった。その技術を家庭向けに転換し、2002年に世界初の量産型ロボット掃除機「ルンバ(Roomba)」を発売した。当初は「本当に部屋をきれいにできるのか」と懐疑的な声もあったが、センサーと自律走行アルゴリズムの進化により実用性が高まり、世界中の家庭に普及するグローバルブランドに成長した。日本では「ロボット大国」として家庭用ロボットへの期待値が高く、ルンバは早くから人気を集めた。近年はカメラ・AIによる家具の識別・マッピング機能が強化され、スマートフォンのアプリから操作・スケジュール設定も可能になるなど、スマートホームの中核を担う存在へと進化している。

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