8月26日の記念日
イギリスの名車Miniバースデーの日
カテゴリ
由来・理由
1959年8月26日、イギリスの自動車グループ、ブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が、小型車「Mini(ミニ)」を「オースチン・セブン」「モーリス・ミニ・マイナー」という2つのブランド名で発表したことにちなむ。開発の背景には1956年のスエズ動乱による燃料価格高騰があり、BMC会長レナード・ロードが経済的な小型4人乗り車の開発を指示したとされる。設計を率いたのは技術者アレック・イシゴニスで、エンジンを横向きに置いてトランスミッションをその下に収め、前輪を駆動させる方式を採用することで、限られた車体に広い室内空間を実現したという。愛知県小牧市でMini専門店を営む有限会社キングスロード(1994年創業)が制定し、日本記念日協会に登録されている。
雑学・小話
ミニは、小さな車体ながら大人が快適に乗れる室内空間をもつ、画期的な小型車として登場したと伝えられる。1960年にはウィンザー城の敷地内でエリザベス2世女王がミニに試乗する機会があったと伝えられるほか、ビートルズのメンバーらにも愛用されたとされ、幅広い層に人気が広がっていった。 その独創的な設計は、レースの舞台でも力を発揮した。ミニ・クーパー/クーパーSは1964年・1965年・1967年の3度、モンテカルロ・ラリーで総合優勝を果たし、排気量で勝る大型車を相手に善戦したことで知られる(1966年は総合優勝相当の成績ながら、補助灯に関する規定違反で失格となっている)。 発表から60年以上を経た今も、ミニは世界中に多くの愛好家をもつ車として知られる。日本国内でも旧年式の個体を専門に扱う店があるほど、古いモデルを大切に乗り継ぐ文化が根づいているとされる。この記念日は、小さな車体に込められた設計者の工夫と、長く愛され続けてきた名車の歴史に思いをはせる一日といえる。