8月26日は何の日?
11件の記念日があります
由来・理由
1789年8月26日、フランス革命のさなかに憲法制定国民議会が「人間と市民の権利の宣言」(フランス人権宣言)を採択したことにちなむ。人は生まれながらに自由で平等な権利をもつ、とうたった全17条の宣言とされる。
雑学・小話
フランス人権宣言は、すべての人が生まれながらにして自由であり、権利において平等であるという考えを高らかに示した文書だとされる。身分や生まれによって人の上下が決められていた時代に、これは大きな転換点になったと伝えられる。 宣言には、自由や所有、安全、圧政への抵抗といった権利のほか、言論や表現の自由なども盛りこまれていたといわれる。一人ひとりの権利は他人の権利を侵さない範囲で認められる、という考え方も示され、近代の人権思想の土台のひとつになっていった。 ここでうたわれた理念は、のちに世界各地の憲法や、国際連合の世界人権宣言などにも影響を与えたとされる。この記念日は、いまでは当たり前のように語られる「人権」という言葉の重みと、その歩みのはじまりに思いをはせる一日といえる。
由来・理由
1909年8月26日、ドイツの小学校教師リヒャルト・シルマンが、生徒たちと出かけた遠足の途中で暴風雨に見舞われ、近くの小学校に泊めてもらったことにちなむとされる。これがユースホステル創設の着想につながったと伝えられ、「シルマンデー」とも呼ばれる。
雑学・小話
ユースホステルは、若者をはじめ多くの人が安い料金で泊まれる、旅の宿泊施設だとされる。その始まりは、生徒を連れた遠足の途中で激しい雨に降られ、たまたま学校に泊めてもらった一人の教師の体験にあると伝えられる。 このとき教師のシルマンは、若い人が気軽に各地を歩き、自然や土地の文化にふれられるような、安心して泊まれる宿があればよいと考えたといわれる。やがてその思いは形になり、ドイツから世界各地へと広まっていった。 ユースホステルは、利用する人どうしが交流できる場としても親しまれてきた。見知らぬ旅人どうしが言葉をかわし、旅の情報を分け合う光景は、この宿ならではのものとされる。この記念日は、旅と出会いを支えてきた仕組みの始まりをふり返る一日といえる。
由来・理由
1993年(平成5年)8月26日、東京港に架かる吊り橋「レインボーブリッジ」が開通したことにちなむ。芝浦地区とお台場のある臨海副都心とを結ぶ橋で、東京湾岸の景色を代表する存在のひとつとされる。
雑学・小話
レインボーブリッジは、東京港をまたいで都心と臨海部を結ぶ大きな吊り橋だとされる。橋は二層構造になっており、上の段に首都高速道路、下の段に一般道路や新交通システム、歩道が通るという、特徴ある造りで知られる。 「レインボーブリッジ」という名は、夜になると橋がさまざまな色の光に照らされることにちなむと伝えられる。白くライトアップされる日もあれば、季節やイベントに合わせて彩りが変わることもあり、湾岸の夜景に欠かせない眺めになっている。 橋からはお台場や東京湾を見わたすことができ、歩いて渡ることもできるとされる。開通以来、人や車の行き来を支えるとともに、東京の風景を象徴する場所として親しまれてきた。この記念日は、海辺の街をつなぐこの橋の歩みに目を向けてみる一日といえる。
制定:国(内閣府所管、活動火山対策特別措置法の改正。2023年6月16日公布・2024年4月1日施行)(1911年)
由来・理由
1911年(明治44年)8月26日、長野県の浅間山西南西山腹(通称・湯の平)に日本で最初の本格的な火山観測所「浅間火山観測所」が設置されたことにちなむ。2023年(令和5年)6月16日に公布された活動火山対策特別措置法(活火山法)の改正により8月26日が「火山防災の日」と定められ、2024年(令和6年)4月1日に施行された。国民の祝日(法定休日)ではなく、火山防災への関心と理解を広めるための国の記念日とされる。
雑学・小話
1909年頃から浅間山で噴火が相次いだことを受け、長野県知事が文部省の震災予防調査会に調査を依頼し、1911年8月26日、長野県の予算と長野測候所(現・長野地方気象台)の協力により連続観測が始まった。これが日本初の近代的な火山観測とされ、1923年には南麓に「浅間火山追分観測所」も設けられている。2023年の法改正では、火山防災の日の制定に加え、文部科学省に「火山調査研究推進本部」を新設して観測・調査・研究を一元的に進める体制も整えられた。改正法は、この日に防災訓練など趣旨にふさわしい行事を実施するよう努めることを定めている。日本には活火山が111あり、うち51火山を気象庁が24時間体制で常時観測しているとされるが、噴火の時期を正確に予測するのは今なお難しいとされる。だからこそ日ごろの備えと知識が欠かせず、この記念日は火山とともに暮らすことの意味を、あらためて考える機会となっている。
火山防災の日の単独ページを見る →制定:株式会社資生堂
由来・理由
「パパ(8)フ(2)ロ(6)」と読む語呂合わせにちなむ。父親の育児参加をすすめ、パパと子どもが一緒にお風呂に入る時間を応援したいという思いがこめられているとされる。日本記念日協会に登録されている。
雑学・小話
一日の終わりに親子で湯ぶねにつかる時間は、ただ体を清めるだけでなく、ふれあいや語らいのひとときにもなるとされる。とくに、仕事などで日中はなかなか子どもと過ごせない父親にとって、お風呂は身近に向き合える場になりうると伝えられる。 この記念日は、父親が育児に関わるきっかけのひとつとして、入浴という日常の場面に目を向けている。湯気のなかで交わす何気ない会話や、体を洗ってあげるやりとりは、子どもにとっても安心できる時間になるといわれる。 育児は特別なことばかりではなく、こうした毎日のくり返しの積み重ねでもある。この記念日は、忙しさのなかでも親子でふれあえるひとときを大切にしてみよう、と呼びかける一日といえる。
制定:株式会社コナミデジタルエンタテインメント(2016年)
由来・理由
「パワ(8)プロ(26)」と読む語呂合わせにちなむ。野球を題材にした人気ゲームシリーズ「実況パワフルプロ野球(パワプロ)」を、より多くの人に楽しんでもらいたいという思いから制定されたとされる。日本記念日協会に登録されている。
雑学・小話
「パワプロ」の愛称で親しまれるこのゲームは、頭身を低くデフォルメした選手キャラクターが特徴の、野球を題材にした作品だとされる。実際の試合のように操作を楽しめるだけでなく、選手を育てたり、チームを運営したりと、さまざまな遊び方ができることで知られる。 シリーズは長く続いており、世代をこえて親しまれてきたと伝えられる。野球のルールにくわしくない人でも気軽に遊べるとされ、ゲームをきっかけに野球そのものに興味をもつ人もいるといわれる。 まるい顔の選手たちが躍動する画面は、シリーズの顔としてすっかり定着している。この記念日は、ゲームを通じて野球の楽しさにふれ、画面のなかの一球一打に夢中になるひとときを味わってみる一日といえる。
制定:有限会社キングスロード
由来・理由
1959年8月26日、イギリスの自動車グループ、ブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が、小型車「Mini(ミニ)」を「オースチン・セブン」「モーリス・ミニ・マイナー」という2つのブランド名で発表したことにちなむ。開発の背景には1956年のスエズ動乱による燃料価格高騰があり、BMC会長レナード・ロードが経済的な小型4人乗り車の開発を指示したとされる。設計を率いたのは技術者アレック・イシゴニスで、エンジンを横向きに置いてトランスミッションをその下に収め、前輪を駆動させる方式を採用することで、限られた車体に広い室内空間を実現したという。愛知県小牧市でMini専門店を営む有限会社キングスロード(1994年創業)が制定し、日本記念日協会に登録されている。
雑学・小話
ミニは、小さな車体ながら大人が快適に乗れる室内空間をもつ、画期的な小型車として登場したと伝えられる。1960年にはウィンザー城の敷地内でエリザベス2世女王がミニに試乗する機会があったと伝えられるほか、ビートルズのメンバーらにも愛用されたとされ、幅広い層に人気が広がっていった。 その独創的な設計は、レースの舞台でも力を発揮した。ミニ・クーパー/クーパーSは1964年・1965年・1967年の3度、モンテカルロ・ラリーで総合優勝を果たし、排気量で勝る大型車を相手に善戦したことで知られる(1966年は総合優勝相当の成績ながら、補助灯に関する規定違反で失格となっている)。 発表から60年以上を経た今も、ミニは世界中に多くの愛好家をもつ車として知られる。日本国内でも旧年式の個体を専門に扱う店があるほど、古いモデルを大切に乗り継ぐ文化が根づいているとされる。この記念日は、小さな車体に込められた設計者の工夫と、長く愛され続けてきた名車の歴史に思いをはせる一日といえる。
イギリスの名車Miniバースデーの日の単独ページを見る →制定:シャフト株式会社(2017年)
由来・理由
「パ(8)ズ(2)ル(6)」と読む語呂合わせにちなむ。写真をもとに、世界にひとつだけのジグソーパズルをつくるサービスの魅力を広めることを目的に制定されたとされる。日本記念日協会に登録されている。
雑学・小話
ジグソーパズルは、ばらばらのピースを少しずつ組み合わせ、一枚の絵を完成させていく遊びだとされる。手持ちの写真からつくるオリジナルのパズルは、家族やペットの姿、思い出の風景などを、自分だけの一枚に仕立てられるのが魅力だと伝えられる。 ピースをひとつずつ当てはめていく時間は、集中とともにゆったりとした楽しさをもたらすといわれる。完成したときの達成感もあり、できあがったパズルはそのまま飾って楽しむこともできるとされる。 赤ちゃんの誕生や記念日の思い出を形にしたり、贈りものとして用いられたりすることもあるという。この記念日は、一枚の写真がピースに分かれ、また手作業でひとつの絵に戻っていく――そんなパズルならではの楽しみ方に目を向ける一日といえる。
制定:株式会社スポーツワン
由来・理由
「バ(8)ブル(26)」と読む語呂合わせにちなむ。大量の泡(バブル)に包まれながら走るランニングイベント「バブルラン」を、多くの人に知ってもらい体験してもらうことを目的に制定されたとされる。日本記念日協会に登録されている。
雑学・小話
バブルランは、タイムや順位を競うのではなく、もくもくとわき出る泡のなかを走り抜けて楽しむ、新しいかたちのランニングイベントだとされる。全身を真っ白な泡に包まれながら進む光景は、ふだんの運動とはひと味ちがった体験になると伝えられる。 走ることが得意でない人や、小さな子ども連れでも気軽に参加できるよう工夫されているといわれる。音楽やステージの演出と組み合わせて行われることもあり、走るというよりお祭りのような雰囲気で楽しめるのが特徴とされる。 仲間や家族とともに泡まみれになりながら過ごす時間は、笑顔のあふれるひとときになるという。この記念日は、運動を「がんばるもの」ではなく「楽しむもの」としてとらえ、体を動かす喜びにふれてみる一日といえる。
制定:株式会社トラベルマネジメントシステム(2021年)
由来・理由
「ハ(8)ニー(2)ムーン(6)」と読む語呂合わせにちなむ。二人の大切な思い出となる「ハネムーン」を文化として残していきたいという願いから、オリジナルの新婚旅行を手がける会社が制定したとされる。日本記念日協会に登録されている。
雑学・小話
ハネムーンは、結婚した二人がともに出かける旅であり、新しい暮らしの始まりを彩る特別なひとときだとされる。見知らぬ土地をめぐり、ふだんとはちがう時間を分かち合うことは、二人にとって忘れがたい思い出になると伝えられる。 この記念日には、そうした旅の喜びを、これから人生をともに歩む二人の心に残していきたいという思いがこめられているといわれる。旅先での景色や出会い、語らいのひとつひとつが、のちにふり返ったときの大切な宝物になるとされる。 人生という長い旅のなかで、ハネムーンはその出発点ともいえる。この記念日は、ともに旅をすることのよろこびや、二人で歩み始めることの意味に、あらためて目を向けてみる一日といえる。
制定:国際連合
由来・理由
1966年8月26日、アフリカ南西部のナミビアで、当時の支配に対する解放闘争が始まったことにちなむ。国際連合が、ナミビアの独立を支援する国際デーとして定めたとされる。
雑学・小話
ナミビアは、アフリカ南西部の大西洋に面した国で、世界最古ともいわれる砂漠が広がる、雄大な自然で知られる土地だとされる。しかしこの国は、長いあいだ外からの支配のもとに置かれ、独立への道のりは平たんではなかったと伝えられる。 自由と独立を求める動きは、やがて組織的な運動へと発展していった。国際社会もその歩みに目を向け、国際連合はナミビアの人々の権利を支えるための取り組みを進めたといわれる。この日は、そうした解放への歩みを記憶にとどめるものとされる。 さまざまな困難を経て、ナミビアはのちに独立を果たしたと伝えられる。この記念日は、遠い国の人々がたどってきた自由への道のりに思いをはせ、自分たちが当たり前のように享受しているものについて考えてみるきっかけといえる。