5月15日の記念日
葵祭
カテゴリ
文化・芸術
由来・理由
京都の上賀茂神社・下鴨神社の例祭で、毎年5月15日に行われる京都三大祭の一つ。6世紀の欽明天皇の時代に疫病・飢饉が続き、賀茂の神を祀る祭を行ったのが起源とされる。江戸時代に葵の葉で装飾するようになったことから「葵祭」と呼ばれる。
雑学・小話
「路頭の儀(ろとうのぎ)」と呼ばれる行列では、平安時代の装束を身にまとった500人以上の人々と、馬36頭・牛4頭が約8kmを巡行する。葵祭は平安時代から「祭」といえばこの賀茂祭を指すほど重要な祭礼で、紫式部の『源氏物語』にも「車争い」の場面として描かれている。現在でも参加者は全員手作りの平安装束を着用し、1000年以上前の儀式の様式を現代に伝えている。「葵」の名は、参加者・牛車・御所車をすべて葵の葉と葵の花で飾ることに由来する。
文化・芸術の記念日について
文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。
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