5月15日は何の日?
4件の記念日があります
由来・理由
1972年(昭和47年)5月15日、第二次世界大戦後27年間アメリカの施政権下に置かれていた沖縄が、日米間の「沖縄返還協定」の発効により日本に復帰したことを記念する日。
雑学・小話
復帰前の沖縄では通貨は米ドル、車は右側通行で、本土への渡航にはパスポートが必要だった。復帰の日程は、佐藤栄作首相とニクソン米大統領が1972年1月の会談で5月15日返還に合意したことで確定した。復帰当日、東京の日本武道館と那覇市民会館で同時に復帰記念式典が開催された。午前0時の復帰の瞬間、那覇の会場では涙を流しながら「海ゆかば」や「君が代」を歌う人々の姿が記録されている。一方、同じ5月15日には那覇市内で米軍基地の存続などに抗議する県民大会も開かれており、歓迎と懸念が入り混じった当日の空気がうかがえる。復帰後も返還された基地跡地の整備、米軍基地の集中といった問題は長く続き、復帰から半世紀以上を経た現在も沖縄と日本本土の関係は議論が続く。5月15日は毎年、沖縄県内で平和への誓いを新たにする式典や展示が開かれる日となっている。
沖縄本土復帰記念日の単独ページを見る →制定:株式会社明治
由来・理由
ロシア出身の微生物学者イリヤ・メチニコフの1845年5月15日の誕生日にちなみ、株式会社明治が制定。メチニコフはヨーグルトの乳酸菌が健康・長寿に寄与することを科学的に示した人物として知られる。
雑学・小話
メチニコフはブルガリアやコーカサス地方に長寿者が多い理由として、乳酸菌を多く含む発酵乳の摂取を挙げ、「不老不死の鍵はヨーグルトにある」と唱えた。1908年には腸内細菌と免疫に関する研究でノーベル生理学・医学賞を受賞している。日本では明治ブルガリアヨーグルトが1970年の大阪万博「ブルガリア館」での試食をきっかけに開発・発売された。現在ヨーグルトは日本国内でも幅広く親しまれており、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として様々な健康効果が研究されている。
由来・理由
京都の上賀茂神社・下鴨神社の例祭で、毎年5月15日に行われる京都三大祭の一つ。6世紀の欽明天皇の時代に疫病・飢饉が続き、賀茂の神を祀る祭を行ったのが起源とされる。江戸時代に葵の葉で装飾するようになったことから「葵祭」と呼ばれる。
雑学・小話
「路頭の儀(ろとうのぎ)」と呼ばれる行列では、平安時代の装束を身にまとった500人以上の人々と、馬36頭・牛4頭が約8kmを巡行する。葵祭は平安時代から「祭」といえばこの賀茂祭を指すほど重要な祭礼で、紫式部の『源氏物語』にも「車争い」の場面として描かれている。現在でも参加者は全員手作りの平安装束を着用し、1000年以上前の儀式の様式を現代に伝えている。「葵」の名は、参加者・牛車・御所車をすべて葵の葉と葵の花で飾ることに由来する。
制定:公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)(1993年)
由来・理由
1993年5月15日、国立霞ヶ丘陸上競技場でJリーグ(日本プロサッカーリーグ)の開幕戦が行われたことを記念する日。この日はヴェルディ川崎と横浜マリノスの試合で幕を開け、日本のプロサッカー元年となった。
雑学・小話
開幕戦は読売ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)対横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)で、約59,000人が詰めかけた。当時「ドーハの悲劇」(1993年10月)の前年であり、日本サッカー界が一気に注目を集めた転換点でもある。開幕当初の10クラブは、日本企業の企業チームをルーツに持ち、地域名を冠した新たな形のクラブとして出発した。Jリーグは「百年構想」と呼ばれる長期ビジョンのもと、地域密着型クラブとしての発展を掲げており、2024年現在60クラブ以上が参加する規模に成長している。