5月14日は何の日?
4件の記念日があります
制定:一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク(2017年)
由来・理由
1919年5月14日、広島県呉市の江草濱次が現代のけん玉の原型となる「日月ボール」の実用新案登録を受けたことにちなむ。グローバルけん玉ネットワークが2017年に制定した。
雑学・小話
江草の「日月ボール」は、従来の剣玉(剣先に玉を刺す遊具)とは異なり、両端に皿を配した現代けん玉の直接の祖先とされる。剣玉自体は江戸時代以前から日本に存在し、大人の賭け遊びとして流行した時代もあったとされる。現代のけん玉は競技スポーツとして国際化が進んでおり、世界けん玉連盟(WKDA)による国際大会が各地で開催されている。技の難易度は「大皿」から「灯台」「世界一周」まで幅広く、動画投稿との親和性も高い。「けん玉で世界をつなごう」を理念に掲げるグローバルけん玉ネットワークは、国内外のけん玉文化の普及活動を展開している。
由来・理由
1796年5月14日、イギリスの医師エドワード・ジェンナーが牛痘の膿を用いて世界初の天然痘ワクチン接種を行ったことを記念する日。近代医学における予防接種の出発点とされる。
雑学・小話
ジェンナーは「牛の世話をする農家の人々は天然痘にかかりにくい」という民間の言い伝えに着目し、牛痘感染が天然痘への免疫をもたらすと推測した。1796年5月14日、乳しぼり作業中に牛痘に感染した女性の患部から採取した膿を8歳の少年に接種。少年は軽症ののち回復し、後に天然痘ウイルスを接種しても発症しなかった。当初は「人に牛の病を植えつける」として強い反発を受けたが、やがて世界に普及した。天然痘は1980年にWHOが根絶宣言を出した唯一の人類感染症となっており、ジェンナーの実験はその礎とされる。「vaccination(ワクチン接種)」という語はラテン語の「vacca(牛)」に由来するとされる。
制定:ミツイシ株式会社(2017年)
由来・理由
「ご(5)い(1)し(4)」と読む語呂合わせから、碁石の製造・販売を手がけるミツイシ株式会社(前身の黒木碁石店の創業100周年)が2017年(平成29年)に制定した記念日。碁石文化の普及と伝統技術の継承を目的とする。
雑学・小話
碁石の白石の最高級品は蛤(はまぐり)の貝殻を削り出したもので、宮崎県日向市が国内の主産地として知られる。美しい乳白色の光沢と、打ったときの独特の音が良いとされ、愛好家に珍重されている。黒石は硬質の粘板岩である那智黒石が最上とされ、その産地は三重県熊野市で、白と黒の組み合わせは「銀と金の対比」とも称される。近年は蛤の個体数減少と職人の高齢化により、日向碁石の生産は厳しい状況にあり、伝統工芸としての保護活動が続いている。囲碁そのものの歴史は中国に起源を持ち、日本には奈良時代以前に伝わったとされる。
制定:ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会実行委員会(2019年)
由来・理由
「オレンジデー」(4月14日)の1か月後にあたる5月14日に制定された。2019年に日本初のダルメイン世界マーマレードアワード日本大会が愛媛県で開催されたことを契機に、マーマレード文化の普及を目的として定められた。
雑学・小話
ダルメインはイングランドの湖水地方にある1675年創建の邸宅。2005年に始まった「ダルメイン世界マーマレードアワード」は現在40か国・3,000点超のエントリーを集める世界最大のマーマレード品評会とされる。日本では柑橘の産地として名高い愛媛県八幡浜市を主会場に大会が開催されている。マーマレードの語源はポルトガル語の「マルメラーダ(マルメロのジャム)」とする説が有力で、柑橘ジャムを指すようになったのはイギリスで17世紀頃とされる。英国では朝食のトーストに塗る定番として親しまれており、クマのパディントンが好物として食べる食べ物としても知られる。