10月13日は何の日?
13件の記念日があります
制定:国連(1989年)
由来・理由
1989年に国連が「国際防災の日」として制定し、当初は10月の第2水曜日に定められていたが、2009年の国連総会で10月13日に固定された。自然災害への備えと被害軽減への国際的な意識向上を目的とする国際デーとされる。
雑学・小話
制定の背景には、1970年にバングラデシュを襲った巨大サイクロンで50万人規模の犠牲者が出た災害があるとされ、翌1971年には国連災害救援調整官事務所が設立された。1990年代は「国際防災の10年」と位置づけられ、地震・洪水・干ばつ・森林火災など様々な自然災害から人命や財産、社会基盤を守るための国際協力が呼びかけられてきたという。近年は気候変動の影響で自然災害の頻度や規模が増しているとされ、早期警戒システムの整備や防災教育の普及が各国共通の課題として議論されているという。日本国内でも自治体や学校がこの日にあわせて防災訓練や啓発イベントを開催することがあるとされ、国連防災機関(UNDRR)も各国の取り組みを紹介する報告を発表することがあるという。
制定:国際血栓止血学会(ISTH)(2014年)
由来・理由
「血栓症」という言葉を生み出したドイツの病理学者ルドルフ・フィルヒョウの誕生日(1821年10月13日)にちなみ、国際血栓止血学会(ISTH)が2014年に制定した国際デー。血栓症の予防・早期発見への理解を広めることを目的としている。
雑学・小話
血栓症は血管内に血の塊(血栓)ができて血流を妨げる病態で、深部静脈血栓症や肺塞栓症、心筋梗塞、脳梗塞など命に関わる病気の原因になり得るとされる。長時間同じ姿勢を続けることで起こる「エコノミークラス症候群」も血栓症の一種として知られ、近年は在宅勤務による座りっぱなしの生活習慣もリスク要因として注目されているという。フィルヒョウは血栓形成の3要素(血流の停滞、血管内皮の障害、血液凝固能の亢進)を提唱した人物としても知られ、現代の血栓症研究の基礎を築いたとされる。世界血栓症デーには各国の医療機関が啓発イベントを開催し、足のむくみやこむら返りといった血栓症のサインについて情報発信を行っており、航空機や長距離バスでの移動時にもこまめな水分補給や運動が呼びかけられているという。
制定:川越いも友の会(1987年)
由来・理由
江戸時代、サツマイモの産地として知られた川越と江戸日本橋の距離が約13里だったことと、「栗(九里)より(四里)うまい十三里」という洒落にちなみ、埼玉県川越市の「川越いも友の会」が1987年に制定した記念日。
雑学・小話
「九里四里うまい十三里」は江戸時代後期に焼き芋屋が使ったとされる語呂合わせで、栗(九里)にわずかに及ばないもののそれに近いおいしさという意味の「八里半」から、さらに「うまい」を掛けて「十三里」へと洒落が発展したと伝えられる。川越いもは寛政年間(18世紀末)から江戸に出荷され始め、火山灰質の土壌で育つホクホクとした食感が江戸っ子に好まれたとされる。10月はサツマイモの旬にあたり、焼き芋やスイートポテト、大学芋など多彩な食べ方で楽しまれる季節でもある。近年は品種改良が進み、紅はるかや安納芋など甘みの強い品種も人気を集めており、サツマイモは日本の秋を代表する味覚のひとつとして親しまれ続けているという。
制定:全国引越専門協同組合連合会関東ブロック(1989年)
由来・理由
1868年(明治元年)10月13日、明治天皇が京都御所を離れ江戸城(現在の皇居)に入城したことにちなみ、全国引越専門協同組合連合会関東ブロックが1989年に制定した記念日。近代日本における「引っ越し」の象徴的な出来事とされる。
雑学・小話
明治天皇は同年9月20日に京都を出発し、東海道を経て10月13日に江戸城西の丸に到着したとされる。この日、江戸城は「皇城」と称され、後に「東京城」と改称された。京都から江戸(東京)への政治的中心の移動は、日本の近代化における大きな転換点のひとつとされ、遷都に関しては当時の公家らから強い反対の声もあったと伝えられる。現代の引っ越し業界にとっては、進学や就職が集中する春先が最大の繁忙期とされる一方、転勤や単身赴任など秋にも引っ越し需要があるとされ、季節の変わり目である10月に生活環境を見直す人が増えることから、この記念日を通じて計画的な引っ越しや荷造りのコツ、不用品整理のポイントなどの情報発信が行われているという。
制定:公益社団法人日本麻酔科学会(2000年)
由来・理由
1804年10月13日、江戸時代の医師・華岡青洲が世界初とされる全身麻酔による乳がん摘出手術に成功したことを記念し、日本麻酔科学会が2000年に制定した記念日。西洋での成功例より40年以上早い偉業とされる。
雑学・小話
華岡青洲は「通仙散(つうせんさん)」と呼ばれる薬を用いて全身麻酔を実現したとされ、開発には妻や母が人体実験に協力したという逸話が伝わる。この史実は有吉佐和子の小説『華岡青洲の妻』に描かれ、映画やドラマにもたびたび翻案されてきた。麻酔科医は手術中の痛みを取り除くだけでなく、呼吸や循環など全身状態を管理する重要な役割を担うとされ、現代医療において手術の安全性を支える専門職として位置づけられている。日本麻酔科学会はこの日にあわせて麻酔科医の役割を広く知ってもらうための講演会や広報活動を行っているという。全身麻酔の技術は青洲の時代から大きく進歩し、現在では様々な薬剤や機器によってより安全な管理が可能になっているとされる。
制定:一般社団法人全国豆類振興会(2010年)
由来・理由
旧暦9月13日の「十三夜」に、名月へ豆をお供えしてゆでた豆を食べる「豆名月」の風習があったことにちなみ、新暦に置き換えた10月13日を一般社団法人全国豆類振興会が2010年に「豆の日」として制定した。
雑学・小話
十三夜は中秋の名月(十五夜)に次いで美しいとされる月見の行事で、地域によっては栗や豆を供えることから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれてきたとされる。大豆や小豆、いんげん豆、ひよこ豆など豆類は良質なたんぱく質や食物繊維を豊富に含み、和洋を問わず様々な料理に活用されてきた食材とされる。小豆はあんこや赤飯、大豆は味噌や豆腐といった形で、豆類は日本の食文化を支える基礎食材としても欠かせない存在とされる。同振興会は「豆の日」にあわせて豆料理教室やレシピコンテストなどのイベントを展開し、豆類の栄養価や調理の手軽さを伝える普及活動に取り組んでいるという。近年は健康志向の高まりから、大豆ミートなど豆を原料にした代替食品も注目を集めているとされる。
制定:一般社団法人Team HOPE(2017年)
由来・理由
「じゅう(10)い(1)さん(3)」と読む語呂合わせにちなみ、全国の獣医師が集う一般社団法人Team HOPEが制定し、2017年に日本記念日協会に認定・登録された記念日。動物病院での定期的な健康診断を通じて、ペットの病気の早期発見・早期治療を呼びかけることを目的としている。
雑学・小話
犬や猫は人間と違って体の不調を言葉で伝えられないため、飼い主が気づいたときには病気が進行しているケースも少なくないとされる。Team HOPEは2018年から毎年10月を健康診断キャンペーンの強化月間と位置づけ、賛同する動物病院で健康診断を呼びかける取り組みを続けているという。犬や猫は人間よりも早く歳を重ねるとされ、シニア期に入ると腎臓病や心臓病、腫瘍などのリスクも高まるといわれる。定期的な血液検査やレントゲン検査によって、症状が出る前の段階で異常を見つけられる場合もあるとされ、早期発見が治療の選択肢や費用面での負担軽減にもつながるという。この記念日は、ペットも人間と同様に予防医療が大切だという意識を広める役割を担っているといえる。
制定:日本加温食品協会(2022年)
由来・理由
朝晩の冷え込みが増して温かい食べ物が恋しくなる季節であることと、「ピ(1)ザ(3)まん」と読む語呂合わせにちなみ、コンビニなどで扱う中華まん業界の団体・日本加温食品協会が2022年に制定し、日本記念日協会に登録された記念日。
雑学・小話
ピザまんは中華まんの生地にピザ風の具材を包んだ商品で、1979年に井村屋が「ピザ肉まん」として発売したのが始まりとされる。当時はトマトケチャップで味付けした具材が使われ、本場のピザとは異なる独自の風味だったといわれる。日本加温食品協会は、コンビニエンスストアなどに設置される中華まん用スチーマー(蒸し器)の衛生管理や品質向上に取り組む業界団体で、1972年に前身となる加温食品協議会が発足したとされる。秋から冬にかけてコンビニのレジ横で湯気を立てる中華まんは、季節の風物詩として親しまれており、ピザまんはその中でも定番の人気商品のひとつとされる。近年は具材やチーズの種類を変えた限定商品も各社から発売され、バリエーションが広がっているという。
制定:丸中製菓株式会社(2023年)
由来・理由
10月の「ドー(10)」と、トランプの絵札「キング」が13にあたることや、漢数字の「十」と「三」を重ねると「王」の字に見えることにちなみ、兵庫県姫路市の丸中製菓株式会社が2023年に制定し、日本記念日協会に登録された記念日。
雑学・小話
キングドーナツは1988年に発売されたロングセラー商品で、素朴な味わいの焼き菓子風ドーナツとして地元・兵庫県姫路市を中心に長年親しまれてきたとされる。同社は姫路駅前などで無料配布イベントを開催することもあり、ドーナツを通じて地域とのつながりを大切にしているという。ドーナツの穴には諸説あるが、中心まで均一に火を通しやすくするための工夫だったという説が広く知られている。キングドーナツのようにシンプルな配合と製法を守り続けるロングセラー商品は、当時の味を懐かしむ世代と新しく出会う世代の両方に支持されることが多いとされる。記念日をきっかけに、地元企業の隠れた人気商品が全国的に知られるようになる例は珍しくないという。
制定:重太みゆき(印象評論家)(2016年)
由来・理由
印象評論家・重太みゆき氏が所属する株式会社エムスノージャパンの創立日(2006年10月13日)にちなみ、重太氏が制定し、2016年に日本記念日協会の認定・登録を受けた記念日。氏が考案した「スマイルトレーニング」の普及を目的としている。
雑学・小話
「スマイルトレーニング」は、表情筋の使い方や口角の上げ方などを意識的に練習することで、自然で好印象な笑顔を身につけるためのトレーニング法とされる。重太氏は印象行動学を専門とし、シンクロナイズドスイミング(アーティスティックスイミング)日本代表選手の指導に携わった経験もあるという。第一印象は表情によって大きく左右されるといわれ、接客業やビジネスの場面はもちろん、日常のコミュニケーションにおいても笑顔は相手に安心感を与える効果があるとされる。スマイルトレーナーの養成講座では、単に口角を上げるだけでなく、目元の使い方や姿勢との組み合わせなど、より自然な笑顔をつくるための具体的な技術が指導されているという。
制定:森永乳業株式会社
由来・理由
「コーヒーの日」(10月1日)と「豆乳の日」(10月12日)の日付を足し合わせる(1+12=13)ことにちなみ、マウントレーニアブランドでソイラテを展開する森永乳業株式会社が制定した記念日。コーヒーと豆乳を組み合わせた飲料の魅力を広めることを目的としている。
雑学・小話
ソイラテは、温めた豆乳にエスプレッソやコーヒーを加えて作るラテの一種で、牛乳を使う通常のカフェラテに比べてまろやかで軽い口当たりが特徴とされる。豆乳由来の植物性たんぱく質やイソフラボンを手軽に摂取できることから、健康志向の高い人や乳製品を控えたい人にも選ばれる飲み物になっているという。マウントレーニアは1994年に発売されたカフェラテブランドで、コンビニのコーヒーコーナーやカップ飲料として広く親しまれてきたとされる。近年は植物性ミルクを使ったドリンクの需要が世界的に高まっており、コーヒーチェーンでも豆乳やオーツミルクを選べるメニューが一般的になりつつあるという。ソイラテの日は、そうした植物性飲料への関心の高まりを象徴する記念日ともいえる。
由来・理由
2001年10月13日、東京・晴海で日本初となる「インフィオラータ」が開催されたことにちなむ記念日で、2021年に日本記念日協会の認定・登録を受けた。地面に花びらを敷き詰めて絵を描くイタリア発祥のアートイベントを広めることを目的としている。
雑学・小話
「インフィオラータ(Infiorata)」はイタリア語で「花をまく」ことを意味し、400年以上の歴史を持つとされる伝統行事で、教会までの道のりに花びらや種子で宗教画を描く風習として始まったといわれる。イタリアやスペインの各地で今も大規模なインフィオラータが行われており、色とりどりの花びらで描かれる巨大な絵は観光名物にもなっているという。日本では2001年の晴海開催を皮切りに、各地の自治体や商店街がまちおこしの一環としてインフィオラータを取り入れる例が増えているとされる。完成までに数日かけて多くの市民ボランティアが協力して花を並べる作業は、アート作品を作り上げる過程そのものが地域交流の場になっているといわれる。
制定:アース製薬株式会社(2024年)
由来・理由
「重(じゅう=10)炭(たん=10)酸(さん=3)」の語呂合わせにちなみ、中性重炭酸入浴剤「BARTH」を展開するアース製薬株式会社が2024年に制定した記念日。重炭酸入浴でその日の疲れをとり、質の良い眠りにつなげてもらうことを目的としている。
雑学・小話
重炭酸イオンは中性のお湯に溶け込みやすい性質を持つとされ、一般的な炭酸入浴剤よりも温浴効果が持続しやすいといわれる。BARTHはお湯を中性に保つ独自技術によって重炭酸イオンを効率よく溶け込ませ、血行促進による疲労回復や肩こり・冷え症の緩和が期待できるとされる。入浴は自律神経を整え、深部体温を一度上げてから下げることで寝つきを良くする効果があるといわれ、シャワーだけで済ませがちな人にも湯船に浸かる習慣を見直すきっかけとして紹介されることがある。湯船に浸かる習慣がある人ほど疲労感や不眠の自覚症状が少ないとする調査もあるとされ、同社はSNSで「爆睡した」「寝坊するほど眠れた」といった声が話題になったこともあり、忙しい現代人の睡眠の質向上に注目が集まっているとされる。