10月16日は何の日?
9件の記念日があります
制定:国連食糧農業機関(FAO)(1981年)
由来・理由
1945年10月16日に国連食糧農業機関(FAO)が設立されたことを記念し、1981年にFAOが「世界食料デー」として制定した国際デー。世界各地の飢餓や食料問題について考えるきっかけとされる。
雑学・小話
世界には十分な食料が生産されているにもかかわらず、偏った分配や紛争、気候変動の影響などから、飢餓や栄養不足に苦しむ人々が世界各地に存在するとされる。FAOをはじめとする国際機関は、この日を中心に食料安全保障や持続可能な農業についての啓発活動を各国で展開しているという。日本でも、フードロス削減や食料自給率の向上といったテーマと結びつけて紹介されることが多い。国内の食料自給率はカロリーベースで4割程度にとどまるとされ、輸入に依存する構造的な課題を抱えているといわれる。世界食料デーは、遠い国の問題として捉えられがちな食料事情を、自分の食卓と結びつけて考え直す機会になっているとされる。世界の人口が増え続ける中、限られた資源で食をまかなう工夫の大切さも、あわせて意識される日といえる。
制定:全国農業協同組合中央会(JA全中)(2021年)
由来・理由
国連が定める「世界食料デー」と同日であることにちなみ、「国民が消費する食料はできるだけ国内で生産する」という考え方を広めるため、全国農業協同組合中央会(JA全中)が2021年に制定した記念日。
雑学・小話
日本の食料自給率はカロリーベースで4割程度にとどまり、多くの食料を輸入に頼っているのが現状とされる。国消国産という考え方は、国内の農業生産基盤を維持することが、将来の食料安全保障につながるという理念に基づいているという。JAグループは10月を「国消国産月間」と位置づけ、各地の直売所やイベントを通じて国産農産物の魅力を発信しているとされる。気候変動や国際情勢の変化により、食料の安定調達が難しくなる可能性が指摘される中、身近な農業や食料生産に関心を持つことの大切さが呼びかけられているという。日々の買い物で国産の食材を選ぶという小さな選択の積み重ねが、日本の農業を支える力になるとされる。地産地消の考え方と合わせて紹介されることも多いという。
制定:日本臓器移植ネットワーク(1997年)
由来・理由
1997年10月16日に臓器移植法が施行されたことにちなみ、公益社団法人日本臓器移植ネットワークが制定した記念日。10月の「臓器移植普及推進月間」を象徴する日として、家族や大切な人と臓器提供について話し合うきっかけとする日とされる。
雑学・小話
グリーンリボンは世界的な臓器移植医療の象徴とされ、緑は成長や新しいいのちを、リボンは提供者(ドナー)と移植を待つ患者(レシピエント)とのいのちのつながりを表しているという。10月は「臓器移植普及推進月間」と位置づけられ、この日を中心に全国のランドマークが緑色にライトアップされる取り組みが行われているとされる。日本では臓器提供に関する意思表示カードや、健康保険証・マイナンバーカードなどに意思表示欄が設けられているという。移植を希望しながら提供を待つ患者は国内に多数存在するとされ、家族間で意思を共有しておくことが実際の提供の際に重要になるといわれる。グリーンリボンDAYは、ふだん話しにくい「いのち」のテーマに向き合う機会になっているとされる。
制定:日本カラリスト協会(2015年)
由来・理由
「ヒト(10)イ(1)ロ(6)」と読む語呂合わせにちなみ、一般社団法人日本カラリスト協会が2015年に制定した記念日。人が生まれ持つ髪・肌・瞳の色と調和する「自分色」の活用を広める日とされる。
雑学・小話
自分に似合う色、いわゆるパーソナルカラーは、肌の色味や瞳の色などの生まれ持った特徴との調和から導き出されるとされる。似合う色を身につけることで、顔映りが明るく見えたり、第一印象が変わったりする効果があるといわれる。日本カラリスト協会は、色彩に関する知識と配色調和の技術を認定する「パーソナルカラリスト検定」などの資格試験を実施しているという。色は言葉を使わずに気持ちや個性を伝える手段の一つとされ、ファッションだけでなくビジネスシーンでの装いにも活用されているとされる。自分色記念日をきっかけに、普段何気なく選んでいる服や小物の色を見直してみるのも良いかもしれない。プロによる診断を受けてみるのも一つの方法といえる。
制定:World Federation of Chiropractic(2012年)
由来・理由
2008年に世界カイロプラクティック連合(World Federation of Chiropractic)が提唱し、2012年から実施されている国際デー。「運動器の10年」の活動週間に合わせ、脊椎の健康への理解と予防を呼びかける日とされる。
雑学・小話
腰痛や肩こりなど、脊椎や背骨にまつわる不調を抱える人は世界的に多いとされ、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用も一因として指摘されているという。世界脊椎デーは、正しい姿勢や適度な運動が脊椎の健康維持に役立つことを伝える啓発活動を各国で展開しているとされる。運動器の10年(Bone and Joint Decade)は2000年に発足した国際的な取り組みで、骨や関節、脊椎に関する疾患を持つ人々の生活の質向上を目的としているという。世界脊椎デーには800を超える団体が賛同団体として名を連ねているとされ、世界規模での啓発ネットワークが築かれているといわれる。日常の中で背骨をいたわる習慣を持つことが、長期的な健康につながるとされる。
制定:パトリシア・ベイズ・ハロスキー氏(1958年)
由来・理由
1958年、アメリカ・イリノイ州の保険会社に秘書として勤務していたパトリシア・ベイズ・ハロスキー氏が、上司であり父でもある経営者の誕生日にちなんで提唱した記念日。まもなく州知事が公式な記念日として宣言したとされる。
雑学・小話
ハロスキー氏は、若い世代の社員が上司の苦労や重責を十分に理解していないと感じ、感謝を伝える機会を作りたいと考えたことが提案の背景にあるとされる。アメリカでは、この日に部下が上司へカードや花、ちょっとした贈り物を渡す習慣があるといわれる。日本ではまだあまり知られていない記念日だが、近年は働き方や職場の人間関係の見直しが進む中で、上司・部下という立場を越えた感謝の伝え方として紹介されることがあるという。ふだん指示を出す側の上司も、日々の判断や責任にプレッシャーを感じているとされ、その労をねぎらう機会になるとも考えられている。形式的な贈り物よりも、日頃の感謝を言葉にして伝えることこそが、この記念日の本質だといえるかもしれない。
由来・理由
「アメリカ英語辞典」の編者として知られる辞書編纂者ノア・ウェブスターの1758年の誕生日にちなむ記念日。アメリカでは「Dictionary Day」として知られ、辞書にまつわる催しが行われる日とされる。
雑学・小話
ウェブスターは、独立したばかりのアメリカが言語の面でもイギリスから独立すべきだという考えのもと、アメリカ英語に特有の単語やつづり方を積極的に採り入れた辞書づくりに生涯を捧げたとされる。center・colorのようにイギリス式の綴りを簡略化したアメリカ式のつづりも、ウェブスターの提案に由来するといわれる。1828年に刊行された「アメリカ英語辞典」は、のちのメリアム・ウェブスター社の辞書群の礎となり、現在も英語辞典の代名詞として親しまれているとされる。辞書の日には、紙の辞書を実際に開いてみたり、知らない言葉を調べてみたりすることが呼びかけられているという。デジタル化が進む現代だからこそ、あえて紙の辞書に触れてみる時間も、言葉への理解を深める良い機会になるかもしれない。
制定:医療法人社団風林会(2019年)
由来・理由
数字の「1」を体毛に、脱毛によってなくなることを「0」に見立てて「10」とし、「医療」の語感に通じることから「16」とした語呂合わせにちなみ、医療脱毛クリニック「リゼクリニック」を運営する医療法人社団風林会が2019年に制定した記念日。
雑学・小話
脱毛には医療機関でレーザーを扱う「医療脱毛」と、エステサロンなどで行う「エステ脱毛」の2種類があり、それぞれ使用する機器の出力や効果、資格を持つ担当者の有無などに違いがあるとされる。医療脱毛は医師の管理のもとで行われるため、万一の肌トラブルにも対応しやすいという利点があるといわれる。一方でエステ脱毛は費用を抑えやすい傾向があるとされ、目的や予算に応じて選び方が分かれるという。リゼクリニックの日は、こうした脱毛方法の違いについて正しい知識を持ってもらうことを目的に制定されたとされる。自己処理による肌への負担を避けたいと考える人が増える中、専門的な情報に触れる機会として位置づけられているといえる。
制定:亀屋清永(2022年)
由来・理由
1617年(元和3年)創業と伝わる京都・祇園の老舗菓子店、亀屋清永が、創業年に由来する「16」にちなみ毎月16日を「亀屋清永の日」としている。10月16日については、法人設立月にあたることから2022年に日本記念日協会へ登録されたとされる。
雑学・小話
亀屋清永は、京都・祇園にある江戸時代創業の老舗和菓子店とされ、清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)という、遣唐使が伝えたともいわれる歴史ある菓子を今に伝えていることで知られるという。清浄歓喜団は米粉の生地で餡を包み、香り高い植物油で揚げた菓子とされ、その独特な形状と製法から「日本一古い菓子」と紹介されることもあるといわれる。同店では毎月16日を「亀屋清永の日」として、来店客への特典を用意するなど、店名や和菓子の魅力を広める取り組みを続けているとされる。長い歴史を持つ老舗が今も変わらぬ製法を守りながら、新しいお客との接点を作ろうとする姿勢がうかがえるといえる。ふだんあまり馴染みのない伝統菓子に触れてみる、良いきっかけになるかもしれない。