10月22日は何の日?
9件の記念日があります
由来・理由
794年(延暦13年)10月22日、桓武天皇が長岡京から山背国の新京(のちの平安京)へ移ったことに由来する記念日。京都・平安神宮ではこの日にあわせて、京都三大祭りのひとつ「時代祭」が行われる。
雑学・小話
「平安京」と命名されたのは同年11月8日で、遷都当日はまだ「新京」と呼ばれていたとされる。平安神宮は遷都1100年にあたる1895年(明治28年)に桓武天皇を祭神として創建され、その記念行事として時代祭が始まったといわれる。第1回は同年10月25日に行われたが、翌年からは桓武天皇が新都に入った日とされる10月22日に改められたという。時代祭では平安時代から明治維新に至るまでの装束をまとった行列が京都市内を練り歩き、京都の歴史そのものを辿る祭りとして親しまれているといえる。
制定:日本落下傘スポーツ連盟
由来・理由
1797年10月22日、フランスの気球飛行士アンドレ=ジャック・ガルヌランが、上空約900メートルの気球から絹製のパラシュートで初めて降下に成功したことにちなみ、日本落下傘スポーツ連盟が制定した記念日。
雑学・小話
ガルヌランが用いたパラシュートは、現在のような頂上部の通気口がまだない構造だったとされ、降下中に振り子のように激しく揺れたと伝えられる。この経験がのちの改良につながり、頂上に穴を開けることで揺れを抑える設計が生まれたといわれる。パラシュートはその後、軍事用途や緊急脱出装置としてだけでなく、スカイダイビングというスポーツとしても発展してきたとされる。空を舞う競技の原点に、200年以上前の命がけの一回の降下があったことは覚えておきたいエピソードといえる。
制定:日本動画協会「アニメNEXT100」(2017年)
由来・理由
1958年(昭和33年)10月22日に日本初の長編カラーアニメーション映画『白蛇伝』が公開されたことにちなみ、日本のアニメーション誕生100周年にあたる2017年(平成29年)に一般社団法人日本動画協会「アニメNEXT100」が制定した記念日。
雑学・小話
『白蛇伝』は中国の民間伝承を題材に、青年と白蛇の化身である娘との恋を描いた東映動画(現・東映アニメーション)制作の作品とされる。日本のアニメーションは同作以降、テレビアニメや劇場作品として独自の発展を遂げ、現在では世界中で親しまれる文化のひとつになっているといわれる。「アニメNEXT100」は、過去100年の歴史を振り返るとともに、次の100年に向けてアニメーション文化を発信していくことを目指す取り組みとされる。この日を通じてお気に入りのアニメ作品を見返してみるのも良いかもしれない。
制定:「絵本と図鑑の親子ライブラリー」(医療法人 元気が湧く)
由来・理由
1908年(明治41年)10月22日、日本で初めて「図鑑」という名称を書名に用いた『植物図鑑』の初版が発行されたことにちなみ、福岡県で子ども向け歯科医院を運営する医療法人が開設した私設図書館「絵本と図鑑の親子ライブラリー」が制定した記念日。
雑学・小話
『植物図鑑』は東京博物学研究会が編集し、植物学者・牧野富太郎が校訂を務めたとされる書籍で、北隆館などから発行されたといわれる。図鑑は文字や絵、図版を通じてものの形や仕組みを立体的にとらえる力を育てるとされ、子どもの想像力や好奇心を引き出す教材のひとつとして親しまれてきた。同じ団体は11月30日を「絵本の日」としても制定しているとされ、両日をあわせて絵本・図鑑に親しむ機会を広めているという。大人になってから図鑑を開き直してみると、新たな発見があるかもしれない。
制定:日本獣医がん臨床研究グループ(JVCOG)(2019年)
由来・理由
10月が人の「乳がん啓発月間(ピンクリボン月間)」であることと、猫の鳴き声「ニャン(2)ニャン(2)」の語呂合わせにちなみ、2019年(令和元年)に日本獣医がん臨床研究グループ(JVCOG)が制定した記念日。
雑学・小話
猫も人と同様に乳がんを発症することがあり、早期発見・早期治療によって助かる命があるとされる。キャットリボンの日には、飼い猫の乳腺にしこりがないかチェックする習慣を広める啓発イベントが各地の動物病院などで行われているといわれる。シンボルカラーはピンクリボン月間にちなんだピンク色で、「乳がんで苦しむ猫をゼロにする」を合言葉に活動が続けられているとされる。この日をきっかけに、愛猫の体を優しく触ってみることも予防の第一歩になるかもしれない。
制定:株式会社魚の宿まるみつ(2016年)
由来・理由
あんこう鍋発祥の地とされる茨城県北茨城市・平潟港で旅館を営む「魚の宿まるみつ」が、あんこう食文化を広めた創業者の命日と「あんこう研究所」の開業日にちなんで制定した記念日。2016年(平成28年)に日本記念日協会に認定・登録された。
雑学・小話
あんこうは江戸時代、鶴・雲雀(ひばり)などと並ぶ美味とされた「三鳥二魚」のひとつに数えられていたともいわれる。北茨城市の平潟港はあんこうの水揚げ量が茨城県内で最も多いとされ、皮や肝、卵巣まで余さず食べる「あんこうのどぶ汁」が郷土料理として親しまれている。独特の見た目とは裏腹に、あん肝をはじめ濃厚な味わいが魅力とされ、冬場の味覚として遠方から訪れる観光客も多いという。この記念日をきっかけに、あんこう料理に挑戦してみるのも良いかもしれない。
制定:株式会社ブルックス(2016年)
由来・理由
秋が深まりドリップコーヒーがより美味しく感じられる時期であることと、「ド(10)リップコーヒーをふぅふぅ(22)しながら飲む」の語呂合わせにちなみ、2016年(平成28年)に株式会社ブルックスが制定した記念日。
雑学・小話
10月1日の「コーヒーの日」がコーヒー全般を対象にしているのに対し、この日は誰でも手軽においしく淹れられる「ドリップバッグコーヒー」の魅力を広めることに主眼が置かれているとされる。ドリップバッグはコーヒー豆をあらかじめ挽いてフィルターに包んだ形状で、お湯を注ぐだけで本格的な一杯を楽しめる手軽さが特長といわれる。秋から冬にかけて温かい飲み物が恋しくなる季節、湯気の立つコーヒーを「ふぅふぅ」しながら味わってみるのも良いかもしれない。
制定:国際吃音者連盟・国際流暢性学会など(1998年)
由来・理由
1998年、国際吃音者連盟や国際流暢性学会などが中心となって定めた国際デー。英語表記は「International Stuttering Awareness Day(ISAD)」で、吃音(どもり)をはじめとする言語障害への理解を広めることを目的とする。
雑学・小話
吃音は言葉の初めの音を繰り返したり、引き伸ばしたりする話し方の特徴で、幼児の10〜20人に1人程度にみられるともいわれる。多くは成長とともに目立たなくなるとされるが、大人になっても症状が残るケースもあり、原因はまだ十分に解明されていないという。シンボルカラーは緑色のリボンとされ、10月1日から22日にかけて世界各地で言語聴覚士や当事者団体による講演会・啓発イベントが開催されているといわれる。吃音のある人が話しやすい環境を社会全体で考えるきっかけになる日といえる。
制定:株式会社ビジュトリーヨシダ(2023年)
由来・理由
「いま(10)ふうふ(22)」の語呂合わせにちなみ、結婚指輪・婚約指輪を専門に扱う岐阜県関市の株式会社ビジュトリーヨシダが2023年(令和5年)に制定した記念日。結婚式で指輪を交わす瞬間を「今、夫婦が生まれる」瞬間として広めることを目的とする。
雑学・小話
結婚指輪は互いの分身として、心が通うとされる左手の薬指にはめ合う特別な品とされる。指輪交換の場面は結婚式のクライマックスのひとつとして、多くの参列者の印象に残る瞬間ともいわれる。近年は指輪のデザインや素材の選択肢も広がり、二人らしさを込めたオーダーメイドの結婚指輪を選ぶカップルも増えているという。記念日をきっかけに、自分たちの指輪に込めた思いを振り返ってみるのも良いかもしれない。