10月29日は何の日?
8件の記念日があります
制定:全国おしぼり協同組合連合会(2004年)
由来・理由
10月を「て(ten)」、29日を「ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせにちなみ、「10本の指で拭く」という意味を込めて全国おしぼり協同組合連合会が2004年(平成16年)に制定したとされる記念日。
雑学・小話
おしぼりは飲食店で食事の前に手を拭くために提供される布や紙のことで、日本独自のおもてなし文化のひとつとされる。使い捨ての紙おしぼりだけでなく、繰り返し洗濯して使うレンタルおしぼりは使い捨て製品に比べて環境負荷が少ないともいわれる。全国おしぼり協同組合連合会は、こうしたレンタルおしぼりの利便性や衛生面での価値を広く知ってもらうことを目的にこの記念日を制定したとされる。何気なく使っているおしぼりだが、清潔な状態で手元に届くまでには専門業者による洗濯・消毒・配送という一連の工程が支えているという。
由来・理由
1969年(昭和44年)10月29日、インターネットの原型とされる米国の「ARPANET(アーパネット)」で、カリフォルニア大学ロサンゼルス校とスタンフォード研究所の間で初のコンピューター間通信が行われたことに由来する記念日。
雑学・小話
ARPANETはアメリカ国防総省の高等研究計画局(ARPA)が資金提供したプロジェクトで、当初は軍事・研究目的のネットワークとして開発されたとされる。この日の通信実験では「LOGIN」という文字を送ろうとしたところ、「LO」の2文字を送った時点で受信側のシステムがダウンしてしまったという逸話が伝えられている。トラブルはあったものの、これが世界初のコンピューターネットワーク間通信として記録され、後のインターネットの礎になったとされる。日本では別に11月21日を「インターネット記念日」と呼ぶこともあり混同されやすいが、10月29日はARPANETによる世界初の接続実験の日として位置づけられているといわれる。
由来・理由
1969年(昭和44年)10月29日、ソニー・松下電器(現パナソニック)・日本ビクターの3社が世界初の家庭用ビデオテープレコーダーの統一規格「U規格」を発表したことに由来し、ホームビデオ愛好家グループが両陣営に配慮してこの日を記念日としたとされる。
雑学・小話
U規格は業務用に近い性能を持つ一方、価格の高さやカセットの大きさから家庭には普及しなかったとされる。その後各社は小型の1/2インチテープを用いた規格の開発を進め、最終的にソニーの「ベータ方式」と日本ビクターの「VHS方式」による激しい規格競争(ビデオ戦争)へと発展していったといわれる。1970年代後半から1980年代にかけてVHS方式が世界的に普及し、家庭でテレビ番組を録画したり映画を楽しんだりする文化が広く根づいたとされる。デジタル配信が主流となった現在、ビデオテープの時代を懐かしむ声も少なくないという。
制定:ホテルニューグランド(2021年)
由来・理由
ホテルニューグランド発祥の料理「ドリア」の考案者である初代総料理長サリー・ワイルが1927年(昭和2年)10月29日に来日したことにちなみ、同ホテルが2021年(令和3年)に制定した記念日。
雑学・小話
ドリアは、体調のすぐれない外国人宿泊客から「喉ごしの良いものを」と頼まれたワイルが、その場でお米にグラタン仕立てのソースをかけて即興で作り上げた料理と伝えられる。スイス人シェフのワイルはパリから招かれ、当時30歳という若さでホテルニューグランドの初代総料理長に就任したとされる。同ホテルは「シュリンプドリア」のほか「スパゲッティナポリタン」の発祥地としても知られ、横浜の洋食文化に大きな影響を与えたといわれる。この記念日は、日本生まれの洋食であるドリアの歴史をより多くの人に知ってもらうことを目的に制定されたとされる。
制定:株式会社東和コーポレーション(2010年)
由来・理由
「て(10)ぶ(2)く(9)ろ」と読む語呂合わせと、素手での作業がつらくなり手袋を使い始める時期にあたることから、作業用手袋メーカーの株式会社東和コーポレーションが2010年(平成22年)に制定した記念日。
雑学・小話
東和コーポレーションは福岡県久留米市に本社を置く総合手袋メーカーで、農作業や工事現場、防災用など幅広い用途の作業用手袋を製造しているとされる。この記念日は、日々酷使される「働く手袋」に関心を持ってもらうことを目的に制定されたといわれる。同社はこの日にあわせて手袋に関するアンケート調査を毎年実施しており、防災用品としての手袋の備えが見過ごされがちであることなどを発信しているとされる。人類は手を道具として使いこなすことで進化してきたともいわれ、その手を守る手袋の存在にあらためて目を向けるきっかけになる日といえる。
制定:一般社団法人日本食鳥協会
由来・理由
干支の10番目にあたる「酉(とり)」から10月に、「に(2)く(9)」と読む語呂合わせから29日にあてはめ、国産とり肉の魅力を広めることを目的に一般社団法人日本食鳥協会が制定したとされる記念日。
雑学・小話
国産のとり肉は、食鳥処理場で1羽ごとに複数段階の検査を受けたものだけが出荷される仕組みになっているとされ、安全性の高さが特徴といわれる。日本食鳥協会はこの記念日にあわせて「国産チキンまつり」を全国で展開し、国産とり肉のおいしさや安全性をPRしているとされる。鶏肉は高たんぱく・低脂質で価格も比較的手頃なことから、家庭の食卓に欠かせない食材のひとつとして親しまれてきたといわれる。から揚げや焼き鳥、水炊きなど調理法も幅広く、季節を問わず楽しめる食材でもある。
制定:株式会社鈴花(2020年)
由来・理由
「1(いい)0(わ)29(ふく)」と読む語呂合わせで「いい和服」と表せることにちなみ、佐賀県の呉服店・株式会社鈴花が創業120周年を機に2020年(令和2年)に制定した記念日。
雑学・小話
鈴花は1900年(明治33年)に佐賀県神埼郡で創業した森呉服店を発祥とする呉服専門店とされる。「洋服」に対する「和服」という呼び方をもっと広めたいという思いから、この記念日の制定にあたっては約3万人分の署名を集めたと伝えられる。制定後は毎年この日にあわせて、従業員が和装で街を歩くイベントなどを行っているとされる。着物や浴衣に限らず、普段づかいできる和装小物を取り入れることも、和服文化に親しむ入り口になるといえる。
制定:花王株式会社
由来・理由
「ト(10)ニ(2)ック(9)」と読む語呂合わせにちなみ、育毛剤・ヘアトニックなどの男性用化粧品を手がける花王株式会社が制定したとされる記念日。
雑学・小話
ヘアトニックは頭皮に直接つけて使用する育毛・養毛用の化粧水で、清涼感のある使い心地とともに頭皮の血行促進や抜け毛予防を目的に使われてきたとされる。花王は「サクセス薬用育毛トニック」などの商品を展開しており、この記念日を通じて男性の頭皮ケアへの関心を高めることを狙っているといわれる。加齢とともに気になりやすい薄毛や抜け毛の予防には、日頃からの頭皮マッサージや生活習慣の見直しも効果的とされる。季節の変わり目に抜け毛が増えやすいとされる秋は、頭皮ケアを見直すきっかけの時期ともいえる。