✦ ツキヨミ ✦

105日は何の日?

8件の記念日があります

世界教師デー社会・国際

制定:ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)・国際労働機関(ILO)(1994年)

由来・理由

1966年10月5日、ユネスコと国際労働機関(ILO)が「教員の地位に関する勧告」を採択したことを記念し、1994年から実施されている国際デー。

雑学・小話

勧告は教師の労働条件・待遇・専門性の向上を各国政府に求める国際的な指針として採択された。現在では100を超える国と地域でこの日が祝われ、ユネスコと教育インターナショナル(EI)は毎年テーマを掲げて、教師が子どもたちの学びや地域社会の発展に果たす役割への理解を広めるキャンペーンを展開している。中国は9月10日、台湾は9月28日というように独自の「教師の日」を定める国も多い一方、日本には公的な教師の日がまだなく、10月5日を国際的な共通の記念日として位置づける動きが徐々に広がっている。

レジ袋ゼロデー社会・国際

制定:日本チェーンストア協会(2002年)

由来・理由

ごみ減量のためマイバッグ(買物袋)の持参を呼びかけることを目的に、スーパーマーケット業界団体の日本チェーンストア協会が2002年(平成14年)に制定した。

雑学・小話

1995年から「ごみ減量推進国民会議」(現・ゴミゼロパートナーシップ会議)による「マイバッグキャンペーン」(10月1日〜31日)が行われており、この日はその一環として位置づけられた。2003年からは内閣府も「環境にやさしい買い物キャンペーン」として呼びかけを始め、官民一体の取り組みへと広がった。2020年7月にレジ袋が有料化された今では、マイバッグの持参はすっかり日常の習慣として定着している。

時刻表記念日文化・芸術

由来・理由

1894年(明治27年)10月5日、庚寅新誌社から日本初の本格的な時刻表『汽車汽船旅行案内』が出版されたことに由来する。福沢諭吉の勧めにより手塚猛昌が発行した。

雑学・小話

手塚猛昌はイギリスの時刻表を参考にしながら、鉄道の発車時刻や運賃だけでなく、沿線の名所案内や紀行文まで盛り込んだ画期的な一冊を作り上げた。駅名と時刻を漢字と横書きで表し、右から左へ読み進める体裁は、現在の時刻表の基礎になったとされる。手塚の出身地・山口県萩市須佐の駅前には「時刻表の父 手塚猛昌顕彰之碑」が建てられ、その功績が今も伝えられている。

レモンの日文化・芸術

由来・理由

詩人・高村光太郎の妻で洋画家・紙絵作家の高村智恵子が1938年(昭和13年)10月5日に52歳で亡くなった命日にちなむ。光太郎の詩集『智恵子抄』に収められた「レモン哀歌」から「レモンの日」と呼ばれる。

雑学・小話

「レモン哀歌」は、闘病の末に衰弱していた智恵子が、息を引き取る数時間前にレモンをかじり、一瞬だけ生気を取り戻した様子を光太郎が詠んだ詩とされる。レモンの鮮烈な酸味と香りが、最後の「生」の感覚を呼び戻したと伝えられている。『智恵子抄』は光太郎と智恵子の結婚前から死後まで約30年にわたる詩・短歌・散文をまとめた詩集で、1941年に刊行された。切ない実話に由来するこの日は、レモンを見つめ直すきっかけとしてだけでなく、日本近代文学における愛の記憶としても語り継がれている。

達磨忌文化・芸術

由来・理由

中国禅宗の開祖とされるインド出身の僧・達磨大師(菩提達磨)の忌日。528年(南朝梁の大通2年)に遷化したと伝わり、禅宗寺院ではこの日に遺徳を偲ぶ法要が営まれる。

雑学・小話

達磨大師は南インドの王子として生まれ、6世紀初めに中国へ渡り、嵩山少林寺で壁に向かって9年間座禅を組み続けたという「面壁九年」の逸話で知られる。この故事にちなんで作られたのが、日本で縁起物として親しまれる「だるま」人形だ。達磨の教えはその後、曹洞宗・臨済宗をはじめとする禅宗五家七宗へと発展し、中国から日本へと連綿と受け継がれてきた。座禅を通じて悟りを求める禅の精神は、今なお多くの人の心の支えとなっている。

折り紙供養の日文化・芸術

制定:折り紙作家・河合豊彰

由来・理由

「花祭り」として釈迦の誕生を祝う4月8日と、禅宗の開祖・達磨大師の命日である10月5日の年2回、折り紙作家の河合豊彰が折り紙への感謝を捧げる日として提唱した。

雑学・小話

折り紙は一枚の紙から様々な形を生み出す日本の伝統文化で、折った人の思いが込められた「命」が宿るという考え方がある。河合豊彰は「河合豊彰創作折り紙研究会」を主宰し、各地で創作折り紙の指導にあたった人物。役目を終えた折り紙をただ捨てるのではなく、感謝の気持ちを込めて供養するというこの記念日は、物を大切にする日本人らしい心のあり方を伝えている。

みそおでんの日食べ物・飲み物

制定:ヨコオデイリーフーズ(2016年)

由来・理由

1994年(平成6年)10月5日、群馬県甘楽町のこんにゃくメーカー・ヨコオデイリーフーズが「田楽みそおでん」を発売したことにちなみ、2016年に記念日として制定し日本記念日協会が認定した。

雑学・小話

「田楽みそおでん」は群馬県産のこんにゃく粉を原料に、甘くコクのある特製の田楽みそを添えて手軽に楽しめるよう作られたおでんセットで、電子レンジや湯煎で温めるだけで食べられる手軽さが特徴だ。おでんの味付けは地域によって異なり、名古屋をはじめとする味噌文化圏では「みそおでん」が定番とされる。同社が運営する観光施設「こんにゃくパーク」でもこの記念日にちなんだイベントが行われることがある。

カナダ・メープルの日食べ物・飲み物

制定:ケベック・メープルシロップ生産者協会(2020年)

由来・理由

カナダのナイアガラ地域からケベック・シティーに至る「メープル街道」でカエデが色づき始める10月上旬であることと、カエデの葉が人の手のひらを広げて「5」を示す形に似ていることにちなみ、ケベック・メープルシロップ生産者協会が制定し、2020年に日本記念日協会が認定した。

雑学・小話

カナダは世界のメープルシロップ生産量の7割以上を占めるとされ、なかでもケベック州はその中心的な産地として知られる。メープルシロップはカエデの樹液を長時間かけて煮詰めて作られ、糖度や風味の違いによって等級が分けられている。日本市場向けにこの記念日を制定したのは、パンケーキやヨーグルトにかける甘味料としてだけでなく、料理の調味料としてもメープルシロップの魅力を伝える狙いがある。

10/4一覧へ10/6