10月8日は何の日?
9件の記念日があります
制定:日本木材青壮年団体連合会(1977年)
由来・理由
漢字の「木」が「十」と「八」を組み合わせた形であることにちなみ、1977年(昭和52年)に日本木材青壮年団体連合会(木青連)が提唱した。木材・木製品への関心を高めることを目的としている。
雑学・小話
日本は国土の約7割を森林が占める世界有数の森林国だが、国内で使われる木材の多くを輸入に頼ってきた歴史があるとされる。近年は国産材の利用を促す「木づかい運動」が各地で展開され、木造校舎や木造ビルなど公共建築への木材活用も広がっているという。木青連はこの日を含む10月を「木の月間」と定め、都道府県ごとに植樹祭や木工体験、木製ノベルティの配布など木材にちなんだ催しを行っている。木は成長する過程で二酸化炭素を吸収するため、適切に伐採して植林を繰り返す循環利用が、森林の若返りと地球温暖化対策の両方につながるとされる。
制定:東京都麺類生活衛生同業組合
由来・理由
「そ(10)ば(8)」と読む語呂合わせと、新そばの収穫時期にあたることにちなみ、東京都麺類生活衛生同業組合が制定した。毎月末日(晦日)に食べる「そばの日」とは別に設けられた記念日である。
雑学・小話
そばを食べる習慣は江戸時代の商家に由来するとされ、細く長いそばにあやかって「商いが末永く続くように」との願いを込め、晦日(月末)にそばを食べる風習が広まったといわれる。一方、10月8日のそばの日は、秋に収穫される「新そば」の香りと風味を多くの人に楽しんでもらうことを目的に制定された記念日で、そばの実の収穫は8月から10月にかけて行われ、収穫後すぐに製粉した新そばは香りが際立つとされる。深大寺(東京都調布市)周辺の門前そば屋など、各地のそば処ではこの時期に合わせて新そばまつりが開催されることも多い。
制定:日本足袋工業会(1988年)
由来・理由
七五三や正月、成人式など和装で足袋を履く機会が増える10月であることと、末広がりで縁起の良い「8」にちなみ、日本足袋工業会が1988年に制定した。2018年には日本記念日協会にも認定された。
雑学・小話
足袋は和装に欠かせない履物で、着物や浴衣を着る際に足元を清潔かつ美しく見せる役割を持つとされる。かつては家庭で仕立てることも多かったが、既製品の普及とともに専門の足袋メーカーが各地で発展したという。埼玉県行田市は「足袋の町」として知られ、最盛期の昭和13年(1938年)ごろには全国の足袋生産量の約8割を占める日本一の産地だったとされる。近年は着物を着る機会そのものが減少傾向にあるとされる一方、カラフルな柄足袋や靴下感覚で履けるデザインなど、若い世代にも取り入れやすい商品開発が進められている。
由来・理由
1932年(昭和7年)10月8日、前年に公布された国立公園法にもとづき、大雪山・阿寒・十和田・日光・富士箱根・吉野熊野・瀬戸内海・大山・阿蘇・雲仙・霧島など、国立公園の候補地12か所が選定されたことにちなむ記念日。
雑学・小話
このとき候補地として選ばれた地域のうち、実際に法律にもとづく国立公園として最初に正式指定されたのは、1934年(昭和9年)3月16日の瀬戸内海・雲仙・霧島の3か所だったとされる。国立公園法は1931年(昭和6年)に公布され、優れた自然の風景地を保護しながら、利用と保護を両立させることを目的として整備された。現在の国立公園は自然公園法に基づき指定されており、山岳・湖沼・海岸など多様な自然環境が対象となっている。豊かな自然を後世に残すための制度は、90年以上を経た今も国土の保全と観光振興の両面で重要な役割を担っている。
制定:ひまわり証券株式会社(2008年)
由来・理由
1998年4月に施行された外国為替及び外国貿易法(外為法)の改正で対外取引が原則自由化されたことを受け、同年10月8日にひまわり証券(当時の社名はダイワフューチャーズ)が日本で初めて個人向けFXサービスを開始した。この日にちなみ、同社が2008年に「FXの日」を制定した。
雑学・小話
改正前の外為法では、外国為替取引は大蔵大臣(当時)の認可を受けた外国為替公認銀行を通じてのみ行うことができ、個人が自由に外貨を売買することは想定されていなかったとされる。1998年の改正により対外取引が原則自由化され、銀行以外の企業も外国為替業務に参入できるようになったことが、個人向けFX市場誕生の直接のきっかけになったといわれる。当初は電話や対面での取引が中心だったが、インターネットの普及とともにオンライン取引が主流となり、現在ではスマートフォン一つで24時間いつでも取引できる身近な金融商品として広がっている。レバレッジをかけた取引ができる点が特徴だが、その分リスク管理の重要性も指摘されている。
制定:株式会社イーネット(1999年)
由来・理由
1999年(平成11年)10月8日、株式会社イーネットが日本で初めてコンビニエンスストアに銀行共同ATMを設置したことにちなむ記念日。
雑学・小話
イーネットは同年9月に、銀行やコンビニエンスストアなど複数企業の出資により設立された共同運営会社で、一般的な銀行ATMよりも小型で省スペースなATMを開発し、コンビニ店舗への設置を進めたとされる。それまで現金の引き出しは銀行窓口や銀行設置のATMに限られることが多かったが、24時間営業のコンビニにATMが置かれたことで、深夜や休日でも手軽に現金を引き出せる環境が整ったといわれる。その後コンビニATMは全国に急速に普及し、現在では銀行ATMよりもコンビニATMの利用者数が上回る場面も多いとされる。スーパーや駅、空港などコンビニ以外への設置も進み、生活インフラの一部として定着している。
制定:株式会社東ハト
由来・理由
社名の「東(10)ハ(8)ト」と読む語呂合わせにちなみ、菓子メーカーの株式会社東ハトが制定した。企業名そのものを記念日として登録した初めての例とされる。
雑学・小話
東ハトは1952年(昭和27年)に東京製菓として創業し、同名企業が多かったことから、初代社長が好んだ鳩にちなんで「鳩印東京製菓」のブランド名で菓子を販売してきたとされる。「キャラメルコーン」「ハーベスト」「暴君ハバネロ」「なげわ」など、幅広い世代に親しまれるロングセラー商品を数多く生み出してきた老舗メーカーで、2006年に山崎製パン株式会社の子会社となり、現在は同社が株式の大半を保有している。企業名そのものを記念日に登録するという珍しい試みは、社名を広く知ってもらうと同時に、長年愛されてきた商品群への感謝を伝える狙いがあるとされる。
制定:全国保険医団体連合会(1992年)
由来・理由
「入れ(10)歯(8)」と読む語呂合わせにちなみ、1992年に全国保険医団体連合会などが「保険でよい入れ歯を」運動の一環として制定した。
雑学・小話
入れ歯(義歯)は虫歯や歯周病などで歯を失った際に、噛む機能や発音、見た目を補うための医療機器で、保険適用の入れ歯と自費診療の入れ歯では素材や設計に違いがあるとされる。この記念日は、保険診療で質の良い入れ歯を作れる環境を求める運動として始まったとされ、歯科医療費の負担のあり方や、高齢化にともなう口腔ケアの重要性を広く考えてもらうことを目的としている。よく噛んで食べることは全身の健康にもつながるとされ、入れ歯が合わないまま我慢して使い続けると、食生活の質や栄養状態にも影響するといわれる。定期的な歯科検診で入れ歯の調整を行うことも推奨されている。
制定:一般社団法人ドローン操縦士協会(2016年)
由来・理由
「ド(10)ローンパ(8)イロット」と読む語呂合わせにちなみ、産業用ドローンの普及とドローン操縦士の育成に取り組む一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)が2016年に制定した。
雑学・小話
ドローン操縦士協会は2016年に設立された団体で、農業・測量・点検・空撮など幅広い分野で活用が広がるドローンについて、安全な操縦技術を身につけた人材を育成するための資格認定制度を運営しているとされる。ドローンは目視外飛行や夜間飛行など高度な運用を行う際には国の許可・承認が必要となる場合があり、操縦者の技量や知識を第三者が証明する民間資格の役割が重視されているという。物流や災害調査、インフラ点検などへの活用が今後さらに広がるとみられており、担い手となる操縦士の育成は業界全体の課題のひとつとされる。10月6日に追加した「ドローンの日」(徳島県那賀町のドローン特区)とは異なる切り口で、操縦士という「人」に焦点を当てた記念日である。