10月7日は何の日?
9件の記念日があります
由来・理由
長崎の氏神・鎮西大社諏訪神社の秋の例大祭で、10月7日から9日にかけて行われる。1634年(寛永11年)、丸山町の遊女2人が諏訪神社に謡曲「小舞」を奉納したことが始まりとされる。
雑学・小話
「くんち」の語源には諸説あるが、祭りが行われる9日にちなむという説や、収穫を感謝する「おくんち(お九日)」に由来するという説が知られている。7日は「お下り」と呼ばれ、諏訪神社に祀られた3体の神体が本宮から市内の御旅所へと渡御し、その年の当番にあたる「踊町(おどりちょう)」が龍踊(じゃおどり)や阿蘭陀万才、コッコデショなど、鎖国時代の長崎ならではの異国情緒あふれる演し物を奉納する。踊町の当番は7年に一度回ってくるとされ、同じ演目でも年によって趣向が異なるという。1979年(昭和54年)には国の重要無形民俗文化財に指定され、京都祇園祭・秩父夜祭とともに日本三大祭のひとつに数えられることもある。
由来・理由
1849年10月7日、推理小説の先駆者とされるアメリカの作家エドガー・アラン・ポーが40歳で亡くなったことにちなむ記念日。制定者・制定年は明らかになっていないとされる。
雑学・小話
ポーは1841年に発表した短編『モルグ街の殺人』で、史上初の推理小説を書いたとされる作家で、後の名探偵シャーロック・ホームズをはじめ、多くの推理小説に影響を与えたといわれる。日本でも推理小説への関心は高く、江戸川乱歩の筆名はエドガー・アラン・ポーの名前をもじったものとしてよく知られている。ポーの生涯は決して恵まれたものではなく、幼くして両親を失い、後年は借金や飲酒の問題にも苦しんだとされ、その死因も長らく謎に包まれたままだったという。皮肉にも「謎」を愛した作家自身の最期が最大のミステリーとして語り継がれている。
制定:日本損害保険協会(2003年)
由来・理由
「とう(10)なん(7)」=盗難と読む語呂合わせにちなみ、日本損害保険協会が2003年に制定した。住宅侵入盗や自動車盗難など、身近な盗難被害への注意を呼びかけることを目的としている。
雑学・小話
住宅対象の侵入窃盗は無施錠の窓や玄関から侵入されるケースが多いとされ、鍵をかける習慣だけでも被害を大きく減らせるといわれる。自動車盗難についても、電子キーの信号を特殊機器で読み取って解錠する「リレーアタック」と呼ばれる手口が近年報告されているとされる。日本損害保険協会はこの日に合わせて、全国の街頭で防犯グッズの配布や啓発活動を行っており、各地の警察や自治体とも連携した取り組みが続けられている。ちょっとした戸締まりの習慣が、大きな被害を防ぐ第一歩になるとされる。
制定:一般社団法人日本ガス石油機器工業会(2023年)
由来・理由
カセットこんろの買い替え目安が製造から「10年」、カセットボンベの使用期限が製造から「7年」とされることにちなみ、一般社団法人日本ガス石油機器工業会(JGKA)が2023年に制定した。
雑学・小話
カセットこんろとボンベは、災害時の備蓄品として家庭に常備されることが多い一方、実際に使う機会が少ないまま長期間保管され、製造年月日を意識しないまま経年劣化した状態で使われてしまうことがあるとされる。経年劣化したボンベは、ガス漏れや破裂などの事故につながるおそれがあるという。JGKAはこの日を機に、家庭にある備蓄品の製造年月日を確認し、災害時にも役立てられるよう実際に「防災鍋」を作ってみることを呼びかけている。使ってみることで不具合や不足に気づくことができ、いざというときの備えにもつながるとされる。
制定:ビオフェルミン製薬株式会社(2022年)
由来・理由
「重要な(10)おなか(07)」と読む語呂合わせにちなみ、乳酸菌整腸剤などを手がけるビオフェルミン製薬株式会社が2022年に制定した。季節の変わり目に腸の不調が出やすい時期に、腸活への関心を高めてもらうことを目的としている。
雑学・小話
夏から秋にかけての季節の変わり目は、気温の低下でおなかが冷えて腸のぜん動運動が鈍くなったり、寒暖差による自律神経の乱れから便秘や下痢を起こしやすくなるとされる。ビオフェルミン製薬はこの時期に合わせて「おなかを大切にする日」のほか、4月7日の「おなかと腸活の日」など複数の記念日を制定しており、年間を通じて腸内環境への関心を呼びかけている。腸内には数百種類、数十兆個ともいわれる腸内細菌が存在し、善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスが崩れることで体調に影響が出るとされる。発酵食品や食物繊維を意識した食生活が、腸内環境を整える基本とされている。
制定:ネスレ日本株式会社(2014年)
由来・理由
「オト(10)ナ(7)」と読む語呂合わせにちなみ、ネスレ日本株式会社が2014年に制定した。同社の看板商品「キットカット オトナの甘さ」の魅力を伝えることを目的としている。
雑学・小話
「キットカット オトナの甘さ」は2014年に発売された商品で、チョコレートに黒いビスケットを練り込み、通常のキットカットよりも甘さを抑えた大人向けの味わいに仕上げているのが特徴とされる。発売当初からチョコレート市場で大きな話題を呼び、その年のヒット商品のひとつに数えられたともいわれる。宇治抹茶を使った「抹茶」や、酸味を効かせた「ストロベリー」など味のバリエーションも展開されており、受験生への応援メッセージで知られる「キットカット」ブランドが、大人向けの新たな楽しみ方を提案する商品として位置づけられているとされる。
制定:直七の里株式会社(2011年)
由来・理由
10月が直七の収穫最盛期にあたることと、「直七」の「七」が7を示すことにちなみ、高知県宿毛市の直七の里株式会社が2011年に制定した。
雑学・小話
直七は高知県宿毛市周辺で古くから栽培されてきた柑橘で、やわらかな酸味とすっきりとした香りが特徴とされ、地元では古くから食酢がわりに使われてきたという。名前の由来には、魚を売り歩いた「直七」という人物が広めたためという説がある。直七の里株式会社は、後継者不足で栽培が減っていた文旦に代わり、病害虫に強く手間のかかりにくい直七を地域の特産品として売り出すため、2011年に設立されたとされる。10月7日には収穫体験ツアーや、都内での直七の無料配布イベントなどが行われ、幻の柑橘とも呼ばれる直七の魅力を広める活動が続けられている。
制定:一般社団法人大人のダイエット研究所(2015年)
由来・理由
「おと(10)な(7)」=大人と読む語呂合わせにちなみ、忙しい大人の食と健康を支援する一般社団法人大人のダイエット研究所が2015年に制定し、日本記念日協会に認定された。無理なく食事を楽しみながら健康を見直すきっかけの日とされる。
雑学・小話
共働き世帯の増加にともない、働き盛りの世代では食物繊維やカルシウムなど特定の栄養素が不足しがちであることが、厚生労働省の調査でも指摘されているとされる。忙しさを理由に食事を抜いたり、偏った食生活になったりすることが、無理な体重管理や体調不良につながりやすいという。大人のダイエット研究所は、極端な食事制限ではなく、日々の食事を楽しみながら健康的に体調を整えることを重視した情報発信を行っており、記念日にあわせて「ズボラレシピコンテスト」の表彰式なども開催しているとされる。年齢を重ねた体に合わせた、無理のない付き合い方を考える機会として位置づけられている。
制定:国連総会(2021年8月30日決議、A/RES/75/318。提案国はベナン・ブルキナファソ・チャド・コートジボワール・マリの5カ国。前身のWTOイベントは2019年にコットン4カ国=C-4が提唱)(2021年)
由来・理由
綿花産業の重要性を広く伝えるため、ベナン・ブルキナファソ・チャド・マリの「コットン4カ国(C-4)」の提唱により世界貿易機関(WTO)が2019年10月7日に「World Cotton Day」を発足させた。その後、コートジボワールを加えた5カ国による提案を受け、2021年8月30日の国連総会決議(A/RES/75/318)によって10月7日が正式に国際デーとして承認された。
雑学・小話
WTOの発表によれば、綿花は世界75カ国以上・5大陸にわたって栽培され、多くが開発途上国の農家の重要な収入源となっているとされる。FAO事務局長は、綿花1トンの生産は平均して年間5人分の雇用を生み出すと述べており、世界全体で年間およそ1億人分の雇用・収入を支えているという。綿花は衣料用繊維だけでなく、種子から食用油や飼料も取れる、食料と繊維をともに生み出す数少ない農産物としても知られる。生分解性の高い天然素材として環境負荷の低さにも注目が集まっており、WTO・FAO・UNCTAD・国際貿易センター(ITC)など複数の国際機関が連携し、この日にちなんだ啓発イベントを毎年開催しているとされる。
世界綿の日(World Cotton Day)の単独ページを見る →