5月25日は何の日?
5件の記念日があります
由来・理由
1955年(昭和30年)5月25日、岩波書店が国語辞典『広辞苑』の初版を刊行したことにちなむ記念日。「広辞苑」の名は「広く言葉の苑(その)」を意味し、初版では国語・外来語・固有名詞まで約20万語を一冊に収録した百科的国語辞典として画期的な存在となった。
雑学・小話
広辞苑の原形は言語学者・新村出(しんむら・いずる)が1935年に博文館から刊行した『辞苑』で、豊富な語彙と百科事典的な記述が特徴だった。戦時中に改訂版が出たものの戦後の混乱が続く中、新村出が岩波書店と組んで全面的な増補改訂を行い、1955年に「広辞苑」として正式刊行した。以来、改訂のたびに新語や流行語が追加されることが大きな話題となり、第七版(2018年刊)では約25万語を収録する。「広辞苑に載る言葉」は権威の証として認識されるほど文化的影響力を持ち、新語の収録・不収録をめぐる論議が各改訂期に巻き起こるのが恒例となっている。岩波書店の本社がある東京・神保町の書店街の象徴的な出版物でもあり、その名を冠した「広辞苑的」な正確さへの評価は出版界を超えて社会に根付いている。
由来・理由
1899年(明治32年)5月25日、山陽鉄道(現・JR山陽本線)が京都〜三田尻(現・防府)間を走る急行列車に日本初の食堂車を連結・営業を開始したことにちなむ記念日。日本初の鉄道食堂サービスが始まった日として、鉄道史・食文化史に残る出来事とされている。
雑学・小話
山陽鉄道の食堂車は一等・二等客(現在のグリーン車相当)専用のサービスで、メニューはフランス料理をベースにした西洋料理が中心だった。運営を担ったのは神戸の老舗ホテル「自由亭」(後の「ミカド」)で、当時の日本ではまだ珍しかった本格的なコース料理が移動しながら楽しめた。国有鉄道(官鉄)が食堂車を導入したのは2年後の1901年のことで、民間鉄道の山陽鉄道がいかに先進的だったかを物語る。その後の日本の長距離特急には食堂車が欠かせない存在となり、昭和の時代には「旅の醍醐味」の象徴だった。しかし1990年代以降の経営合理化で次第に姿を消し、定期的な食堂車サービスは2000年代までに幕を閉じた。現在は豪華寝台列車「ななつ星in九州」などの特別列車に限られており、かつての食堂車を懐かしむ声は今も根強い。
制定:サンケイリビング新聞社(2009年)
由来・理由
家事や育児に追われる主婦(主夫)が定期的に休める日を設けようと、サンケイリビング新聞社が読者へのアンケートをもとに制定した記念日。1月25日・5月25日・9月25日の年3回が設定されており、2009年に日本記念日協会に認定された。
雑学・小話
「主婦休みの日」は、家事・育児・介護を年中無休でこなす主婦・主夫に意識的に休んでもらうとともに、家族が家事を分担するきっかけをつくることを目的とする。サンケイリビング新聞社が同新聞の読者(主婦層が中心)へのアンケートで「休みたい日」「家族に家事を任せたい日」を調査した結果、3回の制定日が決まったとされる。5月25日はゴールデンウィーク疲れが出やすい時期であり、家事の負担が一時的に増える時期でもあることから選ばれた。日本では「家事は女性の仕事」という意識が根強かったが、この記念日は男女が協力して家庭を支えるワーク・ライフ・バランスの観点からも注目されてきた。近年は共働き家庭の増加や家事代行サービスの普及が進み、「主婦休みの日」は改めて家事の価値と分担を見直す日として機能している。
制定:JA宮崎経済連(2014年)
由来・理由
5月(0・5)が宮崎産完熟マンゴーの出荷最盛期であることと、「に(2)こ(5)=にっこり笑顔」の語呂合わせを組み合わせた「0525」に由来し、JA宮崎経済連(宮崎県果樹振興協議会亜熱帯果樹部会)が2014年(平成26年)に制定した記念日。宮崎マンゴーのブランド価値向上と全国への普及促進を目的とし、日本記念日協会に認定されている。
雑学・小話
宮崎マンゴーは温暖な気候と豊富な日照量を活かしたハウス栽培によって生み出され、糖度が高く果肉がとろけるような甘さが特徴だ。収穫前の果実にネットをかぶせておき、完熟して自然に枝から落ちたものをネットでやさしく受け止めて収穫する「完熟マンゴー」は、傷のないものだけが厳選出荷される。中でも等級「太陽のタマゴ」ブランドは、青秀以上の品位・2L(350g)以上の重量・糖度15度以上という基準をすべてクリアしたものにのみ与えられる称号で、その割合は宮崎県産完熟マンゴー出荷量全体のわずか1〜2割程度とされる。百貨店では1玉数千円〜数万円の値がつく高級果物として知られる。 かつてマンゴーは輸入品しか流通しておらず、「国産マンゴーといえば宮崎」というイメージが定着するまでには農家の長年の努力があった。今日では沖縄や鹿児島でも栽培されるが、ブランド力・出荷量ともに宮崎がトップを維持している。完熟した果実は収穫後の日持ちが短く、遠方への輸送には向かないため、産地ならではの熟しきった甘さを味わえるのも魅力のひとつだ。この記念日の前後には各地で宮崎フェアが開催され、マンゴースムージー・タルト・大福など多彩なスイーツが並ぶ。
みやざきマンゴーの日の単独ページを見る →制定:ハウス食品株式会社(2018年)
由来・理由
1978年(昭和53年)5月25日、ハウス食品株式会社がトウモロコシを主原料とする円錐形スナック菓子「とんがりコーン」を東京地区で新発売したことにちなむ記念日。発売から40周年を迎えた2018年に同社が申請し、日本記念日協会が認定した。
雑学・小話
とんがりコーンは、指先にはめて指ぬきのように遊びながら食べられる円錐形が特徴のコーンスナックだ。ハウス食品は1977年に米ゼネラル・ミルズと提携してスナック菓子分野に進出し、翌1978年にとんがりコーンを世に送り出した。発売当初はバター醤油味が主流だったが、1980年代にはコンソメパンチ・チーズ・ビーフコンソメ、1990年代には和風バーベキュー・コーンポタージュ・のりマヨネーズなど、時代ごとに新フレーバーが投入され続け、これまでに数十種類が登場したとされる。かつてのテレビCMには俳優の国広富之が出演し、トランザムが歌うCMソングとともに、広大なトウモロコシ畑を舞台にしたカントリーウエスタン調の映像が話題になったという。発売45周年にあたる2023年には期間限定フレーバーや復刻デザインパッケージが展開され、SNSでも話題を集めた。半世紀近い歴史の中でパッケージやフレーバーを変化させながらも、指を通して楽しむユニークな食べ方は今も変わらず、コンビニやスーパーの菓子売り場に定番として並び続けている。
- ハウス食品株式会社 ニュースリリース「とんがりコーンの日」
- とんがりヒストリー | とんがりコーン | ブランドサイト | ハウス食品
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