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5月8日は何の日?

8件の記念日があります

世界赤十字デー社会・国際

制定:赤十字社連盟(現・国際赤十字・赤新月社連盟、第20回理事会)(1948年)

由来・理由

赤十字の創設者アンリ・デュナンの誕生日(1828年5月8日)を記念して1948年に制定された国際記念日。日本赤十字社も毎年この日を「赤十字の日」として全国各地でイベントを行っている。

雑学・小話

アンリ・デュナンは1828年スイス・ジュネーブ生まれ。1859年のソルフェリーノの戦いで数万人の傷者が放置される惨状を目撃し、地域住民を組織して緊急救護を行った。この体験をもとに著した『ソルフェリーノの思い出』(1862年)が赤十字設立の礎となり、1863年に赤十字国際委員会が設立された。デュナンは第1回ノーベル平和賞(1901年)を受賞している。「赤地に白十字」のシンボルはスイス国旗の配色を反転させたデザインで、宗教的中立を示す。イスラム諸国では「赤新月」シンボルが使われ、現在の正式名称は「世界赤十字・赤新月デー」。日本赤十字社の会員・ボランティアは約1,400万人を数える。

ゴーヤーの日食べ物・飲み物

制定:沖縄県とJA沖縄経済連(1997年)

由来・理由

「ゴー(5)ヤー(8)」の語呂合わせから5月8日を制定。ゴーヤーの出荷が本格化する時期に合わせて、沖縄農業の振興と食文化普及を目的として制定された。

雑学・小話

ゴーヤー(ニガウリ)は熱帯・亜熱帯原産のウリ科植物で、独特の苦みが特徴。沖縄では「ゴーヤーチャンプルー」として古くから日常食に根付いてきた。苦み成分のモモルデシンやチャランチンには血糖値抑制効果があるとされ、健康食材として全国的に注目を集めた。2001年のNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」でゴーヤーが登場し、沖縄ブームと相まって全国のスーパーに並ぶ定番野菜となった。現在は本州・四国・九州でも栽培が広まり、夏の日差しを遮る「グリーンカーテン」としてベランダ菜園でも人気が高い。緑色の果実が一般的だが、白ゴーヤーや黄ゴーヤーなど多品種が存在する。

松の日自然・環境

制定:日本の松の緑を守る会(1989年)

由来・理由

1981年5月8日に「日本の松の緑を守る会」の全国大会が開催されたことを記念して1989年に制定。マツクイムシ(マツノザイセンチュウ病)による松の大量枯死問題への国民的関心を高め、松文化の保護と植樹を推進することが目的。

雑学・小話

松は万葉集・俳句・日本画に数え切れないほど登場する日本の文化的シンボル。正月の門松、能舞台に描かれた老松、盆栽、そして「松竹梅」の縁起物など、日本人の精神文化に深く根付いている。しかし1970年代以降、マツノザイセンチュウを媒介するマツノマダラカミキリの分布拡大で全国の松林が壊滅的被害を受けた。天橋立・三保の松原・気比の松原の「日本三大松原」の維持には地元の官民が多大な労力をかけている。東日本大震災では津波で岩手・陸前高田の「高田松原」7万本がほぼ全滅したが、奇跡的に残った1本「奇跡の一本松」が復興のシンボルとなった。

ヨーロッパ戦勝記念日(VEデー)社会・国際

由来・理由

1945年5月8日、ナチス・ドイツが連合国に無条件降伏し、ヨーロッパにおける第二次世界大戦が終結した日。VEデー(Victory in Europe Day)として欧米各国で記念されている。

雑学・小話

1945年5月7日午前2時41分、フランス・ランスの連合国最高司令部でドイツ軍代表が降伏文書に署名し、翌8日をもってヨーロッパ全域での戦闘が終結した。ロンドンでは100万人以上の市民が街頭で歓喜し、チャーチル首相がバルコニーから演説した。一方ソビエト連邦はモスクワ時間の時差により5月9日を「戦勝記念日(ポベーダ)」として現在も祝っている。ヒトラーはこれより8日前の4月30日にベルリンで自死していた。日本が降伏するのはさらに3カ月後の1945年8月15日(玉音放送)・9月2日(降伏文書調印)であり、VEデーは太平洋戦争終結の「前半戦終了」を意味した。

童画の日文化・芸術

制定:長野県岡谷市イルフ童画館(1925年)

由来・理由

1925年(大正14年)5月8日、東京銀座の資生堂画廊で童画家・武井武雄の個展が開催され、この時初めて「童画」という言葉が使われた日を記念して制定された。

雑学・小話

武井武雄(1894-1983)は長野県諏訪郡岡谷町(現・岡谷市)出身の画家・版画家。当時、子ども向けの絵は「挿絵」「イラスト」として軽視されていたが、武井はこれを「童画」と命名し、芸術として確立させることに尽力した。彼の作品は大正・昭和の童話本・雑誌を飾り、独自のファンタジー世界観で多くの子どもたちを魅了した。ナンセンスな遊び心と東洋・西洋の要素を融合させた画風は現代でも高い評価を受けており、長野県岡谷市の「イルフ童画館」に多数の作品が収蔵されている。「童画」という概念を世に広めた点で、日本の絵本・アニメーション文化の源流のひとつとも言える。

紙飛行機の日文化・芸術

制定:折り紙ヒコーキ協会(2017年)

由来・理由

「GO(5)HIGH(8)」の語呂合わせから5月8日を制定。折り紙ヒコーキ協会が日本記念日協会の認定を受けた。また、ダウン症と白血病を患いながら2002年5月8日に満9歳で亡くなった、紙飛行機が大好きだった少年・井上健史くんの命日にもちなんでいる。

雑学・小話

紙飛行機は紙1枚あれば世界中どこでも楽しめる遊びとして、子どもから大人まで親しまれてきた。日本の折り紙技術と融合した「折り紙飛行機」は精緻な設計が競われ、滞空時間や飛距離を競う世界大会も開催されている。ギネス世界記録では最長滞空時間29.2秒(2009年、折り紙ヒコーキ協会の戸田拓夫氏)が日本人によって樹立された。JAXAと共同で行われた「宇宙から地球に向かって紙飛行機を飛ばす実験」も話題となり、高度400キロの国際宇宙ステーションから投下された紙飛行機が大気圏を再突入できるかを検証した。シンプルな折り方から本格的な競技用まで、日本の紙飛行機文化はものづくりの精神を体現している。

声の日健康・医療

制定:声総研(森山剛・東京工芸大学助教ら)

由来・理由

「5」を「こ」、「8」を「え」と読んで「こえ(声)」とする語呂合わせから5月8日を制定。声総研が日本記念日協会の認定を受けた。「いい声で日本を元気に」をテーマに声の健康と重要性を広める。

雑学・小話

人間の声は声帯(声門)が呼気により振動することで生まれる。声優・歌手・教師・アナウンサーなど声を職業とする人々は、声帯ポリープや声帯炎のリスクと向き合いながら活動している。日本には世界でも例を見ない「声優文化」があり、アニメ・ゲーム・ドラマCDの声優がアーティストとして人気を集める独自のエンターテインメント産業が形成されている。声帯のケアには水分補給・適切な休息・加湿が基本とされ、喫煙や過度のアルコールは大敵。年齢とともに声質が変化するのは声帯の筋肉や粘膜の変化によるもので、適切なボイストレーニングで「声の若返り」を図ることも可能とされる。

万引き防止の日社会・国際

制定:株式会社ジェイエヌシー(現:セーフティ&セキュリティ株式会社)(2009年)

由来・理由

「ご(5)よう(8)」(御用 = 犯罪者を捕まえること)の語呂合わせから5月8日を制定。万引きが犯罪であるとの社会的認識を高め、被害を減少させることを目的として2009年に制定された。

雑学・小話

万引きは軽微な犯罪に見られがちだが、日本の小売業界全体の年間被害額は約4,600億円(警察庁推計)に上るとされ、1日あたり約12億円もの損失が発生している。万引きGメン(保安員)による現行犯逮捕が有効とされる一方、最近ではAIカメラ・重量センサー・電子タグ(RFID)などの技術を組み合わせた防犯システムの普及が進む。特に課題とされるのは高齢者による万引きで、生活困窮や孤立感が背景にあることが多く、単純な刑事罰だけでなく福祉的支援との連携が重要とされている。また無人レジ・セルフチェックアウトの普及に伴う「セルフレジ万引き」も新たな問題として注目されている。

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