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617日は何の日?

5件の記念日があります

おまわりさんの日社会・国際

由来・理由

1874年(明治7年)6月17日、日本で近代的な警察制度の基礎となる「巡査制度」が導入され、「おまわりさん(警察官)」という職業が誕生したことにちなむ。

雑学・小話

江戸時代の治安維持は各藩の武士や町奉行所の同心が担っていたが、明治維新後に欧米の近代的な警察制度を参考に制度改革が行われた。1874年6月17日、それまでの「邏卒(らそつ)」と呼ばれていた警察官が「巡査」という名称に改められ、近代的な日本の警察制度の礎が確立された。「おまわりさん」という親しみやすい呼び名は、巡査が地域を「見回る(巡回する)」ことに由来する。初代の巡査たちは刀を持たずに棒を携帯して街を巡回し、犯罪の防止と地域住民の保護にあたった。現在の日本の警察官数は約26万人で、交番(コウバン)制度は日本独自のシステムとして世界から高く評価されており、「KOBAN」という名称で海外の治安改善にも応用されている。交番は1875年に設置が始まり、地域の身近な相談窓口として機能し続けている。

砂漠化および干ばつと闘う世界デー自然・環境

制定:国際連合

由来・理由

1994年6月17日に「国連砂漠化対処条約(UNCCD)」が採択されたことを記念し、同年の国連総会決議(A/RES/49/115)により毎年6月17日が「砂漠化および干ばつと闘う世界デー」として制定された。

雑学・小話

砂漠化は農地や草地が気候変動・過放牧・農地の過剰利用などにより不毛な砂漠状態に変化する現象で、毎年約1,200万ヘクタール(日本の国土の約3分の1)もの農地が失われているとされる。現在、地球上の陸地の約40%が乾燥地帯で、そこに住む20億人以上の生計が砂漠化の脅威にさらされている。アフリカのサヘル地域では数十年にわたる干ばつと砂漠化が食糧難と難民問題を引き起こし、中国の内モンゴル自治区で発生する砂嵐(黄砂)は日本にも影響を及ぼしている。日本では「鳥取砂丘」が砂漠化の代名詞として挙げられることがあるが、実際には降雨量が多く砂漠ではなく「砂丘」であり、維持のために継続的な除草作業が必要なほどだ。UNCCDは植林・持続可能な農業・土地管理の改善を通じた砂漠化対策を各国に求めており、国連は「土地劣化ゼロ(Land Degradation Neutrality)」の達成を目標に掲げている。

薩摩の日文化・芸術

由来・理由

1866年(慶応2年)6月17日、イギリス公使ハリー・パークスが軍艦3隻を率いて薩摩藩(現・鹿児島県)を公式訪問したことにちなむ。薩英戦争(1863年)後に友好関係を築いた薩英両国の絆を記念する日。

雑学・小話

1863年の薩英戦争(生麦事件の賠償問題から発展した英国艦隊と薩摩藩の砲撃戦)は、皮肉にも両者の間に相互尊重と協力関係をもたらした。薩摩藩は英国の圧倒的な軍事力を目の当たりにして急速に近代化への舵を切り、1865年には五代友厚・寺島宗則ら19名の留学生(薩摩スチューデント)を英国に密かに派遣した。そのお返しとして翌1866年6月17日、英国公使ハリー・パークスが家老・小松帯刀の招待を受けて薩摩藩を公式訪問した。薩摩藩は維新後の日本の近代化を主導した藩であり、西郷隆盛・大久保利通・東郷平八郎など多くの傑出した人材を輩出した。その積極的な海外交流と情報収集が倒幕・明治維新の原動力となり、近代日本の礎を築いた。「薩摩の日」はその歴史と文化を記念し、鹿児島の誇りを未来へ伝える日として位置づけられている。

国産なす消費拡大の日食べ物・飲み物

制定:冬春なす主産県協議会(2004年)

由来・理由

「よ(4)い(1)な(7)す」の語呂合わせから4月17日を「なすび記念日」とし、そのPR期間を拡大して毎月17日を「国産なす消費拡大の日」とした。岡山・高知・徳島・佐賀・福岡・熊本の冬春なす6産県が制定し、日本記念日協会が認定した。

雑学・小話

ナスは奈良時代にインドから中国を経て日本に伝来した野菜で、平安時代には「なすび」の名で栽培されていた。江戸時代には「一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)」という初夢の縁起物として珍重され、特に「初なり(はつなり)」の早取りナスは非常に高価だったという。現代では南北に細長い日本列島の温暖な産地を活かし、冬から春にかけては九州・四国産が、夏から秋にかけては本州各地で生産され、ほぼ通年供給される体制が整っている。ナスの紫色はポリフェノールの一種・ナスニンで、抗酸化作用があるとされる。「秋ナスは嫁に食わすな」という諺は体を冷やすから食べさせるなとも、美味しいから独り占めだとも諸説あり、諺自体が文化として楽しまれている。煮物・炒め物・漬物・天ぷらとあらゆる調理法に対応し、和洋中問わず幅広く使われる日本を代表する夏野菜だ。

減塩の日健康・医療

制定:日本高血圧学会

由来・理由

高血圧の予防と治療において減塩が重要であることを広めるため、特定非営利活動法人・日本高血圧学会が制定した毎月17日の記念日。世界高血圧デー(5月17日)から1年を通じて減塩を促進することを目的とする。

雑学・小話

日本人の塩分摂取量は世界的に見ても多い部類に入り、2019年の国民健康・栄養調査では男性10.9g/日、女性9.3g/日と、WHO推奨の5g/日以下を大きく上回っている。塩分の過剰摂取は血圧を上昇させ、脳卒中・心臓病・腎臓病などのリスクを高める。日本料理は醤油・味噌・漬物など塩分の多い調味料・食品が多く、美味しく食べながら減塩するための工夫が求められている。日本高血圧学会は高血圧治療のガイドラインで1日6g未満の塩分制限を推奨している。近年は「減塩醤油」「減塩味噌」「低塩梅干し」など減塩商品が充実し、「旨味を活かした減塩料理」のレシピも広く普及している。出汁を丁寧に取ることで少ない塩分でも満足感のある料理ができ、和食の伝統技法が現代の健康づくりに役立っている。

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