✦ ツキヨミ ✦

618日は何の日?

5件の記念日があります

おにぎりの日食べ物・飲み物

制定:石川県鹿西町(現・中能登町)(2002年)

由来・理由

1987年に石川県鹿島郡鹿西町(現・中能登町)の杉谷チャノバタケ遺跡から日本最古のおにぎりの化石(チマキ状炭化米塊)が発見されたことにちなみ同町が制定し、日本記念日協会が認定(2002年)した。「6」は「鹿西(ろくせい)」の「ろく」、「18」は毎月18日の「米食の日」にちなむ。

雑学・小話

弥生時代にはすでに存在していたことが遺跡から確認されているおにぎりは、日本人にとって最も親しみ深い食べ物のひとつだ。1987年、石川県鹿島郡鹿西町の弥生時代の遺跡「杉谷チャノバタケ遺跡」から、チマキ状に成形された炭化米塊が発見された。これが現在知られる日本最古のおにぎりとされ、約2,000年前の弥生人もおにぎりを食べていたことが証明された。江戸時代には握り飯が戦場の携帯食として重宝され、奈良時代には旅人や農作業中の人々の弁当として広まった。現在ではコンビニエンスストアのおにぎりが国民食として定着し、年間約20億個が販売されているとされる。三角形・俵形・丸形など形もさまざまで、梅・おかか・鮭・ツナマヨなど具のバリエーションも豊富だ。海外でも「ONIGIRI」として人気を集め、日本食文化を代表するアイコンのひとつとなっている。

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海外移住の日社会・国際

制定:国際協力事業団(現・JICA)(1966年)

由来・理由

1908年6月18日、781名の日本人移民を乗せた笠戸丸(東洋汽船)がブラジル・サントス港に到着し、日本初の本格的な海外移住(ブラジル移民)が始まったことにちなみ、1966年に国際協力事業団(現・JICA)が制定した。

雑学・小話

20世紀初頭、アメリカ・ハワイへの日本人移民が現地で排斥を受け、1908年の「日米紳士協定」で移民が制限されたことから、新たな移住先としてブラジルのコーヒー農園が注目された。1908年4月28日に神戸港を出発した笠戸丸には農業移民781名が乗船し、50余日の航海を経て6月18日にサントス港に到着した。移民たちは過酷なコーヒー農園での労働を強いられたが、その後も移民は続き、日本は世界有数の移住送り出し国となった。現在ブラジルには約200万人の日系人が暮らし、世界最大の日系社会を形成している。北米・南米・ハワイ・東南アジアなど世界各地に広がる日系人コミュニティは、それぞれの地で独自の文化を育みながら現地社会に貢献してきた。「海外移住の日」は日本人海外移住の歴史を振り返り、在外邦人・日系人とのつながりを大切にする日として位置づけられている。

考古学出発の日文化・芸術

由来・理由

1877年(明治10年)6月18日、アメリカの動物学者エドワード・S・モース博士が来日(横浜到着)したことにちなむ。モース博士は翌日に大森貝塚を発見・発掘し、日本の考古学・人類学の礎を築いた。

雑学・小話

エドワード・シルベスター・モース(1838〜1925年)はアメリカ・ボストン出身の動物学者で、腕足類(ブラキオポーダ)の研究のために来日した。1877年6月18日に横浜に到着した翌日、列車で東京へ向かう途中、大森駅を過ぎた崖に無数の貝殻が積み重なっているのを車窓から発見した。これが「大森貝塚」で、モースは1877年9月から本格的な発掘調査を行い、縄文時代の土器・骨器・人骨などを出土させた。これは日本で初めて行われた近代的・科学的な発掘調査であり、日本考古学の出発点とみなされている。発掘報告書"Shell Mounds of Omori"(1879年)は日本初の考古学的報告書ともなった。モース博士は東京大学のお雇い外国人教授として動物学・考古学・民俗学の発展に寄与した。また「モース・コレクション」として知られる陶磁器コレクションはボストン美術館に収蔵され、日本美術の海外普及にも貢献した。

持続可能な食文化の日自然・環境

制定:国際連合(2016年)

由来・理由

2016年12月の国連総会決議により、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた食文化への意識向上を目的として6月18日が「持続可能な食文化の日(Sustainable Gastronomy Day)」として制定された。

雑学・小話

「ガストロノミー(Gastronomy)」とは食文化・美食・料理を楽しむ学問・文化のことで、国連は持続可能な形で食料を生産・消費する重要性を示すためこの国際デーを制定した。食料システムは温室効果ガスの約26%を排出し、農業が陸地の約50%を利用しているとされる。肉の生産、特に牛肉は大量の水・土地・エネルギーを消費し、森林破壊の主要因にもなっている。一方、日本の「和食」はユネスコ無形文化遺産に登録(2013年)されており、出汁を活用した「旨み」の利用や季節の食材を大切にする文化が持続可能な食文化の模範として国際的に注目されている。地産地消・フードロス削減・有機農業の促進・多様な農産物の利用が、この日に世界各地で呼びかけられる。シェフ・研究者・農家・消費者が持続可能な食の未来を共に考える国際デーとなっている。

防犯の日企業・業界

制定:セコム株式会社

由来・理由

「1(棒)8(犯)」の組み合わせで「防犯」と読む語呂合わせから毎月18日を「防犯の日」とし、日本初の警備保障会社として1962年に創業したセコム株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

雑学・小話

セコム株式会社は1962年(昭和37年)に日本初の警備保障会社として設立された。社名の「SECOM」は「Security Communication」の略で、東京オリンピック(1964年)の選手村に機械警備システムを導入したことで一躍知名度を高めた。「セコムしてますか?」というCMフレーズは日本の防犯意識向上を象徴する言葉として広く浸透している。防犯の日は企業や家庭、個人が毎月1回防犯対策を見直す機会を設けるために制定された。日本の刑法犯認知件数は2002年をピークに長期減少傾向にあるが、特殊詐欺・サイバー犯罪など新しい形の犯罪が増加しており、防犯意識の継続的な更新が求められている。鍵の確認・不審者対策・インターネットセキュリティなど、防犯の対象は年々広がっており、デジタル社会における安全・安心のあり方を考えるきっかけの日となっている。

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