8月20日は何の日?
4件の記念日があります
由来・理由
1931年(昭和6年)8月20日、東京・銀座の尾張町交差点(現在の銀座4丁目交差点)や京橋交差点など34か所に、日本で初めて3色式(緑・黄・赤)の自動交通信号機が設置されたことにちなむ。
雑学・小話
今では街なかのどこにでもある信号機だが、日本に自動式の3色信号が登場したのは昭和に入ってからのことだとされる。それ以前の交差点では、警察官が手信号で車や人の流れをさばいていた。自動車が急速に増えるなか、安全に交通を整理する仕組みが求められ、信号機が導入されていったといわれる。 設置当初の信号機は、色が変わるタイミングでベルが鳴る仕組みだったと伝えられる。しかし、その音がうるさいという苦情が寄せられ、やがて鳴らされなくなったという逸話も残っている。新しい仕組みが人々の暮らしになじむまでには、こうした試行錯誤があったことがうかがえる。 赤は「止まれ」、青(緑)は「進め」という約束ごとは、今では世界の多くの国で共通している。何気なく従っている信号のルールも、交通の安全を守るために積み重ねられてきた工夫の結晶だ。この記念日は、毎日のように目にする信号機の始まりに思いをはせる一日といえる。
由来・理由
1926年(大正15年)8月20日、それまで別々に放送を行っていた東京・大阪・名古屋の3つの放送局が統合され、社団法人日本放送協会(NHK)が設立されたことにちなむ。日本の公共放送の出発点とされる。
雑学・小話
日本でラジオ放送が始まったのは1925年のことだとされる。当初は東京・大阪・名古屋にそれぞれ放送局が置かれていたが、翌1926年にこれらが統合され、全国規模の放送網をめざす社団法人日本放送協会が誕生したと伝えられる。これが現在のNHKの始まりとされる。 放送はやがてラジオからテレビへと広がり、ニュースや教育番組、ドラマ、スポーツ中継など、人々の暮らしに深く根づいていった。災害時には、正確な情報をいち早く届ける役割も担ってきたとされる。公共放送として、視聴者から集める受信料によって運営されている点も特徴のひとつだ。 朝の連続テレビ小説や大河ドラマ、紅白歌合戦など、世代を超えて親しまれてきた番組も少なくない。放送の形がインターネットへと広がりつつある今も、その歴史は100年近くにわたって続いている。この記念日は、日々何気なく接している放送の歩みをふり返るきっかけになる。
由来・理由
1897年8月20日、英国の医学者ロナルド・ロスが、蚊の体内からマラリアの原虫を発見したことにちなむ。蚊が媒介する感染症の脅威と予防の大切さを、世界に向けて啓発する日とされている。
雑学・小話
蚊は、地球上でもっとも多くの人命を奪ってきた生き物だといわれることがある。それは、マラリアやデング熱、日本脳炎といった病気を媒介するためだ。なかでもマラリアは、長く原因がわからないまま、多くの命を脅かしてきたとされる。 ロナルド・ロスは、蚊の体内にマラリアの原虫がいることを突きとめ、蚊が病気を運ぶ仕組みの解明に大きく貢献した。この発見は感染症対策の歴史を変えたとされ、ロスは1902年にノーベル生理学・医学賞を受けた。8月20日の「世界モスキートデー」は、この功績を記念して定められたものだ。 この日は蚊をたたえる日ではなく、蚊が運ぶ病気からどう身を守るかを考える日とされる。今も世界では、蚊が媒介する感染症で多くの人が苦しんでいる。身近なところでは、夏場の虫よけや水たまりをなくす工夫が予防につながる。小さな虫がもたらす大きな影響に、あらためて目を向けてみたい。
制定:株式会社毛髪クリニックリーブ21(2016年)
由来・理由
発毛事業を手がける毛髪クリニックリーブ21が制定。創業者の岡村勝正氏は1976年、クリーニング職人との会話をきっかけに毛髪の研究を始めたとされ、この年を創業年とする。その創業日である8月20日と、「は(8)つ(2)もう(0)」=発毛と読む語呂合わせにちなみ、創業40周年を迎えた2016年に日本記念日協会へ登録された。
雑学・小話
髪の悩みは、見た目の印象だけでなく気持ちの面にも影響することがあるとされる。抜け毛や薄毛が気になり始めると人目が気になったり、自信を持ちにくくなったりする人も少なくないという。発毛の日は、そうした悩みと向き合い、頭髪の健康を見直すきっかけとして設けられた記念日とされる。 リーブ21の創業者・岡村勝正氏は、1976年にクリーニング工場を営む職人と交わした何気ない会話をきっかけに、独自の毛髪研究を始めたと伝えられる。以来研究を重ね、1993年11月に株式会社毛髪クリニックリーブ21を設立した。日本記念日協会への登録は創業40周年にあたる2016年で、以後も節目ごとに記念キャンペーンが行われてきたという。 髪は体の健康状態や生活習慣を映す鏡ともいわれる。睡眠不足や偏った食事、ストレスの多い生活は頭皮や髪に影響を与えることがあると考えられており、逆にバランスのよい食事や十分な休養、適度な運動が髪の健康を支える土台になるとされる。頭皮をやさしく洗う、こすりすぎない、しっかり乾かすといった基本的なケアの積み重ねも大切だといわれ、悩みが深いときには専門家に相談するという選択肢もある。この記念日は、ふだん意識しにくい髪と頭皮のことを、少し立ち止まって気づかってみる日といえる。
発毛の日の単独ページを見る →