9月11日は何の日?
5件の記念日があります
由来・理由
1900年(明治33年)9月11日、東京の新橋駅と上野駅の構内に日本初の自動公衆電話が設置されたことにちなむ。当初は交換手を呼び出してつなぐ方式から「自働電話」と呼ばれ、1925年にダイヤル式が普及して「公衆電話」という名称が定着した。
雑学・小話
設置当初の利用料は5銭。当時としては高値で、庶民には縁遠い存在だったが、街なかの連絡手段として徐々に浸透していった。最盛期には全国に約70万台以上が設置されていたが、携帯電話の普及とともに2024年時点では約11万台に減少した。一方、大規模災害時には携帯回線が混雑する中でもつながりやすいインフラとして再評価され、街角の赤い電話機は「いざというとき」の存在として静かに役割を持ち続けている。
制定:警察庁(1999年)
由来・理由
警察への相談専用ダイヤル「#9110」にちなみ、警察庁が1999年に制定した。110番は緊急通報用だが、事件になる前の不安や困りごとは#9110で相談できる窓口として設けられた。
雑学・小話
110番には年間1,300万件以上の通報があり、その多くが緊急性の低い相談だとされる。そこで設けられたのが「#9110」で、ストーカー被害の不安、悪質商法の疑い、近隣トラブルなど、生活に関わるさまざまな相談を受け付けている。受付時間は都道府県警察によって異なるが、「まだ事件にはなっていないけれど、なんだか怖い」という感覚を早めに打ち明けられる場所の存在は、暮らしの安心感につながる。
制定:株式会社明治(2021年)
由来・理由
たんぱく質は20種類のアミノ酸から構成されており、体内で合成できない「必須アミノ酸」が9種類、合成できる「非必須アミノ酸」が11種類であることにちなむ。株式会社明治が制定し、2021年に日本記念日協会に認定・登録された。
雑学・小話
たんぱく質は筋肉・皮膚・髪・酵素・ホルモンなど、体のあらゆる部位の材料となる栄養素。日本人の1日の摂取推奨量は体重1kgあたり約1gとされるが、特に若い女性や高齢者で不足しがちとされている。肉・魚・卵・大豆製品が主な供給源で、食事から意識して摂ることが勧められる。体を支えているのに、意外と見過ごされがちな栄養素。今日の食事のたんぱく質が、どこから来ているか確かめてみたくなる日。
制定:全国製麺協同組合連合会(1999年)
由来・理由
数字の「1」が細く長いめんのイメージと重なることから、全国製麺協同組合連合会が毎月11日を「めんの日」と定め、1999年に日本記念日協会に認定・登録された。11月11日は「1」が4つ並ぶシンボル的な日とされる。
雑学・小話
日本のめん類はうどん・そば・ラーメン・そうめんなど種類が豊富で、地域ごとの個性も際立つ。讃岐うどん・出雲そば・博多ラーメンなど、ご当地めんは観光の目的にもなるほど根付いている。「つるつる(鶴)かめかめ(亀)」という縁起担ぎの言葉があるように、めんは長寿を願う食としても親しまれてきた。今日はどんな一杯にしようか、心が浮き立つ日。
由来・理由
「く(9)わ(1)い(1)」の語呂合わせ。くわいは9月頃から収穫が始まり、芋から力強く芽が伸びる姿が「芽が出る・出世する」を連想させることから縁起物として知られる。
雑学・小話
くわいはオモダカ科の水生植物で、球形の塊茎を食用とする。芽がまっすぐ力強く伸びる姿が縁起物として重視され、おせち料理の煮物や炊き合わせに欠かせない存在だ。国内の主産地は埼玉県(さいたま市・越谷市)と広島県(福山市)で、明治期から水はけの悪い低地を活かした栽培が続く。ほのかな苦みとほくほくした食感が特徴で、普段の食卓ではなかなかお目にかかれない。縁起物の野菜を探して、ちょっと特別な一品を試してみたくなる日。