9月23日は何の日?
5件の記念日があります
由来・理由
太陽が真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日。「祖先を敬い、なくなった人をしのぶ」ことを趣旨とする国民の祝日。戦前は宮中祭祀「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」(歴代天皇・皇族の霊をまつる儀式)にあたる日で、1948年の祝日法制定により宗教色を除いた「秋分の日」に改められた。
雑学・小話
秋分の日を中日として「秋のお彼岸」(前後3日間、計7日間)となる。萩の花にちなんだ「おはぎ」をお供えする。春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」と呼び分けるが、食べ物としては同じもの(もち米を粒が残る程度につきあんこで包んだもの)。花の名前が由来で、春は牡丹(ぼたん)、秋は萩(はぎ)にちなむ。日付は毎年天文計算で決まり、9月22日か23日になることが多い。秋季皇霊祭は1878年(明治11年)の太政官布告により、春季皇霊祭とともに制度化された宮中祭祀で、それまで命日ごとに個別に行われていた皇霊祭を春と秋の2回にまとめる形で始まったとされる。1948年の祝日法制定にともない祭日としての秋季皇霊祭は廃止され、宗教的な性格を除いたうえで国民の祝日「秋分の日」として引き継がれた。
秋分の日の単独ページを見る →制定:全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)(1984年)
由来・理由
全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)が1984年に制定。「ふ(2)どうさん(3)」の語呂合わせで23日とし、秋の不動産取引が活発になる9月を月に選んだ。住まいの情報提供や不動産業界への親しみを深める目的がある。
雑学・小話
秋は「住み替えの季節」とも呼ばれ、9〜11月は新居探しをする人が増える時期。進学・就職・転勤シーズンの春(3〜4月)に次いで不動産取引が動き出す。全宅連はこの日に合わせて「不動産無料相談会」を全国で開催し、住宅ローン・相続・空き家問題など幅広いテーマで市民の相談に応じる。日本の持ち家比率は約61%(2023年)で欧米主要国より低い水準にある一方、コロナ禍以降のリモートワーク普及で郊外・地方への移住需要が高まるなど、住まいのニーズは多様化している。
由来・理由
1809年9月、イギリスのジョゼフ・ブラマーが、金属製の軸内にインクを貯蔵しペン先へ送る仕組みについて特許を取得したとされることにちなむ。同年5月にはフレデリック・バーソロミュー・フォルシュも関連する特許を取得しており、現代の万年筆の原型は複数の発明の積み重ねから生まれたとされる。
雑学・小話
ブラマーらの特許から約70年後の1884年、アメリカのルイス・エドソン・ウォーターマンが改良型万年筆の特許を取得し実用品として普及が始まった。日本ではパイロット(1918年)・セーラー(1911年)・プラチナ(1919年)の国産三大メーカーが誕生し、細やかな書き味への追求で世界的に高い評価を受ける。ボールペンやデジタル入力が主流の現代でも、万年筆は筆圧が不要で手が疲れにくく長時間筆記に向くとして、ビジネスパーソンや文学愛好家を中心に根強い人気を保っている。
由来・理由
1846年9月23日、ドイツ・ベルリン天文台のヨハン・ゴットフリート・ガレが、フランスの数学者ユルバン・ルヴェリエの軌道計算に基づいて太陽系8番目の惑星「海王星(Neptune)」を発見した。
雑学・小話
海王星の発見は「ペンとインクで発見された惑星」と称される。天王星の軌道に生じるわずかな摂動を数学的に解析して位置を予測したルヴェリエの計算は、観測前の予測値と実際の位置の誤差がわずか1度以内という驚異的な精度だった。発見の優先権はフランスのルヴェリエとイギリスのアダムズが争い、現在は独立した共同発見とされる。海王星は地球から約45億km離れており公転周期は約165年。探査機ボイジャー2号が1989年に接近し、今日まで海王星に到達した唯一の探査機となっている。
制定:国連総会(2017年)
由来・理由
2017年12月19日の国連総会決議で制定。9月23日は1951年に世界ろう連盟(WFD)が設立された日にちなむ。日本を含む98か国が共同提案者となり採択。手話言語が音声言語と対等であることを認め、ろう者の人権保障を促進することを目的とする。
雑学・小話
世界には国際手話を含む約300の手話言語が存在するとされる。国連決議は手話言語が独自の文法・語彙・表現を持つ完全な言語であることを公式に認めたもので、ろう教育や情報アクセス保障の推進につながった。日本では2011年の障害者基本法改正を経て自治体での手話言語条例制定が進み、2025年6月施行の手話施策推進法(手話基本法)により9月23日は日本でも「手話の日」として法定化された。この日には全国の建物がブルーにライトアップされるなど啓発イベントが開催される。