✦ ツキヨミ ✦

9月28日は何の日?

3件の記念日があります

世界狂犬病デー健康・医療

制定:狂犬病防止グローバルアライアンス(GARC)(2007年)

由来・理由

近代細菌学の父と呼ばれるルイ・パスツールの命日(1895年9月28日)にちなむ。狂犬病ワクチンを世界で初めて開発したパスツールの功績を称えながら、世界規模での狂犬病撲滅意識を高めることを目的とする。GARCがWHO・FAO・OIEの支援を受けて2007年に制定した。

雑学・小話

パスツールは1885年、当時致死率ほぼ100%だった狂犬病に対して犬由来のウイルスを弱毒化したワクチンを開発し、狂犬病ウイルスを持つ犬に噛まれた9歳の少年ジョゼフ・マイスターに初めて接種した。少年は回復し、このワクチンは世界中に広まった。現在も狂犬病は年間約59,000人(WHO推計)が命を落とす感染症で、その95%がアジア・アフリカ地域に集中する。日本では1956年以降、国内での感染報告はなく、犬への年1回の予防接種が法律で義務付けられていることが有効に機能している。ただし海外渡航者が感染する例は今も続いており、引き続き国際的な防疫連携が必要とされている。

いじめ防止対策を考える日社会・国際

制定:一般社団法人てとり(2019年)

由来・理由

2013年(平成25年)9月28日に「いじめ防止対策推進法」が施行されたことにちなむ。研究者・学校関係者・保護者が連携するいじめ対策専門団体「てとり」が制定し、2019年に日本記念日協会が認定した。

雑学・小話

いじめ防止対策推進法は、2011年に発生した大津市のいじめ自殺事件を契機に成立。学校・教育委員会・地域が連携していじめに対応する義務を明確にした初の法律だ。文部科学省の調査では2023年度のいじめ認知件数が過去最多の約73万3,000件に達した。一般社団法人てとりは「手を取り合って解決する」という理念のもと、子どもたちのSOS発信や第三者機関への相談体制の充実を訴える。この日は学校・家庭・地域がいじめ問題を改めて考え直すきっかけとして設けられた。

くつやの日企業・業界

制定:株式会社サロンドグレー

由来・理由

「く(9)つ(2)や(8)」の語呂合わせから、大阪の高級靴メーカー・株式会社サロンドグレーが制定し日本記念日協会が認定。秋が深まり新しい靴を探し始める季節にあわせ、手づくり靴への関心を高めることを目的とする。

雑学・小話

靴は1足あたりの部品点数が150〜200点以上、工程は100〜200工程にのぼるとも言われる精密な手工芸品だ。日本の靴産業は明治政府が陸軍用の軍靴製造を奨励した1870年代に浅草や神戸を産地として発展した。現在は製品の多くが海外製に替わっているが、国内ハンドメイドにこだわる職人ブランドも根強い支持を集めている。靴選びで重要なのはサイズだけでなく「捨て寸(つま先の余裕)」と「甲の高さ」で、自分の足型に合った靴を選ぶことで疲れや外反母趾の予防につながるとされる。

9/27一覧へ9/29