8月19日の記念日
俳句の日
カテゴリ
由来・理由
「は(8)い(1)く(9)」と読む語呂合わせにちなみ、正岡子規の研究で知られる俳人・坪内稔典らが1991年に提唱したとされる。俳句の楽しさや、季節を感じ取る心の大切さを広めることを目的とした記念日とされている。
雑学・小話
俳句は、五・七・五の十七音で情景や心情をよみあげる、世界でもっとも短い詩のひとつとされる。短いからこそ、言葉を選びぬき、多くを語らずに余韻を残す。読み手が想像で余白を埋める楽しさが、俳句の大きな魅力といえる。 俳句には、季節を表す「季語」を一つ詠み込むのが基本とされる。桜、蝉しぐれ、紅葉、雪――季語は、その一語だけで情景や時季を立ちあげる力を持つ。自然の移ろいに目をとめ、言葉に写しとる営みは、日々を丁寧に味わうことにもつながる。 江戸時代の松尾芭蕉や与謝蕪村、明治の正岡子規をはじめ、俳句は時代を超えて多くの人に親しまれてきた。近年は国際的にも「HAIKU」として知られ、各国の言葉で詠まれているとされる。むずかしく考えず、目にとまった景色や心の動きを十七音に置いてみる。この記念日は、そんな小さな一句をつくってみるのにふさわしい一日といえる。
文化・芸術の記念日について
文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。
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