✦ ツキヨミ ✦

11月7日の記念日

鍋の日

カテゴリ

食べ物・飲み物制定:ヤマキ株式会社(2001年)

由来・理由

「いい(11)なべ(7)」の語呂合わせと、冬の気配が立ち始める「立冬」(11月7日頃)にあたることから、だしつゆなどを手がけるヤマキ株式会社が2001年に制定した記念日。

雑学・小話

鍋料理は複数の具材を一つの鍋で煮込みながら分け合って食べる、日本の食卓に古くから根づく料理形式である。ただし現在のように一つの鍋を火にかけたまま皆で直箸でつつくスタイルが定着したのは、江戸時代以降のこととされる。それ以前は、鍋は台所で調理を済ませるための道具であり、できあがった料理を器に取り分けて食べるのが一般的だったという。江戸時代に入ると、囲炉裏の鍋に加えて、七輪や長火鉢にかけた小さな鍋で1〜2人前を作る「小鍋立て」が町人の間で広まった。かまどが一つしかなく、薪や水も貴重だった庶民の暮らしのなかで、少ない燃料と調理器具で温かい料理を用意できる鍋は、理にかなった調理法でもあった。さらに明治後期にちゃぶ台や座卓が普及すると、家族や仲間が一つの鍋を囲んで食べる、現在なじみのある鍋料理のスタイルへと変化していったといわれる。醤油ベース・味噌ベース・キムチ鍋・しゃぶしゃぶなど地域や家庭ごとに味付けや具材が異なり、その土地ならではの「ご当地鍋」も数多く存在する。寒い季節に家族や友人と鍋を囲む団らんの温かさを見つめ直す日となっている。

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