11月7日は何の日?
13件の記念日があります
由来・理由
二十四節気の19番目にあたり、太陽黄経225度を通過する日。秋が極まり、冬の気配が立ち始めるとされることから「立冬」と呼ばれる。年により11月7日または8日となり、2026年は11月7日にあたる。
雑学・小話
江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧』には「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と記されている。奈良時代に中国から伝わった二十四節気は、農業や暮らしの節目を示す指標として日本に定着した。暦の上では冬の始まりとされる一方、実際の気温はまだ秋の延長にあることも多く、本格的な寒さは立冬から1〜2か月後に訪れることが多いとされる。この時期は温かい鍋料理やココア、あられなど「体を温めるもの」にまつわる記念日が集中しており、季節の変わり目を意識する目安の日として親しまれている。
制定:ヤマキ株式会社(2001年)
由来・理由
「いい(11)なべ(7)」の語呂合わせと、冬の気配が立ち始める「立冬」(11月7日頃)にあたることから、だしつゆなどを手がけるヤマキ株式会社が2001年に制定した記念日。
雑学・小話
鍋料理は複数の具材を一つの鍋で煮込みながら分け合って食べる、日本の食卓に古くから根づく料理形式である。ただし現在のように一つの鍋を火にかけたまま皆で直箸でつつくスタイルが定着したのは、江戸時代以降のこととされる。それ以前は、鍋は台所で調理を済ませるための道具であり、できあがった料理を器に取り分けて食べるのが一般的だったという。江戸時代に入ると、囲炉裏の鍋に加えて、七輪や長火鉢にかけた小さな鍋で1〜2人前を作る「小鍋立て」が町人の間で広まった。かまどが一つしかなく、薪や水も貴重だった庶民の暮らしのなかで、少ない燃料と調理器具で温かい料理を用意できる鍋は、理にかなった調理法でもあった。さらに明治後期にちゃぶ台や座卓が普及すると、家族や仲間が一つの鍋を囲んで食べる、現在なじみのある鍋料理のスタイルへと変化していったといわれる。醤油ベース・味噌ベース・キムチ鍋・しゃぶしゃぶなど地域や家庭ごとに味付けや具材が異なり、その土地ならではの「ご当地鍋」も数多く存在する。寒い季節に家族や友人と鍋を囲む団らんの温かさを見つめ直す日となっている。
鍋の日の単独ページを見る →制定:日本ソース工業会(2013年)
由来・理由
日本ソース工業会が任意団体として設立された1947年(昭和22年)11月7日と、代表的なウスターソースのエネルギー量が100gあたり117kcalであることにちなみ、同工業会が2013年に制定した記念日。
雑学・小話
ソースは明治時代に西洋から伝わった調味料で、当初は輸入品だったが国内でも独自に製造されるようになり、とんかつ・お好み焼き・焼きそばなど日本の食卓に欠かせない万能調味料へと発展したとされる。地域によって濃度や味付けの異なる「ご当地ソース」も数多く存在し、関西のお好みソースや中濃ソースなど、料理や好みに応じて使い分ける文化が根づいている。記念日にあわせてソースを使ったレシピの紹介やPR活動が行われることが多いという。
制定:朝日新聞社(1988年)
由来・理由
朝日新聞社が現代用語事典『朝日現代用語 知恵蔵』を発刊した1988年(昭和63年)11月7日を記念して制定した記念日。
雑学・小話
『知恵蔵』は政治・経済・社会・文化など幅広い分野の最新用語を解説する年鑑形式の事典で、『イミダス』(集英社)と並ぶ現代用語事典の代表格として長く親しまれたとされる。インターネットの普及により紙媒体での発行部数が減少し、2007年版を最後に休刊したが、その後はオンライン辞書サービス「コトバンク」で情報提供が続けられているという。知識や教養を「知恵」として蓄え、社会の変化を読み解く手がかりにしてほしいという願いが記念日には込められている。
制定:タンゲ化学工業株式会社(2018年)
由来・理由
冬の気配が立ち始める「立冬」(11月7日頃)にちなみ、「立つ湯たんぽ」などを製造・販売する愛知県のタンゲ化学工業株式会社が2018年に制定した記念日。
雑学・小話
湯たんぽは容器にお湯を入れて布団や足元を温める昔ながらの暖房器具で、室町時代にはすでに使われていたとされる。電気を使わないためエコな暖房として近年見直されており、就寝時の冷え対策や災害時の停電時にも役立つとして再評価されているという。金属製・樹脂製・ゴム製など素材や形状も多様化しており、立てて置ける「立つ湯たんぽ」のように、収納やデザイン性を工夫した商品も登場している。
制定:森永製菓株式会社(2016年)
由来・理由
冬の気配が立ち始める「立冬」(11月7日頃)からココアの需要が高まることにちなみ、森永製菓株式会社が2016年に制定した記念日。
雑学・小話
森永製菓は1919年、日本で初めてカカオ豆から一貫製造した飲用ココア「ミルクココア」を発売した企業とされる。ココアの原料であるカカオには血流を促す成分が含まれるとされ、体を温める飲み物として寒い季節に親しまれてきた。近年はポリフェノールなど機能性成分にも注目が集まり、美容や健康を意識してココアを取り入れる人も増えているという。記念日にあわせて、寒い朝や夜に温かいココアで一息つく習慣が改めて呼びかけられている。
制定:一般社団法人日本畜産副産物協会(2011年)
由来・理由
「いい(11)もつな(7)べ」の語呂合わせと、鍋料理が恋しくなる「立冬」(11月7日頃)にちなみ、一般社団法人日本畜産副産物協会が2011年に制定した記念日。
雑学・小話
もつ鍋は牛や豚のホルモン(内臓肉)とニラ・キャベツなどの野菜を、醤油や味噌ベースのスープで煮込む鍋料理で、福岡県博多を発祥とする説が広く知られている。かつては安価な食材として庶民に親しまれていたホルモンだが、コラーゲンやビタミンが豊富な栄養価の高い部位として近年見直されているという。仕上げにちゃんぽん麺を入れて食べる「しめ」の文化も定着しており、九州を代表するご当地鍋のひとつとして全国的な人気を誇っている。
制定:釧路地域ブランド推進委員会
由来・理由
「いいな(117)釧路のししゃも」の語呂合わせと、釧路のししゃも漁が最盛期を迎える時期にちなみ、釧路地域ブランド推進委員会が制定した記念日。
雑学・小話
ししゃもはアイヌ語で「柳の葉の魚」を意味する言葉に由来するとされ、その細長い姿が柳の葉に似ていることから名付けられたという。太平洋の冷たい海で育ち、産卵のために川を遡上する回遊魚で、旬は10月下旬から11月にかけてとされる。釧路は日本有数のししゃもの水揚げ地として知られ、子持ちししゃもの焼き物は秋から冬にかけての味覚として親しまれている。記念日にあわせて地元では「ししゃもフェア」などのイベントが開催され、産地ならではの味わいをPRしているという。
制定:東洋水産株式会社(2017年)
由来・理由
2011年11月7日に即席麺「マルちゃん正麺」が発売されたことを記念し、東洋水産株式会社が2017年に制定した記念日。
雑学・小話
マルちゃん正麺は「生麺うまいまま製法」という独自の特許製法により、生麺を切り出してそのまま乾燥させることで、なめらかでコシのある食感を実現した即席袋麺とされる。発売当初は一般的な即席麺より価格が高めだったが、SNSでの口コミなどをきっかけに味の良さが評価され、発売から1年半足らずで累計3億食を突破する大ヒット商品となったという。生麺に近い食感を求める消費者の支持を集め、即席袋麺市場に新たな価値基準を打ち立てた商品として知られている。
制定:和歌山県(1994年)
由来・理由
かつて紀州の山村では旧暦11月7日に山の神を祀り、山の恵みへの感謝と山仕事の安全を祈願する山祭りが行われていたことにちなみ、和歌山県が1994年に制定した記念日。
雑学・小話
和歌山県は面積の約77%を森林が占める県内有数の林業県で、紀州材(吉野杉・紀州ヒノキなど)は古くから良質な木材として知られてきたとされる。かつては木の伐採や運搬に危険が伴ったため、山の神への祈りは山村の暮らしに欠かせない年中行事だったという。記念日にあわせてフォトコンテストや絵画コンクールなどが開催され、山林への理解と関心を深めるとともに、人と山が共生する山村づくりを啓発する機会となっている。
制定:たかの友梨ビューティクリニック
由来・理由
「いい(11)お(0)んな(7)」(いい女)の語呂合わせにちなみ、エステティックサロンを展開するたかの友梨ビューティクリニックが制定した記念日。
雑学・小話
同社は創業当時からこの語呂合わせを電話番号などにも用いてきたとされ、美しくなりたいと願うすべての女性を応援する日として記念日を制定したという。「いい女」の定義は容姿だけでなく、内面の自信や生き方も含めて語られることが多く、記念日にあわせて美容やライフスタイルに関する情報発信が行われることが多い。自分自身を大切にケアする時間を持つきっかけとして、美容業界を中心に認知が広がっている。
制定:全国米菓工業組合(1985年)
由来・理由
新米で作られたあられ・おせんべいをこたつで楽しんでほしいとの思いから、冬の気配が立ち始める「立冬」(11月7日頃)にあわせて全国米菓工業組合が1985年に制定した記念日。
雑学・小話
あられ・おせんべいはうるち米やもち米を蒸して固め、焼いたり揚げたりして作る日本の伝統的な米菓で、新米の収穫を祝う食べ物としても親しまれてきたとされる。醤油味・塩味・海苔巻きなどバリエーションが豊富で、地域ごとに独自の米菓文化も根づいている。近年は若い世代の米菓離れが指摘されており、記念日には家族団らんのお供として米菓の魅力を改めて伝え、消費拡大につなげたいという業界の願いが込められているという。
制定:株式会社五聖閣
由来・理由
「いい(11)な(7)まえ」の語呂合わせにちなみ、命名・改名の鑑定を行う株式会社五聖閣が制定した記念日。
雑学・小話
同社は約1世紀にわたり赤ちゃんの命名や改名の相談・鑑定に携わってきたとされ、「名前を通じて社会に貢献する」という理念のもとにこの記念日を制定したという。日本では古くから名前には意味や願いが込められるとされ、姓名判断や画数占いといった文化が受け継がれてきた。デジタル化が進む現代でも、我が子への命名は多くの親にとって特別な意味を持つ営みであり、記念日は名前の持つ力や、名付けという文化そのものを見つめ直すきっかけとして位置づけられている。