5月18日は何の日?
4件の記念日があります
制定:ICOM(国際博物館会議)(1977年)
由来・理由
ICOMが1977年にモスクワで開催した第12回大会でブルガリアの提案を受け、5月18日を「国際博物館の日」として制定した。博物館が社会・文化に果たす役割をより広く知ってもらい、市民が博物館に親しむきっかけをつくることが目的。毎年異なるテーマが設定され、世界各地の博物館がこの日を中心に記念行事を実施している。
雑学・小話
ICOMは1946年に設立された博物館関係者の国際組織で、120か国以上の会員機関が加盟している。国際博物館の日は制定以来50年近く続く取り組みで、世界15万館を超える施設が参加するとされる。日本では公益財団法人日本博物館協会が中心となり、全国の博物館・美術館・水族館・動物園など多様な施設が無料開放や特別展を実施する。東京・上野地区では「上野ミュージアムウィーク」として東京国立博物館・国立科学博物館・東京都美術館など複数館が連携したイベントが行われ、多くの来館者でにぎわう。博物館は単なる展示施設にとどまらず、コレクションの収集・保存・研究・教育を担う知識の拠点として位置づけられている。近年はデジタル技術を活用したオンライン展示や、気候変動・人権など社会課題に向き合う展示が増え、博物館の役割は進化し続けている。
国際博物館の日の単独ページを見る →制定:Fiber Academia(2005年)
由来・理由
「ファ(5)イバー(18)」の語呂合わせから5月18日を記念日とした。食物繊維(ファイバー)の重要性を広く認識してもらい、健康的な食生活の推進を目的として制定された。日本人の食物繊維摂取量は推奨量を下回りがちとされており、意識的な摂取習慣を促すきっかけとなる日として設けられた。
雑学・小話
食物繊維は「第6の栄養素」とも呼ばれ、三大栄養素・ビタミン・ミネラルに次ぐ重要な成分として注目されている。大きく「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類に分けられ、それぞれ異なる働きを持つ。水溶性食物繊維は腸内でゲル状になって食後血糖値の急上昇を抑えたり、コレステロールの吸収を妨げたりする効果があるとされる。一方、不溶性食物繊維は腸の蠕動運動を促して便通を改善し、大腸がんリスクを下げる可能性が研究されている。日本人の食物繊維の目標摂取量は成人で1日18〜21g程度とされているが、実際の平均摂取量はこれを下回ることが多く、不足気味とされている。野菜・豆類・きのこ・海藻・全粒穀物などが豊富な食品として知られる。腸内環境の整備は近年「腸活」としても注目され、善玉菌のエサとなるプレバイオティクスとしての食物繊維の役割が改めて評価されている。
ファイバーの日の単独ページを見る →制定:久光製薬株式会社(2015年)
由来・理由
「コ(5)リを癒(18)す」の語呂合わせから5月18日を記念日とした。久光製薬株式会社が肩こり・筋肉痛などに対する正しい知識を広く普及させ、外用鎮痛消炎剤(貼り薬)による療法文化を世界に発信することを目的として2015年に日本記念日協会に認定・登録した。
雑学・小話
サロンパスは久光製薬が展開する外用鎮痛消炎剤のブランドで、日本国内で最もよく知られた貼り薬ブランドのひとつ。その歴史は1934年(昭和9年)の発売まで遡り、現在はアジアを中心に世界100か国以上で販売されるグローバルなブランドに成長している。肩こりや筋肉痛に対して貼り薬を使う習慣は日本独自の文化として定着しており、欧米では内服薬や冷温湿布が主流なのに対し、日本では患部に直接貼ることで局所的に効果をもたらす外用剤が広く親しまれてきた。肩こりの主な原因としては長時間の同一姿勢・運動不足・ストレスなどが挙げられる。デスクワークやスマートフォンの長時間使用が一般化した現代では慢性的な肩こりに悩む人が増えているとされ、この記念日をきっかけにセルフケアの見直しを促す啓発活動が行われている。
制定:全国18リットル缶工業組合連合会(2000年)
由来・理由
5ガロン缶の「5」(5月)と18リットル缶の「18」(18日)を組み合わせて5月18日を記念日とした。従来「石油缶」「一斗缶」などと呼ばれていた容器が国際標準規格に合わせて「18リットル缶」に統一されたことを記念し、全国18リットル缶工業組合連合会が2000年に日本記念日協会に認定・登録した。
雑学・小話
18リットル缶は「一斗缶」の名でも広く知られる金属製容器で、日本の産業・生活に深く根ざした存在として知られている。「一斗」は尺貫法における容積の単位で約18リットルに相当し、この名称の名残が現在も使われている。戦後の高度経済成長期、石油・工業用塗料・食用油などを運搬・保管する容器として全国に普及した。やがて国際取引の増加に伴い、英米式のガロン単位から国際単位系(SI)のリットルへ統一する動きが進み、「5ガロン缶」から「18リットル缶」への表記変更が行われた。現在では業務用の食用油・塗料・農薬・化学薬品などの流通に欠かせない容器として広く使われている。独特の正方形断面と持ちやすい形状から、空き缶を再利用したDIYや家庭菜園用プランターとしても人気があり、一斗缶を使ったアート・インテリアも生まれている。
18リットル缶の日の単独ページを見る →