✦ ツキヨミ ✦

624日は何の日?

5件の記念日があります

空飛ぶ円盤記念日文化・芸術

由来・理由

1947年6月24日、アメリカの実業家ケネス・アーノルドがワシントン州レーニア山付近を自家用機で飛行中、高速で急降下・急上昇を繰り返す9機の未確認飛行物体を目撃した。「水面を跳ねる石のように滑空する」という表現が「空飛ぶ円盤(flying saucer)」という言葉を生み、米空軍はのちにこれをUFO(未確認飛行物体)と命名した。

雑学・小話

この目撃報告はAP通信を通じて全米に広まり、わずか数週間のうちに類似の目撃報告が相次いで「空飛ぶ円盤ブーム」に火が付いた。米空軍はUFO目撃事例を組織的に調査するため「プロジェクト・サイン」「プロジェクト・グラッジ」「プロジェクト・ブルーブック」を次々と立ち上げ、1969年まで約12,000件の報告を調査した。日本でも昭和30〜40年代にSFブームと相まってUFO・宇宙人文化が根付き、松本零士の漫画や特撮作品など独自のサブカルチャーとして発展した。2020年代に入るとNASAが「UAP(未確認航空現象)」調査委員会を設置し、アメリカ議会でもUAP情報の公開を求める法整備が進むなど、かつての「オカルト」から科学的・安全保障的な課題として公式に扱われるようになっている。ひとりの目撃者の証言が国家安全保障政策にまで影響を与え続けているというのは、まさに歴史の奇妙な連鎖だ。

ドレミの日文化・芸術

由来・理由

毎年6月24日の「洗礼者ヨハネの祭」で歌われてきた「聖ヨハネ賛歌(Ut queant laxis)」にちなむ。11世紀イタリアの修道士グイード・ダレッツォが、この賛歌の各フレーズの冒頭音節「Ut・Re・Mi・Fa・Sol・La」を音の名前として使ったことが、現代のドレミ音階の起源とされる。後に「Ut」が「Do」に改められ「Si」が追加されて現在の形になった(グイードがこの用法を考案した正確な年は史料により諸説あり、確定していない)。

雑学・小話

グイード・ダレッツォ(991〜1050年頃)はイタリア・アレッツォ出身のベネディクト会修道士で、音楽教育史上最も影響力のある人物の一人とされる。「聖ヨハネ賛歌」は各フレーズの開始音が順次一段ずつ高くなる構造を持っており、それに着目した彼は各フレーズの最初の音節を音の名前として使うことを発案した。またグイードは「グイードの手」と呼ばれる教授法も考案し、手の各部位に音を対応させて視覚的に音階を教える方法を普及させた。さらに現代の五線譜の原型となる4線記譜法も開発し、それまで口承で伝えられてきた音楽を記録・再現可能にした功績は計り知れない。ドレミという親しみ深い音の名前がラテン語の賛美歌の歌詞から生まれたという事実はあまり知られておらず、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の「ドはドーナツのド♪」の歌でも改めてその由来が語られている。

林檎忌文化・芸術

由来・理由

1989年(平成元年)6月24日、「昭和の歌謡界の女王」と称された歌手・美空ひばりが52歳で逝去した。代表曲『リンゴ追分』にちなんで忌日は「林檎忌(りんごき)」と呼ばれる。また「ひばり(雲雀)」が麦畑を住処にする鳥であることから「麦の日」とも称される。

雑学・小話

美空ひばり(本名・加藤和枝)は1937年横浜生まれ。9歳でプロデビューし、その圧倒的な歌唱力で「天才少女歌手」として注目を集めた。『リンゴ追分』『悲しい酒』『愛燦燦』など生涯で約1,500曲を録音したとされ、日本の大衆歌謡史に燦然と名を刻む。1970年代には大腿骨骨折・慢性肝炎などの大病に倒れたが、1988年4月には東京ドームで「不死鳥コンサート」と題した復活公演を成功させ、約4万5千人の観客を熱狂させた。しかしその翌年に永眠。最後のシングル『川の流れのように』は没後もロングセラーを記録し、NHKが選ぶ「20世紀日本の歌ベスト10」で1位に輝くなど、平成を代表する名曲として今も愛聴されている。没後には女性として初めて国民栄誉賞を受賞。毎年命日前後には全国各地で追悼イベントが行われ、半世紀以上を経た現在も根強いファンが存在する。

UFOキャッチャーの日企業・業界

制定:株式会社セガ・インタラクティブ(アーケードゲーム事業は現・セガ フェイブに承継)(2019年)

由来・理由

1985年に株式会社セガが発売したクレーンゲーム機「UFOキャッチャー」の誕生を記念し、6月24日が「UFOの日(空飛ぶ円盤記念日)」として広く認知されていることにちなんで株式会社セガ・インタラクティブが記念日を制定。2019年に日本記念日協会が認定・登録した。

雑学・小話

UFOキャッチャーは1985年にセガが開発・発売したクレーンゲーム機で、コインを入れてジョイスティックでアームを操作し、景品を掴んで取り出す仕組みだ。登場当初はゲームセンター文化の新星として注目され、1990年代以降はぬいぐるみやキャラクターフィギュアなど多彩な景品を搭載してアミューズメント施設の定番となった。ゲームの特徴は「技術介入性」で、アームの動きや景品の位置取りを熟知したプレイヤーほど高確率で獲得できるため、攻略情報が雑誌・ウェブで盛んに共有された。近年は動画配信との相性が抜群で、景品を狙うプレイ動画がYouTubeやTikTokで高い再生数を記録している。2025年には発売40周年を迎え、セガはオンラインクレーンゲームサービスも展開するなど時代に合わせた進化を続けている。「UFOの日」という親しみあるイメージを巧みに活かした記念日制定は、ブランド認知と顧客エンゲージメント強化の好例といえる。

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プチクマの日食べ物・飲み物

制定:株式会社ブルボン(2019年)

由来・理由

菓子メーカー・株式会社ブルボンが「プチシリーズ」のキャラクター「プチクマ」の誕生日である2011年6月24日にちなんで制定。プチクマは24種類の仲間がおり、プチシリーズの全24種類と対応している。プチシリーズとプチクマの魅力を多くの人に知ってもらうことを目的とし、2019年に日本記念日協会が認定・登録した。

雑学・小話

株式会社ブルボンは新潟県柏崎市に本社を置く菓子メーカーで、「ルマンド」「アルフォート」「レーズンサンド」「エリーゼ」など長年愛されるロングセラー商品を数多く持つ。「プチシリーズ」は1996年に発売された食べきりサイズのスナック菓子で、個包装のひと口サイズ菓子が小袋に詰まったスタイルが学校や職場のちょっとしたおやつとして幅広い世代に定着している。プチクマは短い手足と丸い体が特徴の小さなクマたちで、ダンスが得意という設定。24種類の仲間がプチシリーズの24種類のフレーバーとそれぞれ対応しているというこだわりのキャラクター設定で、コレクション性も高い。毎月24日は「ブルボン・プチの日」でもあり、プチシリーズが24種類展開していることが24日との結びつきの由来だ。日常の小さな幸せを象徴するような記念日は、ブランドと消費者の長期的な関係づくりに一役買っている。

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