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813日は何の日?

4件の記念日があります

迎え火(盆の入り)文化・芸術

由来・理由

月遅れ盆の初日にあたる8月13日の夕方、祖先の霊を家へ迎えるために焚く火が「迎え火」。この日は「盆の入り」と呼ばれ、霊が迷わず帰ってこられるよう目印として火を灯す、お盆の始まりの行事である。

雑学・小話

迎え火は、玄関先や庭で「おがら」(皮をはいだ麻の茎)を素焼きの皿「焙烙(ほうろく)」の上で燃やして焚くのが伝統的な作法だ。立ちのぼる煙と炎が、あの世から戻る祖先の霊を導く道しるべになると考えられてきた。地域や家によっては、門口に盆提灯を吊るして同じ役割を持たせることもある。 お盆は本来、旧暦7月15日を中心に営まれていたが、明治の改暦後は新暦の月遅れにあたる8月に行う「月遅れ盆」が全国的に主流となった。夏の帰省やお盆休みが8月中旬に集中するのはこのためで、13日に迎え火で祖先を迎え、16日の送り火で送り出すまでの数日間が、家族が集い先祖を偲ぶ時間となる。 火を焚くことが難しい住宅事情の現代では、盆提灯やろうそくで代える家庭も増えている。形は変わっても、目に見えない存在を思い、迎える気持ちそのものは受け継がれている。夏の夕暮れにゆらめく迎え火には、亡き人とのつながりを静かに確かめる、日本人の死生観がにじんでいる。

国際左利きの日社会・国際

制定:Left-Handers Club(イギリス)(1992年)

由来・理由

イギリスの左利き用品を扱う団体「Left-Handers Club」(1990年設立)が、1992年8月13日に初の「国際左利きの日」を実施し、世界に広めた記念日。右利き用に作られた道具の多い社会で、左利きの人も安全・快適に使える製品づくりをメーカーに呼びかけることを目的としている。なお8月13日という日付の由来について、同クラブの公式サイトは1976年に米国のディーン・R・キャンベルがこの日を「左利きの日」として提唱したとする説を紹介しているが、それ以上の詳しい経緯や日付の理由は明らかにしていない。

雑学・小話

世界の人口のおよそ1割が左利きとされる。はさみ・包丁・急須・改札機・ノートのとじ方など、身の回りの道具や設備の多くは右利きを前提に設計されており、左利きの人は日常の小さな場面で不便を感じることが少なくない。国際左利きの日は、そうした「右利き中心」の当たり前を見直すきっかけの日だ。 Left-Handers Clubは左利きの人々への相談・情報提供や、メーカーへの働きかけを目的として1990年に発足し、現在は世界中に14万人を超える会員を持つ団体に成長したとされる。左利き用のはさみや調理器具など、左利き向けに設計された製品も少しずつ広がっている。これは特定の人だけでなく、誰にとっても使いやすいものづくり(ユニバーサルデザイン)を考えることにもつながる。利き手の違いという身近なテーマから、多様性への理解を深める視点を与えてくれる。 なお、日本には「0(レ)2(フ)10(ト)」の語呂合わせにちなむ2月10日の「左利きの日」もある。8月13日がお盆の時期と重なり記念行事を行いにくいことから別の日付が設けられ、2009年に左利き用品を扱う菊屋浦上商事が日本記念日協会に申請して正式認定されたとされる。利き手をめぐる文化は国や地域によって少しずつ異なっている。

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怪談の日文化・芸術

由来・理由

1993年(平成5年)8月13日、神奈川・川崎のクラブチッタで、タレントの稲川淳二による怪談イベントの第1回(「川崎ミステリーナイト」)が開催されたことにちなむ。長く続く同イベントの20周年を記念して制定された。

雑学・小話

稲川淳二は、独特の語り口で「怪談の語り手」という分野を確立した先駆者として知られる。1993年に始まった怪談イベントはやがて全国ツアー「MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談ナイト」へと発展し、夏の風物詩として長年にわたり多くのファンに親しまれてきた。 日本では古くから、夏に怪談を楽しむ習慣がある。その背景には、お盆の時期に先祖や死者を身近に感じる感覚や、ぞっとする話で涼をとろうとする納涼の知恵があるとされる。歌舞伎の『四谷怪談』が夏に上演されてきたことも、夏と怪談の結びつきを物語っている。 怪談は単に怖がらせるためのものではなく、語りの間(ま)や声色、その場の空気が生む臨場感を味わう話芸でもある。暑い夏の夜に背筋をひやりとさせる怪談は、日本独特の季節の娯楽として今も受け継がれている。

函館夜景の日社会・国際

由来・理由

「や(8)けい」の「けい」をトランプのキング(K=13)に見立てた語呂合わせにちなみ、函館出身の学生の投書をきっかけに、1991年(平成3年)に函館夜景の日実行委員会が制定した。函館の美しい夜景を全国にアピールすることを目的としている。

雑学・小話

函館山の山頂から望む夜景は、扇状に広がる市街地の灯りが海の暗がりに縁取られ、宝石箱をひっくり返したような美しさで知られる。その輝きは「100万ドルの夜景」とも称され、神戸・長崎と並ぶ日本三大夜景のひとつに数えられる。 この夜景の独特の形は、函館の地形によって生まれている。函館山と対岸の陸地を細い砂州(くびれた地形)がつなぐ「陸繋島(りくけいとう)」の地形が、左右がすぼまった砂時計のような夜景の輪郭をかたちづくっている。自然の地形と人々の暮らしの灯りが重なり合って生まれる絶景だ。 記念日が市民の投書から生まれた点も、地元の人々が自分たちの街の夜景を誇りに思っていることをよく表している。夏の夜、ロープウェイで山頂に上って夜景を眺めるのは函館観光の定番で、訪れる人を魅了し続けている。

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