8月13日の記念日
国際左利きの日
カテゴリ
由来・理由
イギリスの左利き用品を扱う団体「Left-Handers Club」が1992年に提唱した記念日。右利き用に作られた道具の多い社会で、左利きの人も安全・快適に使える製品づくりをメーカーに呼びかけることを目的としている。日付は提唱者の誕生日にちなむとされる。
雑学・小話
世界の人口のおよそ1割が左利きとされる。はさみ・包丁・急須・改札機・ノートのとじ方など、身の回りの道具や設備の多くは右利きを前提に設計されており、左利きの人は日常の小さな場面で不便を感じることが少なくない。国際左利きの日は、そうした「右利き中心」の当たり前を見直すきっかけの日だ。 左利き用のはさみや調理器具など、左利き向けに設計された製品も少しずつ広がっている。これは特定の人だけでなく、誰にとっても使いやすいものづくり(ユニバーサルデザイン)を考えることにもつながる。利き手の違いという身近なテーマから、多様性への理解を深める視点を与えてくれる。 なお、日本には「0(レ)2(フ)10(ト)」の語呂合わせにちなむ2月10日の「左利きの日」もある。8月13日がお盆の時期と重なり記念行事を行いにくいことから、日本では別の日付が設けられたとされる。利き手をめぐる文化は国や地域によって少しずつ異なっている。
社会・国際の記念日が問うもの
社会・国際の記念日は、遠く感じられがちな世界の課題を、身近なものとして考え直すきっかけになります。国際協力や人権擁護といったテーマは、一人の力では大きく動かせないように思えますが、記念日を通じて多くの人が同じ日に思いを寄せることで、確かなうねりが生まれます。由来をたどると、歴史の転換点となった出来事に行き着くことも少なくありません。月の満ち欠けが世界共通の自然現象であるように、こうした記念日もまた、国や文化を超えて人々をゆるやかにつなげています。