8月21日の記念日
女子大生の日
カテゴリ
由来・理由
1913年(大正2年)8月21日、東北帝国大学(現在の東北大学)が、日本で初めて女子の入学を認め、3名の合格を発表したことにちなむ。合格したのは黒田チカ・丹下ウメ・牧田らくの3名で、日本初の女子大生とされる。
雑学・小話
今でこそ大学で学ぶ女性は当たり前の存在だが、明治から大正にかけての日本では、女性が大学で学ぶ道はほとんど開かれていなかったとされる。高等教育は男性のためのものという考えが根強く、女子の受験を認める大学はなかったといわれる。 そうしたなかで、東北帝国大学が女子の受験を受け入れ、3名の合格を発表したことは、当時としては画期的なできごとだったとされる。合格した黒田チカ・丹下ウメの両名は、のちに化学の研究者として活躍し、女性の学問の道を切りひらく先がけになったと伝えられる。 ひとつの大学の決断が、その後の女性の進学のあり方を少しずつ変えていったといえる。この記念日は、当たり前のように見える「学ぶ機会」が、過去の挑戦の積み重ねの上にあることを思い起こさせてくれる。
文化・芸術の記念日について
文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。