5月11日の記念日
長良川鵜飼開きの日
カテゴリ
文化・芸術
由来・理由
毎年5月11日から10月15日にかけて岐阜市・長良川で鵜飼漁が行われ、5月11日がシーズン開幕日にあたる。『日本書紀』や『古事記』にも記録される約1300年の歴史を持つ伝統漁法で、篝火を焚いた鵜舟の上で鵜匠が鵜を操り鮎を捕まえる。
雑学・小話
長良川の鵜飼は、鵜匠が首縄をつけたウミウを操り、篝火に集まる鮎を捕まえる伝統漁法。岐阜の鵜匠は宮内庁職員(国家公務員)であり、獲れた鮎は皇居・明治神宮・伊勢神宮に献上・奉納される「皇室御用」の鵜飼として、日本全国に残る鵜飼の中でも唯一無二の存在だ。使用する鵜は野生のウミウを捕獲・飼育したもので、漁に使えるようになるまで約5年かかるとされる。鵜の羽で水中の鮎を追い込む巧みな技術は師から弟子へと受け継がれており、一人前の鵜匠になるには10年以上の修業を要する。観覧船から篝火と鵜舟を間近で眺める「鵜飼観覧船」は外国人観光客にも評価が高く、岐阜の夏を代表するナイトコンテンツとなっている。
文化・芸術の記念日について
文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。
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