6月28日の記念日
にわとりの日
カテゴリ
由来・理由
「に(2)わ(8)とり」と読む語呂合わせから、日本養鶏協会などの養鶏関係者が1978年6月に制定。鶏肉・鶏卵の消費拡大と養鶏業界のPRを目的とし、6月28日に始まって毎月28日の恒例記念日として定着した。
雑学・小話
日本人の一人当たり鶏卵消費量は年間約340個で長年にわたって世界トップクラスを誇り、「卵大国ニッポン」の称号にふさわしい食文化を持つ。鶏は古くから日本人の食生活に欠かせない存在で、明治以降に近代養鶏業が整備されて大量生産が可能となった。焼き鳥・唐揚げ・親子丼・茶碗蒸し・卵かけご飯・オムライスなど、鶏肉と卵を中心とした料理は和洋問わず幅広いジャンルに広がっている。毎月28日には日本KFCホールディングス(ケンタッキーフライドチキン)が「とりの日パック」を限定販売するなど、関連企業の連動企画も定番となっている。近年は地鶏ブームも続いており、比内地鶏・名古屋コーチン・薩摩地鶏などのブランド地鶏が全国各地で育てられ、食の多様化に貢献している。
食べ物・飲み物の記念日について
食にまつわる記念日は、日本でもっとも数が多いジャンルのひとつです。語呂合わせで日付が決められたもの(たとえば「11(いい)」や「29(にく)」など)、旬の食材が出回る季節に合わせたもの、業界団体が消費拡大を願って制定したものなど、その成り立ちはさまざまです。背景には、その食材や料理がたどってきた歴史、産地の人々の思い、そして食文化を次の世代へ伝えたいという願いが込められています。記念日をきっかけにいつもの食卓を少し見直してみると、何気なく口にしているものの奥深さに気づくはずです。旬を意識して食材を選ぶことは、月のリズムに合わせた暮らしと同じように、自然の巡りと自分の体を結び直す小さな実践でもあります。