8月27日の記念日
男はつらいよの日
カテゴリ
由来・理由
1969年(昭和44年)8月27日、映画『男はつらいよ』のシリーズ第1作が公開されたことにちなむ。山田洋次監督、渥美清主演による人情喜劇で、「寅さんの日」とも呼ばれる。
雑学・小話
『男はつらいよ』は、テキ屋を生業とする「車寅次郎(寅さん)」を主人公にした映画シリーズだとされる。旅から旅へと各地をめぐる寅さんが、ふるさとの東京・葛飾柴又に帰っては騒動を起こし、また旅立っていく――その繰り返しのなかに、人情やおかしみがにじむ物語として親しまれてきた。 もともとはテレビドラマとして作られ、その最終回で主人公が命を落とす展開に惜しむ声が多く寄せられ、映画として生まれ変わったと伝えられる。以来シリーズは長く続き、数多くの作品が作られて、世界でも有数の長編シリーズとして知られるようになった。 寅さんの不器用な優しさや、家族とのやりとり、旅先での出会いと別れは、時代をこえて見る人の心に響くとされる。この記念日は、笑いとほろ苦さがまじりあう人情喜劇の魅力に、あらためてふれてみる一日といえる。
文化・芸術の記念日について
文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。