8月1日の記念日
バイキングの日
カテゴリ
文化・芸術制定:株式会社帝国ホテル(2008年)
由来・理由
1958年(昭和33年)8月1日、帝国ホテルが日本初のブッフェ形式レストラン「インペリアルバイキング」を東京・日比谷で開業したことに由来する。2008年(平成20年)の開業50周年を記念して株式会社帝国ホテルが制定した。
雑学・小話
帝国ホテルがバイキングを導入するきっかけは、当時の社長・犬丸徹三がデンマーク訪問時に北欧の食べ放題スタイル「スモーガスボード(smörgåsbord)」を体験したことにあった。大勢の客が自由に料理を選ぶスタイルを日本に持ち込もうと、パリのリッツ・ホテルで研修中だった村上信夫シェフ(後の帝国ホテル初代総料理長)に料理内容の研究を指示した。 レストランの名前は社内公募で決まった。当時、日比谷映画館で公開中だったハリウッド映画『バイキング』(1958年)の豪快な食事シーンが命名の発想源になったとされる。開業当初の料金は昼1,200円・夜1,500円で、ホテルでの格式とブッフェスタイルの自由さを融合させた新しい外食体験は話題を呼んだ。 「バイキング」という言葉はその後、食べ放題スタイル全般を指す和製英語として日本全国に定着した。海外では同じスタイルを「buffet(ビュッフェ)」と呼ぶのが一般的で、「バイキング」と呼ぶのは日本独自の文化だ。現在も帝国ホテル東京の「インペリアルバイキング サール」は高品質なブッフェとして知られ、日本の食文化史に名を残すレストランとして今日も営業を続けている。
バイキング帝国ホテル食文化ブッフェ