✦ ツキヨミ ✦

8月1日の記念日

パインの日

カテゴリ

食べ物・飲み物制定:沖縄県パイン・果樹生産振興対策協議会(1990年)

由来・理由

「パ(8)イ(1)ン」の語呂合わせに由来し、沖縄県パイン・果樹生産振興対策協議会が1990年(平成2年)に制定した。8月はパイナップルの収穫・出荷が最盛期を迎える時期であり、8月1日から31日までを「パイン消費拡大月間」と位置づけ、国産パインの消費拡大と産地・沖縄のPRを目的として設けられた。

雑学・小話

パイナップルは熱帯・亜熱帯原産のフルーツで、日本本土では栽培が難しく、農林水産省の統計でも国産のほぼ全量が沖縄産だ。沖縄への伝来は1866年(慶応2年)、石垣島沖で座礁したオランダ船から流れ着いた苗が川平湾付近で島民に育てられたのが始まりとされる。1930年に台湾から苗が持ち込まれた後、1935年(昭和10年)には日中戦争前の情勢悪化で台湾での栽培が難しくなった農家約50戸が種苗とともに石垣島へ集団移住し、缶詰会社「大同拓殖」を設立。1938年、この地で国産初のパイナップル缶詰約500ケースが製造・出荷された。パイナップル栽培は手間のかかる農業でもある。同じ株から収穫できるのは通常、最初に実る「一番果」と、そこから伸びる芽が結実する「二番果」の2回までで、その後は新しい子株を育てて栽培を続ける。酸性の赤土壌と高温多湿な気候が栽培条件に適した沖縄本島北部・石垣島・西表島などに産地が限られ、県内最大の産地である本島北部の東村では約180戸の農家が栽培を担う。台湾産・フィリピン産の輸入品との価格競争も厳しい中、沖縄の農家は品質向上とドライフルーツ・酵素ドリンク・焼き菓子など加工品開発による6次産業化で付加価値を高める取り組みを続けており、ゴーヤと並ぶ「沖縄を代表する食材」として定着している。

パイナップル沖縄南国フルーツ石垣島東村
8月1日の記念日一覧記念日一覧へ