8月24日は何の日?
6件の記念日があります
由来・理由
酒を愛したことで知られる歌人・若山牧水の誕生日(1885年〈明治18年〉8月24日)にちなむ。牧水は数多くの旅と酒の歌を残し、「酒仙の歌人」とも呼ばれた。
雑学・小話
若山牧水は、明治から大正にかけて活躍した歌人で、旅と自然、そして酒を愛したことで知られる。「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」など、澄んだ調べの歌でいまも親しまれている。 牧水は無類の酒好きだったと伝えられ、酒にまつわる歌も多く詠んだ。「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」は、その代表として知られる。酒を、にぎやかに酔うためではなく、静かに味わうものとしてうたった点に、彼ならではの感性がうかがえる。 愛酒の日は、そんな牧水の誕生日にちなんでいる。お酒を楽しむ人にとっては、量を競うのではなく、味わいや時間そのものを慈しむことの豊かさを思い出す日といえる。もちろん、飲みすぎには気をつけ、飲めない人や控えている人への心づかいも忘れずにいたい。
制定:ケンコーマヨネーズ株式会社(2016年)
由来・理由
ドレッシング製品を手がけるケンコーマヨネーズ株式会社が2016年5月11日に発表・制定し、一般社団法人日本記念日協会に登録認定された、同社にとって初めての記念日である。ドレッシングは野菜にかけて使うことが多いことから「8×3×1=24」の掛け算にちなむ説と、週めくりカレンダーで見ると8月31日の「野菜の日」の真上にあたる日であるという説の二つが由来とされる。
雑学・小話
ドレッシングは、野菜サラダなどにかけて味わう調味料で、油と酢、塩などを合わせて作られる。さっぱりとした酸味やコクが、生野菜のおいしさを引き立て、食べやすくしてくれる。種類も豊富で、好みに合わせて選ぶ楽しみがある。 この記念日の由来には二つの説明がある。一つは、ドレッシングを野菜に「かける」ことを掛け算に見立てた「8×3×1=24」というもの。もう一つは、カレンダー上で8月31日の「野菜の日」のちょうど真上にあたるのが24日である点だ。2016年8月25日には東京・中野の中野セントラルパークで、日本記念日協会による記念日登録証の授与式が行われた。 8月23日ごろから24日にかけては、二十四節気でいう「処暑」にあたり、暑さの峠を越えつつも残暑が続くとされる時期にあたる。こうした時期に食欲が落ちやすいことから、ドレッシングをかけたサラダで野菜をおいしく食べてほしいという思いが込められているとされる。2026年には制定から10周年を迎え、ケンコーマヨネーズは特設サイトをリニューアルするとともに、ドレッシングの利用実態に関するアンケート結果を発表した。家庭で常備するドレッシングの数は平均で約2.6種類だったという。
- 8月24日は「ドレッシングの日」ケンコーマヨネーズ初の記念日制定! - ケンコーマヨネーズPR事務局
- 8月24日は「ドレッシングの日」 - ケンコーマヨネーズ株式会社
- 祝!制定10周年「ドレッシングの日」特設サイトをリニューアル - フーズチャネル
制定:日本ルナ株式会社(2008年)
由来・理由
乳製品を手がける日本ルナ(1964年に関西ルナ株式会社として大阪市で創業、2001年に現社名へ変更)が、自社の「バニラヨーグルト」にちなんで2008年に制定。「バ(8)ニ(2)ラヨ(4)ーグルト」と読む語呂合わせが日付の由来とされる。商品は1993年に発売された。
雑学・小話
ヨーグルトは、牛乳を乳酸菌の力で発酵させて作る食品で、ほどよい酸味となめらかな口あたりが特徴だ。そこにバニラの甘い香りを合わせたバニラヨーグルトは、デザートのような味わいで、子どもから大人まで親しまれてきた。 2018年8月24〜26日には、バニラヨーグルト発売25周年と記念日制定10周年を記念し、東京・六本木のアマンドに期間限定カフェ「VANILLA YOGURT CAFE」がオープンしたと伝えられる。会場では1日300個限定でバニラヨーグルトフラッペが無料提供され、来場者は7種類のトッピングとフルーツソース2種類から好みの組み合わせを選べたほか、コラボメニューも販売されたという。 この記念日は、そんなバニラヨーグルトのおいしさを味わう日とされる。そのまま食べるだけでなく、果物やシリアルを添えたり、料理に使ったりと、楽しみ方はさまざまだ。手軽に取り入れられる一品として、食生活に彩りを添えてくれる。
バニラヨーグルトの日の単独ページを見る →制定:株式会社オーラルケア
由来・理由
口腔ケア用品を手がけるオーラルケアが制定。「は(8)ぶ(2)らし(4)」と読む語呂合わせが日付の由来とされる。歯と口の健康への関心を高めることが目的とされる。
雑学・小話
歯ブラシは、毎日の歯みがきに欠かせない、もっとも身近な道具のひとつだ。歯の表面やすき間にたまる汚れ(歯垢)を取り除き、むし歯や歯周病を防ぐうえで、大切な役割を果たしている。 効果的に磨くには、自分の歯や口に合った歯ブラシを選ぶことが大切だといわれる。毛のかたさや、ブラシの大きさにはさまざまな種類があり、力を入れすぎず、小きざみに動かすとよいとされる。また、毛先が開いてきた歯ブラシは、汚れを落とす力が落ちるため、定期的に取りかえることがすすめられている。 歯の健康は、食べることや話すことを支え、全身の健康ともつながりがあると考えられている。この記念日は、毎日使う歯ブラシをあらためて見直し、ていねいなケアの習慣について考えるきっかけといえる。
制定:日本パラスポーツ協会・日本パラリンピック委員会(2021年)
由来・理由
2021年8月24日に東京2020パラリンピックが開幕したことにちなみ、日本パラスポーツ協会と日本パラリンピック委員会が制定。パラリンピックやパラスポーツへの関心を高めることが目的とされる。
雑学・小話
パラリンピックは、障がいのある選手たちが世界の頂点をめざして競う、国際的なスポーツの祭典だ。2021年に開かれた東京大会は、新型コロナウイルスの影響で一年延期されたうえでの開催となり、多くの困難のなかで行われたと伝えられる。 パラスポーツでは、選手の障がいに応じて、ルールや用具にさまざまな工夫が凝らされている。競技用の車いすや義足、視覚に障がいのある選手を支える仕組みなど、人の可能性を引き出す技術と知恵が随所に生かされている。その姿は、見る人に多くの驚きと感動を与えてきた。 この記念日は、障がいの有無にかかわらず、だれもがスポーツを楽しめる社会をめざす思いとともにある。トップ選手の活躍に目を向けるだけでなく、身近なところで多様な人が共に過ごせる環境について考える、きっかけの一日といえる。
由来・理由
西暦79年8月24日(伝承される日付)、イタリア・ナポリ近郊のヴェスヴィオ火山が大噴火し、ふもとの都市ポンペイが火山灰などに埋もれたとされることにちなむ。この出来事を題材にした小説でも広く知られる。
雑学・小話
ポンペイは、古代ローマ時代に栄えた都市で、神殿や劇場、浴場、商店などが立ち並ぶにぎやかな町だったとされる。しかしヴェスヴィオ火山の大噴火により、町は短い時間のうちに火山灰や軽石に厚くおおわれ、人々の暮らしごと地中に閉じこめられてしまったと伝えられる。 長い年月を経て発掘が進むと、灰の下からは当時の建物や道、壁画、そして人々の暮らしの跡が、生々しいほどそのままの姿で現れた。火山灰が町を封じこめたことで、かえって古代の日常が鮮やかに保存されたのは、歴史の皮肉ともいえる。今では世界遺産として、多くの人が訪れる場所になっている。 なお、噴火の日付は古くから8月24日と伝えられてきたが、近年の研究では秋だった可能性も指摘されている。この記念日は、自然の脅威の大きさと、地中によみがえった古代都市の記憶に思いをはせる一日といえる。