7月5日の記念日
江戸切子の日
カテゴリ
文化・芸術制定:江戸切子協同組合
由来・理由
7と5で「なな(7)こ(5)=魚子(ななこ)」と読む語呂合わせにちなみ、江戸切子協同組合が制定し日本記念日協会に登録。江戸切子の代表的な文様「魚子(ななこ)」から着想を得た記念日。
雑学・小話
江戸切子は江戸後期(1834年ごろ)に江戸大伝馬町のビードロ屋・加賀屋久兵衛が金剛砂でガラスに彫刻を施したのが始まりとされる。「魚子(ななこ)」は細かい丸紋を魚の卵のように並べた文様で、江戸切子を代表するパターンのひとつ。光が当たると複雑に屈折し、水面のきらめきのような美しさを生み出す。2002年には東京都の伝統工芸品に、2014年には国の伝統的工芸品に指定され、海外でも高い評価を受けている。現在の産地は東京都墨田区・江東区周辺で、職人が一つひとつ手作業でカットする繊細な仕事。ウイスキーグラスや酒器に使われることが多く、贈り物としても人気が高い。
文化・芸術の記念日について
文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。
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