7月5日の記念日
穴子の日
カテゴリ
由来・理由
7と5で「な(7)ご(5)=穴子(あなご)」と読む語呂合わせにちなみ、ハンワフーズ株式会社が2018年に制定し日本記念日協会に登録。ウナギの蒲焼と並ぶ夏の魚・穴子の魅力を広める日。
雑学・小話
穴子(マアナゴ)はウナギ目アナゴ科の海水魚で、江戸前寿司や天ぷらの高級食材として知られる。ウナギが土用の丑の日で注目を浴びるのと同様に、穴子にも「穴子の日」が設けられた。脂が少なくさっぱりとした食感が特徴で、ウナギと比べてカロリーが低いため、ヘルシー志向の人にも人気が高まっているとされる。江戸前寿司では煮穴子が定番で、甘いタレと柔らかな身の組み合わせが好まれてきた。天ぷらにすると淡白な白身に衣のサクサク感が加わり、また異なるおいしさが楽しめる。旬は夏(6〜8月)と晩秋(11〜12月)の年2回あり、夏穴子は脂が乗り、冬穴子は味が引き締まるといわれる。近年は「土用の穴子」として夏に食べる習慣を根付かせようという取り組みも行われている。
食べ物・飲み物の記念日について
食にまつわる記念日は、日本でもっとも数が多いジャンルのひとつです。語呂合わせで日付が決められたもの(たとえば「11(いい)」や「29(にく)」など)、旬の食材が出回る季節に合わせたもの、業界団体が消費拡大を願って制定したものなど、その成り立ちはさまざまです。背景には、その食材や料理がたどってきた歴史、産地の人々の思い、そして食文化を次の世代へ伝えたいという願いが込められています。記念日をきっかけにいつもの食卓を少し見直してみると、何気なく口にしているものの奥深さに気づくはずです。旬を意識して食材を選ぶことは、月のリズムに合わせた暮らしと同じように、自然の巡りと自分の体を結び直す小さな実践でもあります。