8月5日の記念日
発酵の日
カテゴリ
由来・理由
「はっ(8)こう(5)」の語呂合わせにちなみ、マルコメ株式会社が2012年(平成24年)に制定。味噌をはじめとする発酵食品の健康効果と文化的価値を広く伝えることを目的としている。
雑学・小話
発酵とは微生物(細菌・酵母・カビなど)の働きによって食品の成分が変化するプロセスで、味噌・醤油・酒・酢・漬物・チーズ・ヨーグルトなど世界中の食文化に欠かせない技術だ。日本は「発酵大国」とも呼ばれ、温暖湿潤な気候が多様な発酵文化の発展を支えてきた。 日本の発酵食品の代表格・味噌の歴史は古く、奈良時代(8世紀)には「未醤(みしょう)」として記録が残っている。原料の大豆と麹・塩を合わせて長期熟成させる製造工程は基本的に変わらず、地域ごとに白味噌・赤味噌・麦味噌など多彩なバリエーションが生まれた。制定者のマルコメは1854年(嘉永7年)創業の老舗味噌メーカーで、長野県を本拠地とする。 近年の研究では発酵食品に含まれる乳酸菌・麹菌が腸内環境を整え、免疫機能や精神的健康(腸脳相関)にも寄与することが明らかになっている。甘酒・塩麹・ぬか漬けなどの伝統食品が健康志向の若い世代にも再評価され、日本の発酵食文化は「WASHOKU」とともに世界からも注目を集める和食の重要な柱となっている。
体と向き合う記念日
健康・医療の記念日は、医学の歴史や社会的な啓発活動の積み重ねの中で制定されてきました。関連する数字の語呂合わせで日付が決まっているものも多く、覚えやすさを通じて多くの人に届くよう工夫されています。健康は失って初めてその大切さに気づくことが多いものですが、記念日はそうなる前に立ち止まる機会を与えてくれます。月のリズムに耳を澄ませるように、自分自身の体調の波にも意識を向けてみると、無理のない暮らし方が見えてくるかもしれません。