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85日の記念日

発酵の日

カテゴリ

健康・医療制定:マルコメ株式会社(2012年)

由来・理由

「はっ(8)こう(5)」の語呂合わせにちなみ、長野県長野市に本社を置く味噌メーカー、マルコメ株式会社が2012年に日本記念日協会へ申請し制定した。味噌や糀甘酒など発酵食品の魅力を子どもたちや多くの人に知ってもらいたいとの思いから、夏休みの時期にこの日を記念日にしたと説明されている。

雑学・小話

発酵とは、微生物(細菌・酵母・カビなど)の働きで食品の成分が変化する現象で、みそ・しょうゆ・酒・酢・漬物など日本の食文化に欠かせない技術である。農林水産省によれば日本の発酵の特徴は米麹を中心に用いる点にあり、麹菌がタンパク質を分解して生じる「ペプチド」には血圧を下げる働きがあることが研究でわかり、特定保健用食品にも利用されている。 みその前身とされる「未醤(みしょう)」は、奈良時代の地方収支報告書「正税帳」に租税品目として記録が残る。天平2年(730年)ごろ、複数の国の正税帳に「醤」「未醤」の名があることから、奈良時代には各地で原型となる調味料がつくられ、租税として納められていたと考えられている。制定者のマルコメ株式会社は、1854年(安政元年)に長野市で味噌・醤油醸造業として創業した老舗で、1948年の法人化を経て1990年に現在のマルコメ株式会社へ社名を変えた。2009年3月には業界に先駆けて液状タイプの「液みそ」を発売している。 発酵食品の健康面の研究も進んでいる。農林水産省の記事では、腸内の免疫細胞を刺激するのは生きた乳酸菌だけでなく、乳酸菌の死骸も影響することが研究で明らかになったと紹介されている。日本食品科学工学会誌の研究では、通常程度のみそ汁摂取が食後血糖値の上昇抑制に一定の影響を及ぼす可能性が示唆された。腸内細菌と脳が相互に影響し合う「腸脳相関」も研究が進む分野で、発酵食品摂取が精神的健康に与える具体的な効果は今後の研究課題とされる。

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