8月12日の記念日
アルプスの少女ハイジの日
カテゴリ
由来・理由
「ハ(8)イ(1)ジ(2)」の語呂合わせにちなみ、『アルプスの少女ハイジ』の著作権管理などを手がける株式会社サンクリエートが2010年(平成22年)に制定し、日本記念日協会に認定・登録された。
雑学・小話
『アルプスの少女ハイジ』は、スイスの作家ヨハンナ・シュピリが1880〜1881年に発表した児童文学を原作とする物語だ。スイスの雄大なアルプスを舞台に、孤児の少女ハイジが祖父のアルムおんじや友だちのペーター、車いすの少女クララらと触れ合いながら、のびやかに成長していく姿が描かれる。 日本では1974年に放送されたテレビアニメによって広く親しまれるようになった。澄んだ空気と山並み、草原を駆けるハイジ、ブランコの場面など、印象的な情景は世代を超えて多くの人の記憶に残っている。自然のなかで暮らすことの豊かさや、家族・友情の温かさを描く物語は、今も色あせない。 ハイジの物語は、歩くことのできなかった少女クララが、アルプスの自然のなかで少しずつ健康を取り戻していく姿などを通して、人と自然との結びつきの大切さを伝えている。アルプスの風景への憧れをかきたて、スイスを身近に感じさせてくれる作品として、世界中で愛され続けている。
文化・芸術の記念日について
文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。