10月17日の記念日
神嘗祭
カテゴリ
文化・芸術
由来・理由
その年に収穫された新穀を天照大御神に捧げ、実りへの感謝を捧げる伊勢神宮で最も重要とされる神事の一つ。宮中でも古くから重んじられ、戦前は「神嘗祭」として休日に定められていた。
雑学・小話
神嘗祭は、伊勢神宮の年間祭事の中でも特に重要な祭りの一つとされ、その年最初に収穫された稲穂などが供えられるという。かつては新暦導入前、旧暦9月17日に行われていたが、明治以降は10月17日に固定されたとされる。戦前の日本では神嘗祭の当日が休日として定められていたが、戦後の祝日法制定に伴い休日ではなくなったという。もっとも、収穫に感謝するという神嘗祭の精神は、翌月に行われる新嘗祭、そして後の「勤労感謝の日」(11月23日)にも通じているとされる。伊勢神宮では今も、皇室から勅使が遣わされる特に格式高い祭祀として執り行われているという。稲作を中心とした農耕文化と、皇室の祭祀が深く結びついてきた歴史を伝える行事といえる。
芸術と出会う記念日
文化・芸術に関する記念日は、歴史の中で生まれた名作や、それにまつわる出来事を今に伝える役割を担っています。芸術施設の開館日や、著名な作品の発表日にちなむものも多く、日付そのものが小さな物語になっています。忙しい日常の中では見過ごされがちな芸術との出会いも、記念日という区切りがあることで意識のスイッチが入ります。月の満ち欠けを愛でる感性と、芸術を味わう感性はどこか似ていて、どちらも日々の暮らしに静かな彩りを添えてくれます。
神嘗祭伊勢神宮新穀宮中祭祀収穫