5月31日の記念日
菜の日
カテゴリ
由来・理由
「さ(3)い(1)=菜」と読む語呂合わせから、野菜と果物の摂取促進を目的とする一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会が毎月31日を「菜の日」として制定し、2016年3月31日に日本記念日協会の認定を受けた。毎月末を「体の決算日」と位置づけ、1日5皿(350g以上)の野菜と200gの果物を食べるよう呼びかける啓発デーである。
雑学・小話
「5 A DAY(ファイブ・ア・デイ)」とは、1日に5皿分の野菜・果物を食べることを推奨する食育運動で、米国立がん研究所(NCI)などが1991年に全米展開を始め、世界各国に広まった。日本では2002年7月に発足し2007年に一般社団法人化した「ファイブ・ア・デイ協会」が、行政や生産者・流通・企業と連携しながら「野菜350g・果物200g」の目標を掲げて普及活動を続けている。しかし現実の摂取量は目標に遠い。厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、2026年1月に公表された令和6年(2024年)調査で20歳以上の野菜摂取量の平均値は258.7g(男性268.6g、女性250.3g)にとどまり、目標の350gを91.3g下回った。令和4年調査の270.3gから令和5年調査で256.0gへ落ち込んだあと、令和6年調査でもほぼ同水準で、野菜不足はここ数年改善していない。野菜不足は生活習慣病や肥満、免疫力低下との関連が指摘され、公衆衛生上の課題とされる。「菜の日」は毎月31日に設定されているため、31日がない月(2月・4月・6月・9月・11月)は対象外となるが、それが逆に「今月最後のチャンス」という意識を高める仕掛けになっているともいえる。スーパーの野菜コーナーの充実や学校給食での食育連携など、毎月の終わりに野菜のことを考えるきっかけとして活用されている。
出典
- 「菜の日」について - 一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会
- 令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要 - 厚生労働省
- 令和6年「国民健康・栄養調査」栄養、身体活動、睡眠、飲酒、喫煙の状況 - スポーツ栄養Web
情報更新日:2026-09-13