✦ ツキヨミ ✦

5月31日の記念日

車窓サイネージの日

カテゴリ

企業・業界制定:株式会社ニューステクノロジー(2022年)

由来・理由

タクシーの車窓ガラスに映像広告を投影する国内初のサービス「THE TOKYO MOBILITY GALLERY Canvas」を展開する株式会社ニューステクノロジーが、サービス開始日である2021年(令和3年)5月31日にちなんで制定。移動する広告メディアの普及と認知拡大を目的とし、2022年(令和4年)に一般社団法人日本記念日協会が認定した。

雑学・小話

サイネージ(signage)とは看板や標識を意味し、デジタルサイネージはディスプレイやプロジェクターを使った電子看板を指す。従来の屋外広告(ポスター・ビルボード)と異なり映像や時間帯別コンテンツの切り替えが可能なことから、都市部での広告媒体として急速に普及した。 車窓サイネージはその発展形で、タクシーの窓ガラスにプロジェクターで映像を投影し、街を走りながら沿道の通行人や後続車に向けて広告を発信する仕組みだ。技術面ではガラスメーカーAGCが開発した透明スクリーン「グラシーン」が採用されており、特殊なスクリーンフィルムを2枚のガラスで挟み込んだ合わせガラス構造により、映像を映さないときは通常の透明な窓ガラスとして機能し、投影時のみくっきりとした広告映像が浮かび上がる。従来のタクシー車内広告と異なり、外を歩く人々にも情報が届く点が特徴で、都市型アウトドアメディアとして注目されている。 サービスを展開する株式会社ニューステクノロジーは2014年10月設立、PR会社大手のベクトルグループの一員で、代表取締役の三浦純揮氏が指揮を執る。2021年5月31日のサービス開始時点で都内タクシー2社の車両計100台に導入され、翌年までに3,000台規模への拡大を計画していた。タクシー向けのほかヘアサロン・喫煙所・モビリティなど場所に特化した各種サイネージ事業も展開しており、「移動する美術館」として芸術作品を展示する社会実験も実施されている。あらゆる面が情報発信媒体になるというデジタル化の流れを体現した、現代的な記念日といえる。

サイネージデジタル広告タクシー企業都市メディアAGCニューステクノロジー
5月31日の記念日一覧記念日一覧へ