7月6日の記念日
ピアノの日
カテゴリ
文化・芸術
由来・理由
1823年7月6日(文政6年)、出島のオランダ商館医として来日したドイツ人医師シーボルトが日本に初めてピアノを持ち込んだことに由来。
雑学・小話
シーボルトが持ち込んだのはスクエアピアノと呼ばれる初期型で、萩藩の豪商・熊谷五右衛門義比に贈られ「オランダの琴」として家に伝わった。現在は山口県萩市の熊谷美術館に所蔵される日本最古のピアノとして知られる。シーボルトは長崎郊外に「鳴滝塾」を開き、全国から集まった医師たちに西洋医学や自然科学を教えた人物でもある。植物・地図・風俗など膨大な日本情報を欧州に紹介したが、1828年の「シーボルト事件」(禁制品の国外持ち出しが発覚)で国外追放となった。それでもその知的遺産は日蘭交流の礎として高く評価されており、現在も長崎には「シーボルト記念館」が残る。
文化・芸術の記念日について
文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。
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