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76日の記念日

サラダ記念日

カテゴリ

文化・芸術

由来・理由

1987年5月に歌人・俵万智が発表した歌集『サラダ記念日』の表題歌「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」に由来。歌集は280万部超のベストセラーとなり、7月6日が「サラダ記念日」として広く定着した。

雑学・小話

歌の背景にあるのは、ボーイフレンドとの野球観戦弁当にカレー味の唐揚げを作ったら褒められたという実体験。「サラダ」への変更は「唐揚げより副菜のほうが記念日にふさわしい」という作者の発想によるもので、「七月」と「サラダ」が同じS音で始まる頭韻も意識された。日付はあえて七夕(7/7)の前日を選んだ。歌集は1987年のベストセラー1位となり、口語を大胆に取り込んだ表現が短歌の伝統的イメージを覆して社会現象を巻き起こした。新語・流行語大賞の表現賞も受賞し、「記念日」という言葉を日常語として定着させた功績も大きい。発売から35年以上が経った現在も版を重ね続けている。

文化・芸術の記念日について

文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。

サラダ記念日俵万智短歌歌集口語短歌文学1980年代
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