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7月31日の記念日

菜の日

カテゴリ

食べ物・飲み物制定:一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会(2016年)

由来・理由

「3(さ)と1(い)」で「菜」と読む語呂合わせに由来し、31日がある月(1月・3月・5月・7月・8月・10月・12月)の月末を「菜の日」とする記念日である。1日に野菜を5皿分(350g以上)、果物を200g食べることを推奨する「ファイブ・ア・デイ」運動を広める啓発の一環として、一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会が2016年に制定した。同協会自体は2002年7月に発足し、2007年に一般社団法人へ改組した団体である。

雑学・小話

「ファイブ・ア・デイ(5 A Day)」とは、1日に5サービング以上の野菜・果物を食べることを推奨する食育運動で、1991年にアメリカのNCI(国立がん研究所)とPBH(農産物健康推進基金)が協力して始めたキャンペーンを原型とする。科学的研究で野菜・果物の摂取ががんや心疾患・脳卒中のリスクを低下させることが示されたことを背景に、現在は30か国以上へ広がり、WHO(世界保健機関)も運動の推進に加わっている。目標とするサービング数は国によって異なり、フランスは1日10サービング、スペインは7サービング、デンマークは6サービングを推奨するなど、各国の食文化に応じた基準が設定されている。 日本では2002年7月に一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会(農林水産省・厚生労働省の後援)が発足し、カゴメ・イオン・コープなど流通・食品メーカーと連携しながら普及啓発を行っている。厚生労働省の「健康日本21」は成人1日あたりの野菜摂取目標量を350g以上としているが、令和5年(2023年)の国民健康・栄養調査によれば実際の平均摂取量は256.0g(男性262.2g、女性250.6g)にとどまり、この10年で男性は有意に減少している。目標の350g以上を摂取できている成人はおよそ3割に過ぎず、特に20〜40歳代は全世代の中で最も摂取量が少ない層とされる。国際的に見ても、日本の野菜供給量は1人1日あたり290g程度と世界平均(225g程度)は上回るものの、中国(766g程度)や韓国(584g程度)と比べると半分以下の水準にとどまる。 毎月31日に行われる「菜の日」キャンペーンでは、スーパーやコンビニが野菜・果物の特売や試食コーナーを設置し、健康的な食生活への意識向上を図る。「31(さい)」の語呂合わせはシンプルながら記憶に残りやすく、野菜不足が課題となる現代人への食育メッセージとして機能している。

野菜ファイブ・ア・デイ食育健康国民健康・栄養調査国際比較
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