7月31日の記念日
ビーチの日
カテゴリ
由来・理由
「な(7)み(3)がい(1)い」(波がいい)の語呂合わせに加え、7月第3月曜日の「海の日」と8月11日の「山の日」のちょうど中間日にあたることも踏まえ、特定非営利活動法人日本ビーチ文化振興協会(法人設立:2004年8月13日)が2017年に制定した。海水浴やビーチスポーツを楽しむ日として、一般社団法人日本記念日協会に登録されている。夏本番を迎えるこの時期に、ビーチ文化の普及と海辺の通年活用を促進することを目的とする。
雑学・小話
日本の海水浴文化は明治時代に始まり、1885年(明治18年)、初代陸軍軍医総監を務めた松本良順(通称・松本順)が神奈川県大磯海岸に海水浴場を開いたのが最初とされる。当初は療養・鍛錬の場だったが、大正・昭和と時代が進むにつれてレジャーとして定着し、高度経済成長期には「夏といえばビーチ」の文化が全国に広まった。 ビーチの日は、こうした海辺の文化をより広く・長く楽しんでもらおうという趣旨で制定された。ビーチバレー・サンドボードなどのビーチスポーツや、海岸清掃・環境保全の啓発活動とも結びついている。国土交通省の海岸統計(平成28年度版)によれば、日本の海岸線の総延長は約3万5000kmにおよぶ。 しかし近年、海水浴場そのものが減少傾向にある。日本観光振興協会の調査によると、国内の海水浴場は1993年の1,379か所から2024年には969か所まで減り、この30年間でおよそ3割が姿を消したとされる。海水浴客数の減少はさらに顕著で、日本生産性本部「レジャー白書」によれば、ピークだった1985年の約3,790万人から2024年には約440万人にまで落ち込み、約9割減となったという。背景にはレジャーの多様化や紫外線への健康意識の高まりなどがあるとされる。こうした状況を踏まえ、ビーチの日はオールシーズンでビーチを活用する「通年ビーチ文化」の普及を通じ、海辺のにぎわいを取り戻すことを目標としている。
出典
- ビーチの日(7月31日) - 一般社団法人日本記念日協会
- 731ビーチデー - NPO法人日本ビーチ文化振興協会
- 大磯海水浴場 - Wikipedia
- なぜ海水浴場が消えている? 30年で3割減 - JBpress
情報更新日:2026-09-09
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