6月24日の記念日
空飛ぶ円盤記念日
カテゴリ
文化・芸術
由来・理由
1947年6月24日、アメリカの実業家ケネス・アーノルドがワシントン州レーニア山付近を自家用機で飛行中、高速で急降下・急上昇を繰り返す9機の未確認飛行物体を目撃した。「水面を跳ねる石のように滑空する」という表現が「空飛ぶ円盤(flying saucer)」という言葉を生み、米空軍はのちにこれをUFO(未確認飛行物体)と命名した。
雑学・小話
この目撃報告はAP通信を通じて全米に広まり、わずか数週間のうちに類似の目撃報告が相次いで「空飛ぶ円盤ブーム」に火が付いた。米空軍はUFO目撃事例を組織的に調査するため「プロジェクト・サイン」「プロジェクト・グラッジ」「プロジェクト・ブルーブック」を次々と立ち上げ、1969年まで約12,000件の報告を調査した。日本でも昭和30〜40年代にSFブームと相まってUFO・宇宙人文化が根付き、松本零士の漫画や特撮作品など独自のサブカルチャーとして発展した。2020年代に入るとNASAが「UAP(未確認航空現象)」調査委員会を設置し、アメリカ議会でもUAP情報の公開を求める法整備が進むなど、かつての「オカルト」から科学的・安全保障的な課題として公式に扱われるようになっている。ひとりの目撃者の証言が国家安全保障政策にまで影響を与え続けているというのは、まさに歴史の奇妙な連鎖だ。
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