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84日の記念日

ビヤホールの日

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文化・芸術制定:サッポロライオン株式会社(1999年)

由来・理由

1899年(明治32年)8月4日、東京・銀座に日本初のビアホール「恵比壽ビヤホール」が開業したことを記念して、サッポロライオン株式会社が創業100周年にあたる1999年(平成11年)に制定した。

雑学・小話

恵比壽ビヤホールは、日本麦酒醸造会社(現・サッポロビール)が東京・銀座6丁目に開いた日本初のビアホールで、開業当日は大勢の客が押し寄せるほどの盛況だったとされる。当時の日本ではビールはまだ高価な輸入品が主流だったが、国産ビールを手頃な値段で楽しめる場として庶民にも喜ばれた。 開業した1899年(明治32年)は、日本の近代工業化が加速する時代。ビールは文明開化の象徴的な飲み物として上流・中流層から広まり、ビヤホールはその普及を大衆化した場として機能した。ビール大ジョッキ1杯が当時の食事代1食分に相当したという記録もあり、庶民にとっての特別な贅沢だった。 恵比壽ビヤホールの後身にあたる「銀座ライオン」は現在も営業を続けており、1934年(昭和9年)竣工のオリジナルを維持している。館内に描かれた麦の穂やホップのモザイク壁画は国の登録有形文化財に指定されており、ビヤホール文化の生きた遺産として愛されている。日本のビヤホール文化はその後全国に広まり、夏の風物詩として定着した。

芸術と出会う記念日

文化・芸術に関する記念日は、歴史の中で生まれた名作や、それにまつわる出来事を今に伝える役割を担っています。芸術施設の開館日や、著名な作品の発表日にちなむものも多く、日付そのものが小さな物語になっています。忙しい日常の中では見過ごされがちな芸術との出会いも、記念日という区切りがあることで意識のスイッチが入ります。月の満ち欠けを愛でる感性と、芸術を味わう感性はどこか似ていて、どちらも日々の暮らしに静かな彩りを添えてくれます。

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