7月17日は何の日?
4件の記念日があります
由来・理由
1868年(慶応4年)旧暦7月17日、明治天皇が詔勅を発し「江戸」を「東京」と改称した日に由来する。「東京」とは「東の京(みやこ)」の意味で、首都・京都に対して東方の都として位置づけた名称。詔勅では江戸を東国第一の要地と記し、天皇自らが政を見る都とする旨が宣言された。
雑学・小話
江戸から東京への改称は、日本の歴史上最大の転換点のひとつだ。明治政府は維新の拠点となった京都から江戸へ政治の中心を移すにあたり、まず地名を変えることで新時代の到来を宣言した。 改称当初、「東京」は「とうきょう」ではなく「とうけい」とも読まれていた。また「東京」が正式に首都と定められたわけではなく、明治天皇の東京行幸(1869年)を経て事実上の遷都が成立したとされる。京都が首都でなくなるという明確な宣言は、実は一度もなされていない。 行政区分としての名称も変遷をたどった。1868年に「東京府」、1889年に府内に「東京市」が発足、そして1943年(昭和18年)に府と市が廃止されて現在の「東京都」が誕生した。 その後160年あまりで東京の人口は都区部だけで約1,000万人を超え、首都圏全体では3,500万人超を擁するメガシティに成長した。かつて「江戸」と呼ばれた城下町が世界屈指の大都市へと変貌を遂げた原点が、1868年旧暦7月17日の詔勅にある。
東京の日の単独ページを見る →由来・理由
1841年7月17日、イギリスで絵入り風刺週刊誌『パンチ(Punch, or the London Charivari)』が創刊されたことに由来する。Punch誌は社会・政治をユーモラスに批評する絵で知られ、1992年に廃刊されるまで151年間刊行された。
雑学・小話
7月17日の「漫画の日」は、1841年のイギリスの風刺誌『パンチ』創刊を起源とする。その理由はPunch誌が日本に伝わった経路にある。 英国人画家チャールズ・ワーグマンは1861年に来日し、Punch誌をモデルにした英文風刺誌『ジャパン・パンチ』を1862年に創刊した。日本人はこの誌の絵をなまって「ポンチ絵」と呼ぶようになり、やがて滑稽な絵や図解全般を指す言葉として定着した。「ポンチ絵」は現在でも「わかりにくい概念を図解したもの」という意味で使われる。 ただし「漫画」という言葉自体は江戸時代から存在した。葛飾北斎が1814年から刊行した絵手本シリーズ『北斎漫画』がその語源のひとつとされており、「漫画」は「気ままに描いた絵」を意味する漢語だった。 「漫画の日」は年に3回あり、2月9日は手塚治虫の命日(1989年)を、11月3日は文化の日と手塚の誕生日を記念している。7月17日のPunch誌創刊起源の記念日は、世界の漫画文化の出発点に思いを馳せる日といえる。
制定:喜多方市(2023年)
由来・理由
「喜多方ラーメン」の「喜」の字は草書体で「㐂(七十七)」と書くことができ、7月17日(7=七、17=十七)と読めることから制定。「喜寿(77歳)」にもあやかり、喜多方市が2023年(令和5年)に制定し日本記念日協会に認定された。
雑学・小話
喜多方ラーメンの歴史は約100年前に遡る。昭和初期、中国から渡来した麺料理が福島県喜多方市で独自の進化を遂げ、平打ちの熟成多加水麺と醤油ベースのスープを組み合わせた「喜多方ラーメン」が生まれた。 喜多方市は人口約4万人の小さな市だが、ラーメン店の密度は全国屈指といわれ「ラーメンのまち」として有名だ。朝からラーメンを食べる「朝ラー」文化が根付いており、地元住民にとってラーメンは日常食そのものだ。 札幌ラーメン(味噌)・博多ラーメン(豚骨)と並んで「日本三大ラーメン」に数えられる喜多方ラーメンは、醤油ベースの出汁に加水率の高い太い縮れ麺が特徴。モチモチとした食感と、豚骨・煮干しなどで丁寧にとった透き通るスープが魅力だ。 近年は全国的な知名度に比べて店舗数が減少傾向にあるという課題があり、喜多方市はラーメン課を設置して地域ブランドの発信に力を入れている。「喜多方ラーメンの日」もその一環として、「喜」という字に込められた喜びとともに全国へPRする日として制定された。
喜多方ラーメンの日の単独ページを見る →制定:公益社団法人日本理学療法士協会(2012年)
由来・理由
1966年(昭和41年)7月17日、第1回理学療法士国家試験に合格した110名が集まり、日本理学療法士協会を結成した日に由来する。公益社団法人日本理学療法士協会が制定し、2012年(平成24年)に日本記念日協会に登録された。
雑学・小話
理学療法(Physical Therapy)は、運動療法や物理療法(電気・温熱・水治療法など)を用いて身体機能の回復・維持・向上を図るリハビリテーションの一分野だ。病気や怪我・手術後などで動けなくなった人が「また歩ける」ようになるための治療を担う。 1965年(昭和40年)に「理学療法士及び作業療法士法」が公布され、理学療法士が国家資格として制度化された。翌1966年に実施された第1回国家試験の合格者が主体となり、同年7月17日に日本理学療法士協会が結成された。発足時の会員数はわずか110名だったが、現在は約16万人以上の大きな職能団体に成長している。 理学療法士が対象とする疾患は幅広い。脳卒中後の麻痺、骨折後のリハビリ、スポーツ傷害、腰痛・膝痛などの整形外科疾患から、心疾患・肺疾患の呼吸・循環リハビリまで多岐にわたる。高齢化が進む日本において、転倒予防や介護予防を担う理学療法士の役割はますます重要になっている。 毎年7月前後の1週間を「理学療法週間」とし、全国各地で市民向けの健康相談・体験イベントが開催される。
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